
フィリピン留学について調べていると、「授業がきつい」「英語が分からなくてつらい」「途中で帰りたくなった」といった体験談を目にすることがあります。
せっかく時間と費用をかけて留学するからこそ、自分も同じような状態にならないか不安になる方は少なくありません。
フィリピン留学がきついかどうかは、授業数、学校の校風、滞在する部屋、食事、周辺環境、現地のサポート体制によって変わります。また、同じ学校に通っていても、英語力や性格、海外生活の経験によって感じ方は異なります。
ただし、どのような時期に何が負担になりやすいのかを出発前に知っておけば、学校選びや現地での対応によって負担を減らすことができます。
この記事では、フィリピン留学専門エージェントのファーストイングリッシュが、出発前、到着後3日間、留学1週目、2週目以降、1カ月後に感じやすい壁と、留学中にできる具体的な乗り越え方をご紹介します。
Contents
フィリピン留学は本当にきつい?最初に知っておきたいこと

フィリピン留学は、すべての人にとってきつい留学ではありません。しかし、日本での生活とは異なる環境の中で、毎日複数の英語授業を受けるため、慣れるまでは疲れを感じることがあります。
特に負担になりやすいのは、1日6コマ以上の授業に加えて、予習や復習、宿題にも取り組む生活です。マンツーマン授業では、講師の話を聞くだけではなく、自分から英語を話し続ける必要があります。日本語で受ける授業よりも、聞く・考える・話すを繰り返すため、初日は楽しくても数日後に疲れが出ることがあります。
また、学校の食事が口に合わない、相部屋で一人になれない、水回りの使い方が日本と違うなど、勉強以外のことが負担になるケースもあります。
フィリピン留学をきついと感じる理由は、本人の英語力や努力だけではありません。授業数や学校の規則、部屋、食事、立地が自分に合っていないことで、必要以上に疲れてしまう場合もあります。
英語ができないことが不安な方は、出発前に英語ができない初心者でもフィリピン留学は大丈夫なのかを解説したページもご確認ください。
フィリピン留学で特にきついと感じやすい時期

フィリピン留学では、留学期間を通して同じ負担が続くわけではありません。出発前、到着直後、授業が始まった後では、きついと感じる理由が変わります。
どの時期に何が起こりやすいのかを知っておくと、「自分だけが留学に向いていない」と思い込まずに対応できます。
出発前は不安が大きくなりやすい
出発日が近づくと、「英語が通じなかったらどうしよう」「寮生活になじめるだろうか」「体調を崩したらどうすればよいのか」といった不安が大きくなることがあります。
留学前は現地の様子を自分の目で確認できないため、口コミやSNSで見た一部の体験談が強く印象に残りやすい時期です。悪い口コミを続けて読むうちに、まだ起きていないことまで心配になってしまう方もいます。
出発前の不安を減らすには、学校の授業時間、食事、部屋、門限、日本人スタッフ、体調不良時の受診方法など、自分が気になる点を事前に確認することが大切です。
学校名だけで決めるのではなく、自分が何に不安を感じやすいのかを留学エージェントへ伝えることで、自分に合う学校を選びやすくなります。
到着後3日間は生活環境の違いに戸惑いやすい
フィリピンへ到着した直後は、空港から学校への移動、入寮、学校説明、レベルテスト、両替、買い物など、初めて経験することが続きます。
長時間の移動や寝不足が重なると、授業が始まる前から疲れてしまうこともあります。さらに、気温や湿度、水回り、食事、交通量、周囲の音など、日本との違いを一度に感じるため、気持ちが落ち着かない方もいます。
到着後3日間は、英語力を一気に伸ばすことよりも、睡眠を取り、食事を確保し、学校内の場所や一日の流れを覚えることを優先してください。
初日から放課後まで予定を詰め込むと疲れが残りやすいため、必要な買い物を済ませた後は、翌日の授業に備えて休むことも必要です。
