
フィリピン留学で30日以上滞在する予定がある方は、ビザ延長のタイミングと費用を出発前に確認しておくことが大切です。
日本国籍の方は、フィリピンに30日以内で滞在する場合、原則として事前に観光ビザを取得せずに入国できます。ただし、30日を超えて滞在する場合は、現地で滞在期間を延長する手続きが必要になります。
特に、4週間を超えるフィリピン留学、5週間以上の語学留学、現地で延長を検討している方は、「いつまでに手続きするのか」「費用はいくらかかるのか」「学校が代行してくれるのか」を早めに確認しておくと安心です。
この記事では、フィリピン留学で30日以上滞在する場合のビザ延長について、必要になるタイミング、最新費用の目安、現地での手続き、セブ島で申請する場合の移民局情報、オーバーステイの注意点をわかりやすく解説します。
Contents
フィリピン留学で30日以上滞在するならビザ延長が必要
フィリピン留学では、30日以内の滞在であれば、短期留学として比較的シンプルに準備できます。一方で、30日を超える滞在になる場合は、ビザ延長を前提にスケジュールを組む必要があります。
「30日以上」と聞くと少し分かりにくいかもしれませんが、ポイントは30日以内で帰国するか、31日目以降もフィリピンに滞在するかです。30日を超えて滞在する場合は、現地の移民局で滞在期間を延長する必要があります。
留学期間が4週間以内であればビザ延長が不要なケースもありますが、5週間、6週間、8週間、12週間などの留学では、ビザ延長費用をあらかじめ予算に入れておきましょう。
30日以内の滞在は事前ビザなしで入国できるケースが多い
日本国籍の方がフィリピンへ短期滞在する場合、30日以内であれば、事前に観光ビザを取得せずに入国できるケースが一般的です。
ただし、入国時にはパスポートの残存期間、帰国便または第三国へ出国する航空券、滞在目的などを確認される場合があります。フィリピン入国時の流れが不安な方は、出発前にフィリピン入国手続きの流れも確認しておくと安心です。
31日目以降も滞在する場合は現地で延長手続きが必要
30日を超えてフィリピンに滞在する場合は、現地でビザ延長の手続きを行います。初回の延長では、30日間の滞在に加えて29日間の延長を行い、合計で最大59日まで滞在できる形になります。
フィリピン留学では、語学学校がビザ延長の手続きを代行してくれるケースが多くあります。そのため、自分で移民局へ行く必要がない場合もありますが、学校によって代行の有無、手数料、提出物、支払いのタイミングは異なります。
留学前に「何週間の留学でビザ延長が必要になるか」「ビザ延長費用はいくらか」「学校代行手数料が含まれているか」を確認しておきましょう。
フィリピンビザ延長費用の目安

フィリピンのビザ延長費用は、延長回数、滞在日数、年齢、国籍、ACR I-CARDの有無、学校代行手数料などによって変わります。
また、移民局の料金は変更される可能性があります。ここでは、フィリピン移民局の公式掲載情報をもとに、留学生が特に確認しておきたい費用の目安を紹介します。
初回延長は30日から59日までの延長
日本国籍の方が30日を超えてフィリピンに滞在する場合、初回は29日間の延長を行うのが一般的です。これにより、入国日から最大59日まで滞在できるようになります。
初回のビザ延長費用は、フィリピン移民局の公式掲載情報では3,030ペソが目安です。
ただし、語学学校が手続きを代行する場合は、学校の代行手数料や処理方法によって実際に支払う金額が変わる場合があります。学校から案内される請求額と内訳を必ず確認しましょう。
59日を超える滞在ではACR I-CARD関連費用も確認
59日を超えてフィリピンに滞在する場合は、さらに滞在期間の延長手続きが必要になります。
日本国籍など、ビザ免除対象国の成人が59日を超えて延長する場合、フィリピン移民局の公式掲載情報では、1か月延長で4,400ペソ、2か月延長で4,900ペソが目安として案内されています。
また、59日を超える滞在では、ACR I-CARDに関する費用が必要になる場合があります。ACR I-CARDは、フィリピンに一定期間以上滞在する外国人に関係する登録カードです。
ACR I-CARD関連費用は、為替や手続き内容によって変わる場合があるため、長期留学を予定している方は、学校に「ビザ延長費用」「ACR I-CARD費用」「学校代行手数料」がそれぞれいくらかを確認しておきましょう。
