
フィリピン留学が決まると、授業や学校生活だけでなく、「フィリピンの空港で入国手続きを進められるのか」「入国審査で英語を聞かれたら答えられるのか」「学校のピックアップ担当者と会えるのか」と不安になる方も多いと思います。
特に初めて海外へ行く方にとって、フィリピン到着後の流れはイメージしにくい部分です。
ただし、出発前にeTravelの登録を済ませ、空港で進む順番を知っておけば、フィリピンの入国手続きは落ち着いて進められます。
この記事では、フィリピン留学で現地空港に到着する前に準備すること、入国審査で確認されるもの、預け荷物の受け取り、税関、学校ピックアップ担当者との合流までを順番に解説します。
初めての海外留学でも空港到着後の流れを出発前にイメージできるように、実際に空港で見られる英語表記や、入国審査で聞かれやすい質問も紹介します。
Contents
フィリピン入国手続きは出発前のeTravel登録から始まる
フィリピン入国手続きの準備は、日本出発前から始まります。
現在は、渡航前にeTravelの登録を済ませておく必要があります。以前のように、機内で紙の入国カードや健康申告書を受け取り、到着前に記入する流れではありません。
フィリピン留学へ出発する前に、パスポート、航空券、滞在先情報、入学許可証などの学校書類を手元に用意し、eTravel登録を済ませておきましょう。
フィリピン入国条件全体を先に確認したい方は、フィリピン留学の入国条件とは?パスポート・航空券・ビザ・eTravelなど最新情報を解説もあわせてご確認ください。
eTravelは出発前72時間以内に登録する
eTravelは、フィリピンへ入国する旅行者がオンラインで登録する渡航情報の申告システムです。
フィリピン到着予定時刻の72時間以内に登録します。登録には、パスポート情報、フライト情報、フィリピンでの滞在先、健康状態、税関申告に関する内容が必要です。
フィリピン留学の場合、滞在先には学校の住所や寮の住所を入力します。学校から案内されている住所を見ながら入力してください。
eTravelの登録は無料です。検索広告などで非公式サイトが表示されることもあるため、登録する際はフィリピン政府の公式サイトか、学校または留学エージェントから案内されたURLを使用しましょう。
QRコードはスクリーンショットで保存しておく
eTravelの登録が完了すると、QRコードが発行されます。
このQRコードは、フィリピン到着後の確認で使うことがあります。スマートフォンの画面で提示できる状態にし、通信がつながらない場合や電池が少なくなった場合に備えて、スクリーンショットで保存しておきましょう。
スマートフォンの電池切れが不安な場合は、QRコードの画面を印刷してパスポートと一緒に持っておくと、スマートフォンが使えない場面でも対応できます。
空港ではWi-Fiが安定しないこともあります。到着してから登録画面を探すのではなく、日本出発前に登録を済ませ、QRコードをすぐに提示できる状態にしておくことが大切です。
パスポート・航空券・入学許可証もすぐ出せるようにする
フィリピン入国時には、パスポート、出国用航空券、eTravelの登録情報を確認されることがあります。
フィリピン留学では、学校から入学許可証や受入証明書が届いている場合があります。入国審査で必ず見せるとは限りませんが、留学目的を聞かれたときに提示できるよう、印刷したものとスマートフォン内のデータの両方で準備しておくと安心です。
航空券は、フィリピンから出国する便の情報が確認できる状態にしておきましょう。日本へ帰国する航空券、または第三国へ出国する航空券が必要です。
パスポートや航空券を含めた持ち物を出発前に確認したい方は、フィリピン留学の持ち物50選!必需品から便利なものまで完全網羅も参考にしてください。
フィリピン到着後の入国審査の流れ
フィリピンの空港に到着したら、まず入国審査へ向かいます。
空港の中では周りの人の流れに合わせて進むことになりますが、初めての海外では表示の英語がわからず不安になることもあります。
到着後に見るべき表示は、主に「Arrivals」「Immigration」「Baggage Claim」です。最初に向かうのは、入国審査を行うImmigrationです。