留学1週目は授業と英語による疲れが出やすい
留学1週目は、マンツーマン授業やグループ授業が本格的に始まります。授業中は講師の英語を聞き、質問の意味を考え、自分の答えを英語にして伝えなければなりません。
日本語で授業を受けるよりも集中力を使うため、夕方になると頭が働かなくなったり、授業後に何もしたくなくなったりすることがあります。
特に英語初心者は、簡単な質問でも意味を理解するまでに時間がかかります。答えが分かっていても英語が出てこず、「自分は授業についていけていない」と感じる場合もあります。
最初の1週間は、すべての授業を完全に理解する必要はありません。講師の話す速さや授業の進め方に慣れ、分からないときに聞き返せるようになれば、最初の1週間としては十分です。
2週目以降は慣れる人と疲れが残る人に分かれる
2週目に入ると、学校での一日の流れが分かり、講師の英語にも少しずつ慣れてきます。友人ができ、食事や買い物の方法も分かることで、生活にも少しずつ余裕が出てきます。
一方で、1週目の疲れを抱えたまま授業、宿題、自習を続けると、2週目以降に集中力が落ちることがあります。
睡眠時間を削って勉強している、毎回の授業で緊張している、食事を十分に取れていない、相部屋で休めないといった状態が続いている場合は、慣れるまで我慢するのではなく、学校スタッフへ相談するタイミングです。
授業数、講師、コース、部屋などを変更できる学校もあります。変更できる内容や期限は学校によって異なるため、早めに確認してください。
留学1カ月後はモチベーションが下がることもある
1カ月を超える留学では、生活に慣れた後にモチベーションが下がることがあります。
留学当初は毎日が新鮮でも、同じ時間割が続くと変化を感じにくくなります。また、英語力は毎日目に見えて伸びるものではないため、「これだけ勉強しているのに変わっていない」と感じることもあります。
この時期は、留学前に決めた大きな目標だけを見るのではなく、以前より長く話せた、聞き返す回数が減った、外出先で自分から注文できたなど、実際にできるようになったことを確認してください。
授業内容に慣れすぎている場合は、教材や講師、学習テーマを変更すると、学習に変化をつけられる場合があります。
フィリピン留学がきついと感じる具体的な理由

フィリピン留学で感じるきつさは、英語の勉強だけが原因ではありません。授業、寮生活、食事、体調、人間関係、安全面など、複数の負担が重なることでつらくなるケースがあります。
マンツーマン授業が多く頭と体が疲れる
マンツーマン授業では、講師の説明を受け身で聞くだけの時間は少なく、会話への参加が求められます。講師から質問を受け、自分の考えを伝え、間違いを直しながら会話を続けます。
1コマごとに講師や教科が変わる学校では、授業の進め方や話し方の違いにも対応しなければなりません。午前から夕方まで授業が続いた後に、宿題や復習が残ることもあります。
授業数が多いほど必ず英語力が伸びるとは限りません。授業を受けるだけで精いっぱいになり、復習や睡眠の時間が取れない場合は、自分にとって授業数が多すぎる可能性があります。
英語が聞き取れず自信を失ってしまう
留学初期は、講師が簡単な英語を使っていても、発音や話す速さに慣れていないことで聞き取れない場合があります。
質問が分からないまま何度も聞き返したり、自分の言いたいことを伝えられなかったりすると、「英語ができない自分」を強く意識してしまいます。
しかし、聞き取れないことと授業についていけないことは同じではありません。講師へゆっくり話してもらう、例文を書いてもらう、分からない単語を別の言葉で説明してもらうことで、内容を理解しやすくなります。
マンツーマン授業は、分かったふりをせず、その場で確認できることが大きな特徴です。聞き返すことも英語を使う経験の一つです。
相部屋では一人になれる時間が少ない
相部屋は、一人部屋よりも留学費用を抑えやすく、他の留学生と交流しやすい点が魅力です。