学校代行の場合は請求額が公式費用と異なることがある
フィリピン留学では、基本的に語学学校がビザ延長手続きを代行するケースが多くあります。
その場合、移民局へ支払う費用に加えて、学校の代行手数料が含まれることがあります。パンフレットや見積書に記載されているビザ延長費用が、移民局の公式費用だけなのか、学校代行手数料を含んだ金額なのかを確認することが大切です。
特に8週間以上、12週間以上の留学では、ビザ延長が複数回発生することがあります。授業料や寮費だけでなく、現地費用としてビザ延長費用を見落とさないようにしましょう。
現地でのビザ更新の方法

フィリピンでビザを延長する方法は、大きく分けると、学校に代行してもらう方法と、自分で移民局へ行って手続きする方法があります。
語学留学の場合は、学校がまとめて手続きを行うケースが多いため、まずは学校スタッフに確認するのが一般的です。自分で手続きを行う場合は、移民局の場所、必要書類、支払い方法、受付時間を事前に確認してから向かいましょう。
セブ島でビザ延長をする場合の移民局情報
以前はセブ島のビザ延長手続きでJ Centre Mallが案内されることがありましたが、現在のフィリピン移民局公式情報では、セブの主な窓口としてGmall of Cebu内のCebu Immigration District Officeなどが案内されています。
CEBU IMMIGRATION DISTRICT OFFICE
住所:4th Floor Gmall of Cebu, A. Soriano Avenue Cebu City, Cebu 6000
電話番号:(032) 345-6441 / (032) 345-6442 / 0969-586-6079
営業時間:09:00 am – 07:30 pm
また、マクタン方面にはGaisano Mactan Island Mall内のサテライトオフィスも案内されています。
CEBU – GAISANO SATELLITE OFFICE
住所:Annex bldg., Gaisano Mactan Island Mall, Pajo, Lapu-lapu City
電話番号:(032) 230-7800
営業時間:08:00 am – 06:30 pm
営業時間や受付内容は変更される可能性があります。自分で手続きする場合は、必ず最新情報を確認してから向かいましょう。
ビザ延長に必要な持ち物
ビザ延長で必要になるものは、手続き内容や学校代行の有無によって変わります。一般的には、パスポート、申請フォーム、証明写真、ビザ延長費用などを準備するケースがあります。
学校が代行する場合は、学校から提出物の案内があります。パスポートを一時的に学校へ預けることもあるため、手続き期間中に旅行や外泊を予定している方は、事前にスケジュールを確認しておきましょう。
自分で移民局に行く場合は、パスポートの原本、必要書類、現地通貨の現金を準備しておくと安心です。クレジットカードが使えない場合もあるため、支払い方法も事前に確認しておきましょう。
オンラインで手続きできる場合もある
フィリピン移民局では、オンラインで観光ビザ延長やVisa Waiverの手続きを行えるサービスも案内されています。
ただし、留学生の場合は学校が代行するケースが多く、学校の運用によって手続き方法が異なります。オンライン手続きが利用できるかどうかは、滞在先の学校や現在の滞在状況によって確認が必要です。
「学校代行」「自分で移民局へ行く」「オンラインで申請する」のどの方法になるのか、留学前または現地到着後に学校へ確認しておきましょう。
ビザ更新で注意したいポイント
フィリピン留学中のビザ更新は、必要なタイミングで手続きをすれば大きく不安に感じる必要はありません。
ただし、期限を過ぎてしまったり、費用を準備していなかったりすると、現地で慌てる原因になります。ここでは、フィリピンでビザを延長する際に注意したいポイントを紹介します。
期限ギリギリではなく余裕を持って手続きする
ビザ延長は、滞在期限が切れる前に行う必要があります。フィリピン移民局では、Temporary Visitorの期限が切れる7日前から延長申請ができると案内されています。
