フィリピンATMの使い方|英語画面の操作・手数料・引き出せないときの対処法

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フィリピン留学中、セブ島などで現金が必要になったときは、銀行やショッピングモールに設置されているATMからフィリピンペソを引き出せます。日本円を両替所へ持って行く方法とは異なり、対応するクレジットカードやデビットカードがあれば、その場で現地通貨を用意できます。

ただし、フィリピンのATMは基本的に英語画面です。「Withdrawalはどんな意味?」「SavingsとCreditはどちらを選ぶ?」「手数料はいくらかかる?」と、操作の途中で迷う方もいるでしょう。

また、カードを入れても引き出せない、現金が出てこない、カードがATMから戻らないといったトラブルが起きることもあります。慌てて操作を繰り返す前に、確認する順番を知っておくことが大切です。

この記事では、フィリピン留学専門エージェントのファーストイングリッシュが、フィリピンATMの使い方を英語画面の流れに沿って解説します。手数料、通貨換算、引き出し限度額、利用できないときの対処法も、2026年9月時点の情報をもとに紹介します。

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フィリピンのATMで現金を引き出す前に確認すること

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フィリピンのATMへカードを入れる前に、海外ATMに対応しているか、暗証番号が分かっているか、海外で利用できる状態かを確かめましょう。

日本国内で使えるカードでも、フィリピンのATMで必ず現金を引き出せるわけではありません。カードとATMの対応マークが合っていない場合や、海外利用機能が停止されている場合は利用できません。

海外ATMに対応しているカードか確認する

フィリピンのATMで利用できるのは、海外での現金引き出しに対応したクレジットカードやデビットカードです。日本の銀行が発行した一般的なキャッシュカードは、海外ATM対応の機能が付いていなければ利用できません。

カードの表面または裏面にある国際ブランドと、ATM本体に表示されている対応マークを確認します。VisaカードではVisaまたはPLUS、MastercardではMastercardまたはCirrusなどが目印です。JCBカードはJCBマークのあるATMを利用できますが、カードによって対応するネットワークが異なるため、発行会社の案内も確認してください。

クレジットカードで現金を引き出す場合は、買い物ではなく海外キャッシングの利用になります。ショッピング利用枠が残っていても、キャッシング利用枠が設定されていなければ引き出せません。

デビットカードの場合は、銀行口座の残高から利用額が引き落とされます。カードによって海外ATMを利用できない場合もあるため、「Visaデビットだから使える」と判断せず、出発前に発行会社の公式サイトで海外ATMへの対応状況を確認しましょう。カード以外の準備については、ファーストイングリッシュのフィリピン留学の持ち物50選でも紹介しています。

暗証番号・海外利用設定・引き出し限度額を確認する

海外ATMで必要になるのは、クレジットカードやデビットカードに設定された暗証番号です。日本で発行されたカードの多くは、4桁の数字を使用します。カード裏面のセキュリティコードとは別の番号です。

暗証番号が分からないまま何度も入力すると、カードが利用停止になる可能性があります。暗証番号の照会や再設定には日数がかかる場合があるため、フィリピンへ出発する直前ではなく、余裕を持って確認してください。

カード会社の会員ページやアプリでは、海外利用を一時的に停止できる場合があります。また、カード会社が不正利用防止のために海外取引を制限していることもあるため、海外ATMの利用設定も確認しておきましょう。

引き出し限度額には、カード発行会社が設定する1日あたりの上限と、フィリピンのATMが設定する1回あたりの上限があります。カード側の上限が高くても、ATM側の上限を超える金額は引き出せません。クレジットカードの場合はキャッシング利用可能額、デビットカードの場合は口座残高と海外ATM利用限度額を確認します。

銀行支店やショッピングモール内のATMを選ぶ

フィリピンでATMを利用するなら、銀行支店に併設されたATMや、大型ショッピングモール内にあるATMを選びましょう。利用中にカードが戻らなくなった場合でも、銀行スタッフやモールの警備員へ状況を伝えやすいからです。