その一方で、起床時間、就寝時間、エアコンの温度、照明、音、シャワーを使う時間、部屋の使い方がルームメイトと合わないことがあります。
授業中に英語を使い続けた後も部屋で周囲に気を使う状態が続くと、一人で休む時間を確保しにくくなります。
相部屋を検討している方は、費用だけで決めず、自分が他の人と同じ部屋で眠れるか、生活音があっても休めるかを考える必要があります。部屋ごとの違いは、フィリピン留学のお部屋タイプ別メリット・デメリットで詳しく紹介しています。
食事や水回りなど日本との生活環境の違いがある
語学学校の食事は学校によって大きく異なります。日本食が多い学校もあれば、フィリピン料理や韓国料理を中心に提供する学校もあります。
味付け、辛さ、油の量、品数が自分に合わないと、毎日の食事が負担になることがあります。食べられるものが少ない状態が続けば、体力や集中力にも影響します。
また、シャワーの水圧や温度、トイレットペーパーの扱い、停電や断水への対応など、日本と異なる点もあります。
日本とまったく同じ設備を求めることは難しいものの、学校の施設写真、食事内容、寮の築年数、清掃の頻度を確認することで、現地へ行ってから「想像と違った」と戸惑う場面を減らせます。
暑さや睡眠不足によって体調を崩しやすい
フィリピンでは、屋外の暑さと室内の冷房による温度差で体調を崩すことがあります。慣れない寝具や周囲の音によって眠れない方もいます。
睡眠不足のまま英語授業を受け続けると、講師の英語が聞き取りにくくなり、普段なら答えられる質問にも反応できなくなります。その結果、英語力が下がったように感じ、さらに自信を失うことがあります。
発熱、腹痛、下痢、嘔吐などがある場合は、勉強よりも休養と受診を優先してください。体調不良への備えについては、フィリピン留学で注意したい病気・体調不良対策もご確認ください。
周囲の英語力と比べて焦ってしまう
同じ時期に入学した留学生が自分より英語を話せているように見えると、遅れているように感じることがあります。
しかし、同じコースに在籍していても、留学前に勉強してきた期間、海外経験、仕事で英語を使った経験は異なります。単語や文法が得意な人もいれば、間違いを気にせず話せる人もいます。
他の留学生が話している場面だけを見て、自分より英語力が高いと決めつける必要はありません。
自分の変化を確認するときは、初日に話せなかった内容を今は話せるか、同じ質問に以前より早く答えられるかを見る方が、自分の伸びを実感しやすくなります。
友人ができず孤独を感じることがある
語学学校にはさまざまな国籍や年代の留学生が集まります。交流しやすい環境ではありますが、入学時期や英語力によっては会話の輪に入りにくいことがあります。
すでに友人関係ができているグループへ途中から加わる場合や、同じ国籍の留学生同士が母国語で話している場合は、孤独を感じることもあります。友人ができない状態が続くと、日本の家族や生活が恋しくなり、ホームシックが強くなる場合もあります。
無理に大人数のグループへ入る必要はありません。同じ授業を受けている人へ話しかける、食事の席で挨拶する、学校のアクティビティへ一度参加するなど、短い会話から始めてみましょう。
一人で過ごすこと自体が悪いわけではありませんが、孤独が強く、食事や授業へ行けない状態になっている場合は、学校スタッフへ相談してください。
治安を気にして自由に外出しにくい
フィリピンでは、日本と同じ感覚で行動できるわけではありません。夜間の一人歩きを避ける、人通りの少ない場所へ行かない、スマートフォンや財布を見える場所に出したまま歩かないなどの防犯行動が必要です。
治安を意識しすぎることで、学校の外へ出ること自体が怖くなる方もいます。
初めて外出するときは、学校スタッフへ安全な移動方法や避けるべき場所を確認し、他の留学生と一緒に行動すると不安を減らせます。
現金やスマートフォンの管理方法については、フィリピン留学中の貴重品管理方法も参考にしてください。