学校代行の場合でも、学校側の締切は移民局の期限より早く設定されることがあります。提出期限を過ぎると、追加費用や手続きの遅れにつながる場合があるため、学校から案内があったら早めに対応しましょう。
オーバーステイすると罰金が発生する
ビザの更新を忘れて滞在期限を超えてしまうと、オーバーステイ扱いになります。
フィリピン移民局の公式掲載情報では、オーバーステイの罰金として、月あたり500ペソが案内されています。また、状況によって追加の手続き費用が必要になる場合もあります。
短期間のうっかりであっても、オーバーステイは避けるべきです。気づいた時点で学校スタッフや移民局に相談し、必要な手続きを早急に進めましょう。
ビザ延長とSSPは別の手続き
フィリピン留学では、ビザ延長のほかにSSPが必要になる場合があります。SSPはSpecial Study Permitのことで、フィリピンで語学学校などの非学位コースを受講する際に関係する許可です。
ビザ延長はフィリピンでの滞在期間に関する手続きであり、SSPは学習するための許可に関する手続きです。名前が似ていて混同しやすいですが、目的が異なります。
留学費用を確認するときは、授業料、滞在費、ビザ延長費用、SSP費用、ACR I-CARD費用、教材費、電気代などを分けて確認しておくと安心です。
30日以上のフィリピン留学で出発前に確認したいこと

30日以上のフィリピン留学では、英語学習の準備だけでなく、滞在に関する手続きも重要です。
出発前に必要な確認をしておけば、現地到着後にビザや費用のことで慌てるリスクを減らせます。特に初めてのフィリピン留学では、学校や留学エージェントに不明点を確認しながら準備を進めましょう。
留学期間とビザ延長回数を確認する
まず確認したいのは、自分の留学期間でビザ延長が何回必要になるかです。
4週間以内の留学であれば延長が不要なケースもありますが、5週間以上になるとビザ延長が必要になる可能性が高くなります。8週間、12週間、24週間などの留学では、延長回数が増えるため、現地費用の総額も変わります。
見積書を見るときは、学費だけで判断せず、現地で支払うビザ延長費用も含めて総額を確認しましょう。
パスポートと航空券の条件を確認する
フィリピンへ入国する際は、パスポートや航空券の条件も重要です。パスポートの残存期間が足りなかったり、帰国便または第三国へ出国する航空券を準備していなかったりすると、入国時にトラブルになる可能性があります。
パスポートの取得や更新が必要な方は、出発直前ではなく早めに準備しておきましょう。パスポート準備については、パスポート取得に必要なことも参考にしてください。
また、30日以上滞在する場合でも、入国時には出国予定を示す航空券の確認を求められることがあります。航空券の予約内容、eチケット、帰国日、延長予定の有無を事前に整理しておきましょう。
学校に代行範囲と支払い方法を確認する
フィリピン留学では、学校がビザ延長を代行してくれるケースが多い一方で、すべての学校で同じ対応とは限りません。
学校に確認したいのは、ビザ延長を代行してくれるか、費用はいくらか、いつ支払うのか、現金払いか、ACR I-CARD費用が含まれているか、延長手続き中にパスポートを預ける期間はどのくらいか、といった点です。
特に長期留学では、現地費用の支払いが複数回に分かれることもあります。到着後に予算不足にならないよう、日本出発前に確認しておきましょう。
まとめ

フィリピン留学で30日以上滞在する場合は、ビザ延長の手続きが必要になります。30日以内の短期留学と、31日目以降も滞在する留学では、準備する費用や確認事項が変わります。
初回のビザ延長では、30日間の滞在に29日を追加し、最大59日まで滞在できる形になります。59日を超える場合は、さらに延長手続きが必要になり、ACR I-CARD関連費用が発生する場合もあります。
フィリピン留学では、学校がビザ延長を代行してくれるケースが多いため、まずは学校や留学エージェントに「自分の留学期間で何回延長が必要か」「現地費用はいくらか」「どのタイミングで支払うか」を確認しましょう。
ビザや滞在期間の手続きは、後回しにすると現地で不安になりやすい部分です。出発前に確認しておけば、現地では英語学習に集中しやすくなります。
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