フィリピン留学をより有意義に!2校留学と転校を活用した新しい学び方

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フィリピン留学は、費用対効果の高さと実践的な英語環境が整っている点で、多くの英語学習者から注目を集めています。

しかし、実際に留学を検討する中で、「学校が合わなかったら?」「同じ学校での長期滞在は飽きてしまわないか?」といった不安の声もよく聞かれます。
近年では、そうした声に応えるように「留学中の転校」や「2校にまたがる留学プラン」が選ばれるケースが増えています。

本記事では、実際の転校の仕組みや注意点に加え、2校留学のメリット・デメリット、目的別におすすめの語学学校についても詳しく解説します。
あなたのフィリピン留学がより実り多いものになるよう、ぜひ参考にしてください。

フィリピン留学中の転校はできる?


 

フィリピン留学を検討する多くの方が心配されるのが、「もし留学中に学校が合わなかったらどうすればいいのか?」という点です。
海外生活に初めて挑戦する方にとって、語学学校との相性は留学成功の鍵となります。

結論からいえば、フィリピン留学中に学校を変える、いわゆる転校は可能です。
ただし、いくつかの注意点と現実的な課題もあるため、あらかじめ理解しておくことが重要です。

このセクションでは、転校に関する基本情報、注意点、そして転校を前提とした留学の計画方法について詳しく解説します。

転校は可能だが、返金や再手配には注意

多くの語学学校では、授業料を事前に全期間分支払うことが一般的です。
そのため、留学中に「学校が合わない」と感じて別の学校へ転校を希望する場合、すでに支払った残期間の費用は全額返金されないことがあります。

返金される場合も、50%や30%など、学校のキャンセルポリシーに基づいて部分的に返金されるのが一般的です。
加えて、転校先の学校に新たに入学金や教材費を支払う必要があるため、予想以上に費用がかかる可能性があります。

ですので途中で転校を決めるのではなく、あらかじめ2校の留学を決めてプランを確実に決めていくことが重要です。

現地での学校見学・相談ができるサポート体制

弊社のようなサポート付き留学エージェントを利用する場合、転校に際しても現地での見学手配や手続きの相談が可能です。

たとえば、実際に気になる学校を見学してから転校を決めたり、学費やカリキュラムの違いを比較しながら自分に合った環境を選んだりすることができます。
これは、自力で留学手続きを行っている方には難しい対応であり、サポート付きのエージェントを利用する大きなメリットと言えるでしょう。

現地スタッフが日本語で対応してくれる安心感もあり、精神的な負担も軽減されます。

ピークシーズンと部屋の空き状況に要注意

仮に転校を検討している場合でも、注意が必要なのがお部屋の空きです。
特に夏休みや春休みなどのピークシーズンは、多くの学校で寮が満室になりがちです。

そのため、「転校を決めたけれど部屋が空いていなかった」というケースも発生します。
柔軟な計画が可能な方は、最初の学校を短期で申込み、現地で継続か転校かを判断するのもよいでしょう。

ただしこの場合も、希望校が満室で延長できない可能性を見越し、いくつかの選択肢を事前に用意しておくことが安心です。

2校留学という選択肢の魅力と注意点


 

留学期間が半年以上にわたる場合、1つの学校で学び続けるスタイルは安定している一方で、学習の刺激やモチベーションが低下することもあります。

そこで注目されているのが、あらかじめ2つの異なる学校に通う「2校留学」という選択肢です。

前半と後半で異なる環境に身を置くことで、気持ちをリフレッシュしながら新たな課題に挑戦できるメリットがあります。

語学力の段階的向上はもちろん、環境適応能力や柔軟な思考力も自然と身につくため、社会人や進学希望者にも非常におすすめのスタイルです。

長期留学ならではの学びの多様化

たとえば、前半は初心者向けの日本人経営校で英語の基礎を徹底的に学び、生活に慣れることを重視します。
後半はIELTSやTOEICなど試験対策に強いスパルタ校に移ることで、資格取得やスコアアップを目指すことができます。

あるいは、最初は厳しいルールの中で勉強に集中し、後半は自由な校風の中で実生活で英語を活用するスタイルも効果的です。
どちらの組み合わせにしても、自分の成長段階に合わせた学習環境を選べるのが、2校留学の最大の利点といえるでしょう。