フィリピン留学がきついときにできる具体的な対処法

留学中にきついと感じても、すぐに途中帰国を決める必要はありません。授業や生活環境を変えることで、負担を減らせる場合があります。
変更の可否や費用は学校によって異なるため、負担が大きくなる前に相談することが大切です。
授業数やコースの変更を学校へ相談する
授業数が多く、毎日疲れ切っている場合は、コースや授業数を変更できないか学校スタッフへ相談してください。
マンツーマン授業を減らす、グループ授業を外す、空き時間を作る、試験対策コースから一般英語コースへ変更するといった対応ができる学校もあります。
ただし、授業を減らしても差額が返金されない場合や、コース変更に追加費用がかかる場合があります。変更後の費用や授業内容を確認したうえで決めてください。
授業数を減らすことは、留学を諦めることではありません。復習と睡眠の時間を確保し、残した授業に集中できるようにするための選択です。
合わない講師を無理に受講し続けない
講師の話す速さ、授業の進め方、訂正の方法などが自分に合わないことがあります。
間違いをその場で細かく直してほしい方もいれば、会話を止めずに最後に確認したい方もいます。講師との相性は、どのような指導を受けたいかによっても変わります。
講師との相性が原因で授業の時間が近づくと気が重くなる場合は、変更を申し出てください。講師変更制度がある学校でも、申請日や変更可能な回数が決められていることがあります。
講師本人へ直接伝えにくい場合は、日本人スタッフやアカデミック担当者を通して相談できます。
部屋やルームメイトの変更を相談する
相部屋で眠れない、生活時間が合わない、室温や生活音が負担になっている場合は、部屋の変更を相談してください。
別の相部屋へ移る、一人部屋へ変更する、ホテル寮へ移るといった方法がありますが、空室がなければすぐに変更できないこともあります。一人部屋やホテルへ変更する場合は、追加料金が必要になるのが一般的です。
ルームメイトとの間で気になることがある場合は、本人同士だけで解決しようとせず、寮の担当者を交えて話した方が解決しやすくなります。
日本食や外食を利用して食事の負担を減らす
学校の食事が合わない場合は、無理に学校の食事だけで済ませる必要はありません。
学校周辺の日本食レストランを利用する、スーパーでパンや果物を購入する、日本から持参したふりかけやインスタント食品を使うなど、自分が食べやすいものを用意しましょう。
食事の選択肢を重視する方は、学校内の食事だけでなく、周辺にスーパーや飲食店があるかも確認しておくとよいでしょう。
日本食を持参する際の注意点は、フィリピン留学の持ち物と日本食の持ち込みで紹介しています。
一人で抱え込まず日本人スタッフへ相談する
留学中の悩みは、問題が大きくなってからではなく、気になり始めた段階で相談してください。
授業が分からない、講師と合わない、部屋で眠れない、食事が取れない、友人関係で悩んでいるなど、何が一番つらいのかをうまく言葉にできなくても相談できます。
日本人スタッフがいない学校では、日本語を話せるスタッフや留学エージェントへ連絡してください。学校へ直接伝えにくい内容について、エージェントから学校へ状況を伝えられる場合もあります。
ファーストイングリッシュでは、留学前の学校選びだけでなく、留学中に困ったことが出てきた場合もご相談いただけます。
週末は勉強から離れて体と頭を休ませる
留学期間が限られていると、休日も勉強しなければならないと考えやすくなります。
しかし、疲れた状態で勉強を続けても、覚えた内容が頭に残りにくくなります。睡眠を取り、食べたいものを食べ、授業とは違う場所で過ごすことで、翌週の授業に集中しやすくなります。
週末に遠出をする必要はありません。学校周辺のカフェで過ごす、買い物へ行く、部屋で音楽や動画を楽しむなど、自分が休める方法を選んでください。
フィリピン留学で我慢し続けない方がよい状態とは?
