海外留学の必需品!パスポートを取得するのに必要なことは?

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フィリピンに留学したい方が避けて通れない手続きの一つに「パスポートの申請」があります。

この手続きはあらゆる留学準備の中でも極めて重要で、念入りに準備をする必要があります。なぜなら、パスポートの申請に忘れてしまったり、失敗してしまえば渡航そのものができなくなってしまうからです。

パスポート申請に失敗してまうと、当然ながら留学することもできません。せっかく留学したい気持ちがあるのですから、準備不足で留学に行けなくなる事態はどうしても避けたいですよね。

そこで当記事では、これからフィリピン留学をご検討されている方々のために「フィリピン留学のためのパスポートを取得する方法」を作成し、まとめました。

フィリピン留学の準備に是非ともお役立てください。留学は一生に何度もできるものではありません。この記事を参考に、ご一緒にフィリピン留学を成功させましょう!

パスポートを申請するために必要なものとは?

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パスポートを申請するためには、まずは書類をいくつか準備する必要があります。

この書類がないと、そもそもパスポート申請をパスできません。なので、ここでしっかりと押さえておきましょう。
具体的に、パスポート申請に必要なものは大別すると「書類」、「写真」の二つです。順に詳しく見ていきましょう。

書類

まずは書類。書類は次の4つが必要です。

・戸籍謄本
・本人確認書類
・住民票
・申請書

「戸籍謄本」は本籍地の置いてある市区町村の役所で申請できます。この戸籍謄本は、代理申請や郵送も可能なので、必ずしもご自身で取得する必要はありません。

本籍がお住いの地域から遠い方は代理人申請や郵送をご検討されるとよいかと思います。郵送を希望する場合は、届くまでに時間がかかる場合もありますのでお早目に手配しましょう。

「本人確認書類」は運転免許証を持っている場合は免許証のみで問題ありません。持っていない場合は書類を2種類持っていく必要がありますね。
「住民票」は6ヶ月以内に取得したものが必要です。ただし、住基ネットに接続できる都道府県であれば住民票は必要ありません。

「申請書」はパスポートを申請する旅券センターに置いてあるので、事前の準備は必要ありません。申請当日に必ず記入するようにしましょう。

写真

さて、書類の他にも写真を準備する必要があります。こちらも見ていきましょう。
準備すべき写真については、下記の条件を満たしたものであれば問題はありません。
・45mm×35mmのもの
・6ヶ月以内に撮影したもの
・裏面にご自身の名前が記入されているもの
・本人のみが写っているもの
・提出日の6ヶ月以内に撮影されたもの
・背景のないもの
・帽子などを被らずに正面を向いているもの

 

パスポートはどこで申請すればいいの?

 

さあ、事前準備は整いました。準備が終わったら、次は「どこでパスポートの申請ができるのか」ということも確認しておきましょう。窓口の混雑具合も合わせて記載しておきますのでぜひ参考にしてみてください。

申請する場所

申請する場所は、まず前提として住民票がある都道府県で行います。そして、その都道府県の「旅券事務所」か「旅券センター」で申請するようにしましょう。各都道府県の申請場所の詳細はこちらの外務省のページをご参考にしてください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html

窓口が混む時期

パスポート申請の窓口は、春休みや夏休みの前など、長期休暇の前は混雑していることが多いです。

長期休暇前にパスポート申請を行う場合は、朝一番で申請所に行くなど工夫するようにしましょう。

パスポートを受け取ろう!

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さあ、面倒な手続きは終わりました。

しかし、「帰るまでが遠足」とよく言うように、パスポートも受け取るまで油断できません。ここでは、パスポートを受け取る前にチェックしておきたい情報を記載します。

それは「パスポート発行までの時間」と「申請に必要な料金」の二つ。早速見ていきましょう!

パスポートが発行されるまでの期間

発行までの期間は大体1週間はかかると想定しておいてください。2週間を見積もっておけばまず問題はないでしょう。留学までに間に合わない、という事態を防ぐために、最低出発2週間前には手続きをすようにしましょう。

パスポート申請に必要な料金は?

パスポート申請にかかる料金は、取得するパスポートの種類によって異なります。パスポートには2種類あって、一つ目は20歳未満の方を対象とした「5年パスポート」。

そしてもう一つは一般的な「10年パスポート」です。前者は黒色、後者は赤色に色分けされています。申請にかかる料金として、前者の5年パスポートの場合は「11,000円」、後者の10年パスポートの場合は「16,000円」となっています。

新規以外の申請方法

上記3は新規のパスポート申請の方法ですが、ここでは新規以外の申請方法について補足的に記載しておきます。もし該当する方がいれば是非参考にしてみてください。

 

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パスポートをなくしてしまった場合

パスポートをなくしてしまった場合は、必ず警察署に行きましょう。

そしてそこで「紛失・盗難届出証明書」を発行してもらいます。

その次に日本大使館か領事館にて「新規旅券の発給」の手続きを行いましょう。新規旅券を発給してもらう代わりに「帰国のための渡航書」を発給してもらっても構いません。

有効期限が1年を切ってしまった場合

有効期限が1年を切った場合は、パスポートを更新することが可能です。

住民登録をしてある都道府県のパスポートを申請する窓口にて手続きを行いましょう。この手続きを行う場合は、新規取得と同じく「戸籍抄本or戸籍謄本」、「住民票」、「本人確認書類」、「写真」が必要です。

そしてさらに、既存のパスポートも持っていく必要があるのでそちらもお忘れなく申請所まで持っていくようにしてください。

また、フィリピン留学には有効期限が留学期間+6か月間必要です。有効期限が6ヵ月を切ってしまっている場合は、再度取得するか延長しましょう。

スタンプやビザを貼ってもらう欄が一杯になってしまった場合

上記4-2と同じパスポートの申請窓口にて、二つの手続きを行うことができます。

一つ目は「新たなパスポートの取得」、二つ目は「査証欄の増補手続き」です。後者の査証欄の増補は一冊のパスポートにて一回のみ行うことができ、料金は一回2,500円となっています。

新規の発行にかかる料金は新規取得の場合と同様に16,000円の料金がかかってしまうので、1度目は査証欄の増補を行うことをお勧めします。これは知らない方も多いお得な情報なので、直近で必要を感じない方も頭の片隅にとどめておきましょう。

氏名や本籍地が変わった場合

氏名や本籍地がもし変更になった場合は、所持しているパスポートを返納し、さらに新たなパスポートを取得する手続きを行います。こちらも同じくパスポートの申請窓口にて行います。取得のために必要な持ち物として、「パスポート用の写真」、「戸籍抄本or戸籍謄本」、「既存のパスポート」、「住民票の写し」が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冒頭でも触れましたが、留学においてパスポートの取得は最も重要な手続きといっても過言ではありません。フィリピン留学をご希望の方は是非この記事を参考に、確実にパスポートを取得していただければと思います。

この記事が皆様のフィリピン留学にお役に立てれば幸いです。