エリアの違いが与える学習効果

フィリピン国内でも地域ごとに気候・文化・生活スタイルが異なるため、エリアを変えるだけでも大きな刺激になります。

例として、涼しい気候と治安の良さで集中しやすいバギオでの学習から始め、その後、南国のリゾート感あふれるセブ島に移ることで、英語を実生活で使う機会が増えるでしょう。

環境の変化がリフレッシュになり、学びへの意欲も継続しやすくなります。
さらに、マニラやクラークなど、都市部での留学を体験することで、将来的に海外就職や大学進学を目指す方にも有益な経験となります。

⚠️2校留学の注意点とデメリット


 

2校留学には多くのメリットがありますが、一方で注意すべき点やデメリットもあります。
費用の増加、移動や手続きの煩雑さ、そして人間関係の再構築など、あらかじめ把握しておくべき課題があります。

これらを理解した上で計画を立てることで、失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

費用面での負担増

2校に分けて留学する場合、それぞれの学校で入学金や教材費、SSP(特別就学許可証)申請費、送金手数料が発生します。

例えば、1校あたり入学金が1万円、教材費が5,000円とすれば、それだけで1万円以上の差が出ます。さらに、エリアが異なると国内移動の航空券代が必要になるケースもあります。

平均して、3〜5万円ほど追加の費用が発生する可能性があるため、留学前の予算計画は必須です。

新たな人間関係の構築が必要

1校目で慣れ親しんだ先生や友人との別れは、想像以上に寂しさを感じることもあります。

また、2校目では最初から人間関係を築き直す必要があるため、環境適応にエネルギーを使います。
特に内向的な性格の方にとってはストレス要因になる場合もあるでしょう。

ただし、この経験が新たな社交スキルの習得や自信につながるケースも多く、デメリットを成長の機会と捉える視点も大切です。

目的別おすすめ語学学校(1年間留学を想定)

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1年間のフィリピン留学を計画する場合、どの学校をどの順番で選ぶかは成果に大きく影響します。

前半は英語に慣れ、生活の基礎を整えるフェーズ、後半はスキルアップや資格取得に集中するフェーズとして捉えると、学習効率が格段に上がります。

このセクションでは、初級者の基礎づくりに向いた学校と、スコアアップ・応用力養成に強みのある学校をそれぞれご紹介します。

学校ごとの特色や環境の違いを理解し、自分に合った組み合わせを見つけるための参考にしてください。

First English Global College(セブ・マクタン島)

日本人経営の安心感と、英語初心者向けの丁寧な指導が魅力の学校。
生活面でのサポート体制も整っており、初めての海外生活でも安心して学習に集中できます。

授業はマンツーマン中心で、スピーキング重視のカリキュラムが特徴。留学生の多くが「初めての留学はここで良かった」と感じる、基礎固めに最適な語学学校です。

バギオJIC(バギオ)

フィリピン随一のスパルタ環境を誇るバギオJICは、「とにかく短期間で英語力を伸ばしたい」方に適した学校です。

義務自習を含めて1日12時間に及ぶ学習環境が整い、講師陣の熱意も非常に高いことで知られています。
バギオは気候が穏やかで治安も良いため、集中して学習するには理想的な環境です。

PINES IELTSキャンパス(バギオ)

IELTS対策で圧倒的な実績を持つPINESは、目標スコアを確実に達成したい方に最適な学校です。

模試・フィードバック体制が整っており、講師陣もIELTSスコア保有者が揃っています。
各レベルに応じた専門的なクラスで、弱点を集中的に克服することが可能です。

学習環境も静かで、真剣に試験対策に取り組む留学生が多い点も魅力です。

EV Academy(セブ島)

最新設備と多国籍な学習環境が魅力のEV Academyは、高い専門性を備えた学校です。

IELTS、TOEFL、TOEICといった試験対策に加え、実践的な会話力を養えるESLコースも人気です。

セミスパルタとスパルタからライフスタイルに合わせて選べる点も特徴で、留学経験者からのリピート率も高く評価されています。

✅まとめ|学び方を柔軟にすることで得られる成長


 

転校や2校留学という選択肢は、一見すると手間や不安がつきまとうように感じられるかもしれません。
しかし、目的に応じて最適な環境を選び、自分自身の成長に合わせて学び方を変えていけることこそが、留学の大きな魅力でもあります。

語学力だけでなく、行動力や柔軟な発想力、異文化への適応力など、多様なスキルを得るチャンスが広がります。

限られた留学期間をより充実させたい方こそ、転校や2校留学を視野に入れてみてはいかがでしょうか。