留学初期に疲れや不安を感じることはありますが、すべてを「慣れるまで我慢すればよい」と考えるのは危険です。
「少し休めば戻れる疲れ」と「学校への相談や受診が必要な状態」を同じにしないことが大切です。
食事や睡眠が十分に取れない状態が続いている
食欲がなくほとんど食べられない、夜に眠れない、朝起きられない状態が数日続いている場合は、単なる疲れと考えず、学校スタッフや留学エージェントへ相談してください。
食事と睡眠が不足すると、体調だけでなく授業中の集中力にも影響します。学校の食事が原因であれば外食や市販品で食事を補い、部屋が原因で眠れない場合は寮の担当者へ相談してください。
強い不安によって眠れない場合も、一人で我慢せず、学校スタッフや家族、留学エージェントへ連絡してください。
発熱や腹痛などの体調不良が続いている
発熱、腹痛、下痢、嘔吐、強いだるさなどが続いている場合は、授業を休んで受診を検討してください。
授業を休むことを避けるために無理をすると、回復までに時間がかかり、結果として多くの授業を欠席することがあります。
受診先が分からない場合は、学校スタッフへ症状を伝え、提携病院や利用できる医療機関を確認してください。海外保険へ加入している場合は、保険会社の連絡先やキャッシュレス診療の利用条件も確認してください。
人間関係やハラスメントで強いストレスを感じている
講師、スタッフ、ルームメイト、他の留学生との間で、不快な発言や行動が続いている場合は、本人だけで解決しようとしないでください。
いつ、どこで、誰から、何をされたのかを記録し、学校の責任者へ伝えてください。学校へ直接伝えにくい場合は、留学エージェントへ連絡してください。
相手との関係を悪くしたくないという理由で我慢を続ける必要はありません。授業、講師、部屋を変更することで接触を避けられる場合もあります。
学校や寮で安全上の不安を感じている
寮の鍵がかからない、不審者が学校内へ入ってくる、貴重品の盗難が続いている、スタッフへ相談しても対応されないなど、安全に関わる問題がある場合は、すぐに学校責任者と留学エージェントへ連絡してください。
外出先で盗難や事故に遭った場合は、自分で相手を追いかけるのではなく、まず安全な場所へ移動してください。その後、学校、警察、保険会社へ連絡してください。
盗難や体調不良などが起きた場合の対応は、フィリピン留学中にトラブルが起きたときの対処法もご確認ください。
フィリピン留学のきつい時期を乗り越えた体験談

ここでは、ファーストイングリッシュへ寄せられることの多い相談内容をもとにしたケースをご紹介します。
同じ対応がすべての学校でできるわけではありませんが、留学中にどのような相談ができるのかを見る参考にしてください。
授業を減らして生活リズムを整えたケース
英語初心者の留学生が、1日8コマの授業を受けるコースを選びました。留学前は「授業が多い方が早く伸びる」と考えていましたが、授業開始後は夕方になると集中できず、宿題も終わらない状態が続きました。
最初は自分の努力が足りないと考えていましたが、学校スタッフへ相談し、グループ授業を一部外して空き時間を作りました。
空き時間に昼寝や復習ができるようになり、残したマンツーマン授業に集中しやすくなりました。授業数は減りましたが、受けた授業を振り返る時間ができ、内容を理解しやすくなったケースです。
食事と相部屋のストレスを学校への相談で解決したケース
相部屋で留学を始めた方が、ルームメイトとの就寝時間やエアコンの温度が合わず、十分に眠れない日が続きました。学校の食事にも慣れず、留学1週目には授業へ行くことが負担になりました。
学校スタッフへ相談したところ、空きが出た別の相部屋へ移動できました。また、学校周辺で利用しやすいスーパーや飲食店を教えてもらい、食べられるものを確保しました。
英語の授業自体が原因だと思っていたものの、実際には睡眠と食事の不足が大きな負担になっていました。生活環境を変えたことで体調が戻り、授業にも参加しやすくなりました。