銀行支店の営業時間内に利用すれば、機械の不具合が起きたときに、その場で相談できる可能性があります。ただし、カードを発行した日本の会社と、ATMを設置しているフィリピンの銀行は別の会社です。カードの利用停止や取引履歴の調査は、日本のカード発行会社へ依頼します。

人通りの少ない路上や、夜間に周囲が暗くなる場所のATMは避けてください。カード差込口やキーパッドに不自然な部品が付いている、画面が破損している、ATMの近くに見知らぬ人が居続けている場合は、そのATMを使わずに別の場所へ移動します。

暗証番号を入力するときは、もう一方の手でキーパッドを隠します。現金を受け取った後はATMの前で財布の中身を見せ続けず、カードと現金をしまってから移動しましょう。現金やカードの持ち歩き方については、フィリピン留学中の貴重品管理方法も参考にしてください。

フィリピンATMの使い方|英語画面を順番に解説

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フィリピンのATMは、銀行や機種によって画面の順番が異なります。表示される順番は違っても、現金引き出しで使う基本的な英単語は、多くのATMで共通しています。

操作中に画面の意味が分からなくなった場合は、適当に選択せず、「Cancel」または「Cancel Transaction」で一度中止します。カードが返却されたことを確認し、表示された英語の意味を調べてから、最初から操作し直しましょう。

カードを入れて「English」を選び暗証番号を入力する

最初にカードを差込口へ入れます。カードの向きは差込口の近くに表示されているため、矢印やICチップの位置を確認してください。向きを間違えたまま無理に押し込んではいけません。

言語を選ぶ画面が表示されたら、「English」を選びます。「Select Language」や「Choose Language」と表示される機種もあります。

続いて、「Enter PIN」または「Enter Your PIN」と表示されたら、カードの暗証番号を入力します。入力した数字は画面上で「*」や黒丸として表示されます。入力後は「Enter」または「Confirm」を押してください。

ATMによっては、暗証番号の入力欄が4桁より長く表示されることがあります。日本で発行されたカードの暗証番号が4桁なら、勝手に数字を追加せず、登録した4桁を入力して「Enter」を押します。

「Withdrawal」を選び口座種別と引き出し額を指定する

取引内容を選ぶ画面では、「Withdrawal」または「Cash Withdrawal」を選びます。Withdrawalは現金の引き出しを意味します。「Balance Inquiry」は残高照会、「Transfer」は送金を意味するため、現金引き出しではどちらも選びません。

次に口座種別を選択します。海外対応のデビットカードから預金を引き出す場合は、「Savings」を選ぶのが一般的です。Savingsは普通預金、CheckingまたはCurrentは当座預金を表します。

クレジットカードの海外キャッシングでは、「Credit」または「Credit Card」を選ぶ機種があります。ただし、どの項目を選ぶかはATMとカード発行会社によって異なります。利用するカードの海外ATM操作案内がある場合は、その案内に従ってください。

口座種別を選んだ後は、引き出したい金額をフィリピンペソで指定します。画面に希望額がない場合は、「Other Amount」を選んで金額を入力します。「10,000」と入力した場合は、日本円ではなく10,000フィリピンペソの引き出しです。

その後、引き出し額とATM利用手数料が表示されます。「Proceed」や「Continue」は取引を続ける、「Cancel」は中止するという意味です。引き出し額と手数料を確認し、問題がなければ取引を続けます。

現金・カード・明細票を忘れずに受け取る

取引が承認されると、ATMから現金が出てきます。明細票が必要か聞かれた場合は、「Receipt」が明細票、「Yes」が発行する、「No」が発行しないという意味です。

カード、現金、明細票が出る順番はATMによって異なります。カードを先に返却する機種もあれば、現金を受け取った後にカードが戻る機種もあります。現金だけを取ってその場を離れず、カードが手元に戻ったことまで確認してください。

現金を受け取ったら、指定した金額と合っているかを確認します。問題があった場合に備え、明細票は、カード会社または銀行口座の利用履歴に取引が反映されるまで保管しておくとよいでしょう。明細票が出ない場合は、ATMを設置している銀行名、場所、利用日時、引き出し額をスマートフォンに記録してください。