英語が話せない不安を講師の変更で乗り越えたケース
別のケースでは、留学初日から講師の英語を聞き取れず、授業中に質問されることが怖くなっていました。
担当講師は間違いを細かく直す授業方針でしたが、本人は会話を止められるたびに自信を失い、話せなくなっていました。
アカデミック担当者へ相談し、初級者への指導経験が多く、会話を続けながら最後に間違いを確認する講師へ変更しました。
講師変更後は、間違いを恐れずに話せる時間が増えました。英語力だけではなく、講師との相性や指導方法によって授業への取り組みやすさが変わったケースです。
フィリピン留学前にきつさを減らすために確認したいこと

留学中の負担を減らすには、現地での対処だけでなく、出発前の学校選びが重要です。
学校の知名度や料金だけではなく、自分が毎日どのように勉強し、どのような部屋で生活するのかまで確認してください。
1日の授業数と義務自習の時間
同じ一般英語コースでも、1日の授業数やマンツーマン授業の割合は学校によって異なります。
授業数を確認するときは、必修授業だけでなく、無料グループ授業、単語テスト、夜間授業、義務自習が含まれるかも確認してください。
授業が終わる時間だけを見て決めると、夕食後にもテストや自習があり、自由時間を取れないことがあります。
英語初心者や海外生活が初めての方は、授業数だけでなく、復習と休息に使える時間が残るかを考えることが大切です。
スパルタ・セミスパルタ・自由な校風の違い
スパルタ校では、平日の外出制限、単語テスト、義務自習、母国語使用禁止などの規則が設けられている場合があります。
自分だけで学習時間を確保するのが難しい方には合いますが、放課後に自分の時間を確保したい方には負担になる可能性があります。
セミスパルタ校は、日中に複数の授業を受けながら、放課後を自分の予定に使いやすい学校です。勉強時間を確保しつつ、放課後の自由も残したい方に向いています。
自由な校風の学校は、放課後の外出や自分の予定を優先しやすい反面、自分で復習時間を作る必要があります。
校風の違いについては、フィリピン留学のセミスパルタタイプを解説したページも参考にしてください。
一人部屋と相部屋の生活環境
一人部屋は、授業後に一人で休みやすく、生活時間を自分で決められます。その分、相部屋より費用は高くなる傾向があります。
相部屋は費用を抑えやすく、友人を作るきっかけになりますが、ルームメイトとの相性によって生活のしやすさが変わります。
相部屋を選ぶ場合は、何人部屋なのか、シャワーとトイレを何人で使うのか、部屋の広さ、収納、学習机の有無を確認してください。
途中で一人部屋へ変更できる学校でも、空室がなければ移動できません。一人の時間が必要な方は、最初から一人部屋を選ぶことも検討してください。
日本人スタッフと医療サポートの有無
初めて海外で生活する方や英語初心者にとって、日本語で相談できる相手がいるかどうかは重要です。
日本人スタッフが常駐しているのか、決まった曜日だけ勤務しているのか、オンラインで対応するのかを確認してください。
体調不良時には、学校スタッフが病院の予約や移動を支援してくれる場合があります。提携病院、往診、通訳、ジャパニーズヘルプデスクを利用できるかも確認しておくと、受診が必要なときも慌てずに対応できます。
授業や部屋を変更できる条件
講師、授業、コース、部屋の変更に対応している学校もありますが、いつでも自由に変更できるとは限りません。
講師変更の申請日が週1回に決められている、コース変更に差額が必要になる、部屋変更は空室がある場合だけ受け付けるなど、学校ごとに条件があります。
留学前に、講師変更の方法、授業を減らした場合の返金、コース変更の費用、部屋変更の追加料金を確認してください。
長期留学で途中の転校も検討している方は、長期フィリピン留学で学校を変える場合の注意点もご確認ください。
フィリピン留学のきつさに関するよくある質問

英語初心者でも授業についていけますか?
英語初心者でもフィリピン留学は可能です。
マンツーマン授業では、生徒の英語力に合わせて、講師が話す速さや教材を調整します。分からない部分をその場で聞き返せるため、初心者でも自分のペースで学びやすい環境です。
ただし、授業は基本的に英語で行われます。自己紹介、数字、曜日、時間、中学英語の基本、授業中に使う質問表現を出発前に確認しておくと、初日から授業に取り組みやすくなります。
1日何コマからきついと感じやすくなりますか?
何コマからきついと感じるかは、英語力、マンツーマン授業の割合、授業内容、宿題、体力によって異なります。
同じ8コマでも、すべてがマンツーマン授業の場合と、グループ授業や自習時間を含む場合では負担が変わります。
初めて留学する方や英語初心者は、授業数の多さだけで選ぶのではなく、予習、復習、食事、睡眠の時間が残るかも考えて選んでください。
授業の多いコースを希望する場合も、現地で授業数を減らせるか事前に確認しておくと、疲れたときに調整しやすくなります。
スパルタ校はどのくらいきついですか?
スパルタ校の厳しさは学校によって異なります。
平日の外出禁止、朝夕の単語テスト、夜間の義務自習、母国語使用禁止、欠席やテスト結果に対するペナルティを設けている学校もあります。
勉強へ集中できる環境が必要な方には合いますが、授業後に外出したい方、一人で休む時間が必要な方、細かな規則にストレスを感じやすい方には負担になる場合があります。
「スパルタ」という名称だけで判断せず、実際の時間割、外出規則、テスト、自習、門限を学校ごとに確認してください。
途中で帰りたいと思ったらどうすればよいですか?
帰りたいと思ったときは、すぐに帰国を決める前に、何が最も負担になっているのかを確認してください。
授業が原因であれば授業数や講師の変更、部屋が原因であれば部屋の変更、食事が原因であれば外食や食品の購入によって負担を減らせることがあります。
ただし、体調が回復しない、安全上の問題がある、強いストレスによって日常生活を送れない状態であれば、無理に留学を続ける必要はありません。
学校スタッフ、家族、留学エージェントへ相談し、休養、環境変更、転校、途中帰国を含めて判断してください。
学校やコースは留学中でも変更できますか?
コース変更は、学校内で対応できる場合があります。ただし、変更するコースの授業料が高い場合は差額が必要になり、安いコースへ変更しても返金されない場合があります。
転校できる場合もありますが、未消化分の返金規定、新しい学校の空室、入学日、移動費、現地手続きなどを確認する必要があります。
留学中に急いで学校を探すと選択肢が限られるため、長期留学では最初から2校に期間を分けて申し込む方法もあります。
まとめ|フィリピン留学のきつさは学校選びと相談で軽減できる

フィリピン留学では、到着後の生活環境、留学1週目の授業、2週目以降の疲れ、1カ月後のモチベーションなど、時期によって異なる壁を感じることがあります。
授業が多すぎる、講師と合わない、相部屋で眠れない、食事が取れないといった問題は、本人が我慢を続けるだけでは解決しません。
授業数や講師、コース、部屋を変更することで、留学生活を続けやすくなる場合があります。体調不良や安全上の問題がある場合は、授業を休み、早めに学校スタッフや留学エージェントへ相談してください。
留学中のきつさを減らすためには、出発前に授業数、校風、部屋、食事、日本人スタッフ、医療サポート、授業や部屋の変更条件を確認し、自分の性格や生活スタイルに合う学校を選ぶことが重要です。
ファーストイングリッシュでは、学校の授業内容だけでなく、寮生活や食事、周辺環境、サポート体制まで確認したうえで、ご希望に合った留学先をご紹介しています。
フィリピン留学が自分にとってきつい環境にならないか不安な方は、希望する過ごし方や不安に感じている点をファーストイングリッシュまでお聞かせください。
📞 お電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)