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フィリピンATMの手数料はいくら?通貨換算の確認ポイント

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フィリピンのATMで日本発行カードを使う場合、ATM設置銀行の利用手数料と、日本のカード発行会社が定める手数料がかかることがあります。クレジットカードの海外キャッシングでは、返済日までの利息も発生します。

画面に表示されたフィリピンペソの金額だけで判断せず、現地ATMと日本のカード発行会社から、それぞれどの費用がかかるのかを確認しましょう。

ATM設置銀行が表示する利用手数料

フィリピンでは、海外発行カードで現金を引き出す際に、ATM設置銀行から利用手数料を請求されることがあります。2026年9月時点では、海外発行カード1回につき250ペソと表示される銀行ATMが一般的です。ただし、すべてのATMが同じ金額ではありません。

利用手数料は、引き出し額を入力した後の確認画面に「ATM Fee」「Access Fee」「Service Charge」などと表示されます。「Proceed」や「Continue」を押すと表示された手数料で取引が進み、「Cancel」を押すと引き出しが中止されます。

手数料は通常、引き出しの回数ごとに発生します。5,000ペソを2回引き出した場合、1回の手数料が250ペソなら、ATM設置銀行の手数料だけで合計500ペソです。

一度に多く引き出すと手数料の回数は減らせますが、多額の現金を持ち歩くことになります。滞在日数と現金を使う予定に合わせ、必要以上の現金を引き出さないようにしてください。

日本のカード発行会社に支払う手数料・利息

現地ATMに表示される手数料とは別に、日本のカード発行会社からATM利用手数料や海外取引に関する費用を請求される場合があります。金額と計算方法はカードによって異なります。

クレジットカードで現金を引き出す海外キャッシングは、預金の引き出しではなく借り入れです。利用した金額に加えて、利用日から返済日までの日数に応じた利息が発生します。

一方、デビットカードは銀行口座の預金から利用額が引き落とされます。借り入れではないためキャッシング利息は発生しませんが、海外ATM利用手数料や通貨換算に関する費用がかかることがあります。

フィリピンATMの手数料は一律ではありません。現地ATMの手数料、カード発行会社のATM利用手数料、クレジットカードの場合は利息まで確認して、実際にかかる費用を判断してください。

ATMの通貨換算は日本円ではなくフィリピンペソを選ぶ

フィリピンのATMでは、引き出し額を日本円で確定するか、フィリピンペソのまま処理するかを選ぶ画面が表示されることがあります。これはDynamic Currency Conversionと呼ばれる通貨換算で、DCCと表記される場合もあります。

日本円を選ぶと、その場で日本円の請求額が分かります。ただし、ATM側が提示する換算レートや上乗せ額が適用されるため、カード発行会社側で換算する場合より支払額が高くなることがあります。

ATM側の日本円換算を利用しない場合は、「PHP」「Philippine Peso」「Local Currency」「Without Conversion」などを選びます。「Decline Conversion」と表示された場合も、ATM独自の通貨換算を断る選択です。通貨換算を断ることと、現金の引き出し自体を中止することは同じではありません。

フィリピンペソでの処理を選んだ場合は、カードの国際ブランドや発行会社が定める方法で日本円へ換算されます。選択する前に、画面に表示された換算レートと最終的な請求額を必ず確かめましょう。

フィリピンのATMで引き出せないときの対処法

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ATMにカードを入れても現金を引き出せない場合、ATMの故障とは限りません。入力した金額、カードの利用設定、残高、キャッシング枠、国際ブランドの対応状況など、複数の原因が考えられます。

エラー画面が表示されたら、可能であればメッセージを撮影または記録します。ただし、暗証番号やカード番号が画面に表示されている場合は、第三者に見せたり、SNSへ掲載したりしないでください。

引き出し額を下げて別の銀行ATMでも試す

希望額がATMの1回あたりの上限を超えていると、カードに問題がなくても取引を拒否されます。20,000ペソで引き出せない場合は、10,000ペソや5,000ペソなど、金額を下げて試してください。

ATM内の紙幣が不足している場合や、指定した金額を用意できない場合もあります。1,000ペソ単位など、画面に表示されている金額を選ぶと利用できることがあります。

金額を下げても引き出せない場合は、同じATMで何度も操作せず、別の銀行が設置しているATMを試します。一時的な通信障害やメンテナンスが原因なら、時間を置いてから再度試すと利用できることがあります。

ただし、エラーの原因が分からないまま、短時間に複数のATMで操作を続けるのは避けてください。カード会社によって不審な海外取引と判断され、利用を制限される可能性があります。

海外利用設定・残高・限度額・対応マークを確認する

引き出しを拒否されたときは、カード会社のアプリや会員ページで、海外ATM利用設定、利用可能額、1日の限度額を確認します。デビットカードの場合は、引き出し額と手数料を支払える口座残高が必要です。

クレジットカードの場合は、ショッピング利用可能額ではなく、海外キャッシングの利用可能額を確認します。キャッシング枠が設定されていないカードや、利用可能額をすでに使い切っているカードでは現金を引き出せません。

カードとATMの対応マークも、もう一度確認してください。同じ銀行のATMでも、設置場所や機種によって利用できる国際ブランドが異なることがあります。

暗証番号に自信がない場合は、入力を繰り返さず、日本のカード発行会社へ問い合わせてください。暗証番号を何度も間違えると、カードの利用が停止されたり、ATMに取り込まれたりする可能性があります。カード会社の海外連絡先は、スマートフォンだけでなく紙にも控えておくと、通信できない状況でも確認できます。

カードが戻らない・現金が出ないのに引き落とされた場合の対応

カードがATMから戻らない場合は、その場を離れる前に、ATMに記載されている銀行名と連絡先を確認します。銀行支店に併設されたATMを営業時間内に利用している場合は、すぐに窓口のスタッフへ伝えてください。

営業時間外や銀行から離れた場所にあるATMなら、ATM設置銀行と日本のカード発行会社の両方へ連絡します。知らない人から「カードを取り出せる」「暗証番号をもう一度入力すればよい」と声をかけられても、カードを渡したり、暗証番号を教えたりしてはいけません。

現金が出なかったのに利用通知が届いた場合や、口座残高だけが減っている場合は、同じ操作をすぐに繰り返さないでください。ATM設置銀行名、設置場所、ATM番号、利用日時、引き出し額、画面のエラー表示を記録します。明細票が出た場合は捨てずに保管してください。

そのうえで、日本のカード発行会社へ「現金を受け取っていないが利用額が反映された」と伝えます。取引状況の調査や返金には時間がかかる場合があります。日本発行カードの明細調査や返金手続きは、カード発行会社への申告が必要です。

留学中に起きた場合は、語学学校のスタッフにも状況を伝えると、ATM設置銀行とのやり取りや状況説明を手伝ってもらえることがあります。ただし、利用明細の調査、カード停止、再発行を担当するのはカード発行会社です。現地での相談先については、フィリピン留学中にトラブルが起きたら誰に相談する?でも紹介しています。

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まとめ|フィリピンATMの英語操作と手数料を確認して利用しよう

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フィリピンのATMでは、海外ATMに対応したカードと暗証番号があれば、フィリピンペソを引き出せます。英語画面では、「Withdrawal」が現金引き出し、「Savings」が普通預金、「Credit」がクレジットカードを表します。

利用前には、海外利用設定、キャッシング枠または口座残高、1日の限度額を確認してください。ATM設置銀行の手数料、日本のカード発行会社が定める手数料、クレジットカードの場合は返済までの利息もかかります。

引き出せないときは、入力額を下げ、カードの設定や対応マークを確認します。カードが戻らない、現金が出ないのに利用額が反映されたといった場合は、ATM名、設置場所、利用日時などを記録し、カード発行会社へ連絡しましょう。

フィリピンのATM画面は銀行や機種によって異なりますが、使われる英単語と確認する順番を知っておけば、操作中に迷いにくくなります。留学前に利用するカードの公式案内と海外連絡先を確認し、必要な分だけ現金を引き出してください。