Arrivalsの案内に沿って入国審査場へ進む
飛行機を降りたら、「Arrivals」と書かれた表示に沿って進みます。
Arrivalsは到着を意味する表示です。空港によっては「Immigration」「Passport Control」と書かれていることもあります。
入国審査場に着いたら、外国人用のレーンに並びます。「Foreign Passport」「Visitor」などの表示があれば、そこが日本人留学生の並ぶレーンです。
空港によって表示や動線は変わりますが、入国審査を通過する前に預け荷物を受け取る流れではありません。まずはパスポートを持って入国審査へ進みます。
入国審査ではパスポート・eTravel・航空券を確認されることがある
順番が来たら、入国審査官にパスポートを渡します。
eTravelの登録確認は、パスポート情報と紐づいて確認されることがあります。必要に応じてQRコードの提示を求められるため、スマートフォンまたは印刷した紙ですぐに見せられるようにしておきましょう。
出国用航空券や学校の入学許可証を見せるように言われることもあります。入国審査のカウンター前で慌てて探さなくてよいように、パスポートケースやクリアファイルにまとめておくと、入国審査で慌てずに済みます。
審査中は、スマートフォンで通話をしたり、カウンター周辺の写真を撮ったりしないでください。入国審査では審査官の指示に従い、聞かれたことに短く答えます。
入国審査で聞かれやすい英語の質問と答え方
入国審査では、全員が細かく質問されるわけではありません。
ただし、初めてのフィリピン留学では、英語で質問されたときに焦ってしまう方もいます。聞かれやすい質問を事前に知っておくと、単語だけでも答えやすくなります。
Q. What’s the purpose of your visit?(渡航目的は何ですか?)
留学目的でフィリピンへ行く場合は、「Study English.」または「For studying English.」と答えます。
学校の入学許可証を持っている場合は、質問されたタイミングで見せると伝わりやすくなります。
観光だけを目的としているわけではないため、フィリピン留学で渡航する場合は、留学先の学校名を言えるようにしておきましょう。
Q. How long will you stay in the Philippines?(どのくらい滞在しますか?)
滞在期間を聞かれた場合は、「Four weeks.」「Two months.」のように答えます。
日付で聞かれた場合は、帰国便の日付を見せると確認が早く進みます。
Q. Where will you stay?(どこに滞在しますか?)
滞在先を聞かれた場合は、学校名や寮の住所を答えます。
英語で長く説明する必要はありません。学校名、都市名、住所がわかる書類を見せられる状態にしておきましょう。
Q. Do you have a return ticket?(帰国便はありますか?)
出国用航空券の確認です。
スマートフォン内のeチケット、または印刷した航空券控えを見せます。長期留学で帰国日を変更する予定がある場合でも、フィリピン入国時にはフィリピンを出国する航空券が確認できる状態であることが必要です。
フィリピン留学のビザや30日を超える滞在について詳しく知りたい方は、フィリピン留学に必要なビザはどれ?手続きの方法を徹底解説!をご確認ください。
入国審査後は荷物を受け取り税関へ進む

入国審査を通過したら、次は預け荷物を受け取ります。
空港では「Baggage Claim」と書かれた表示に沿って進みます。Baggage Claimは、預け荷物を受け取る場所です。
Baggage Claimで預け荷物を受け取る
Baggage Claimに着いたら、モニターで自分が乗ってきた便名を確認します。
同じ時間帯に複数の便が到着しているため、航空会社名だけでなく便名も見て、どのターンテーブルに荷物が出てくるか確認してください。
スーツケースを受け取ったら、タグや目印を見て自分の荷物か確認します。似た色や形のスーツケースは多いため、取り間違いが起こりやすいです。
出発前にスーツケースへ目印を付けておくと、フィリピン到着後に見つけやすくなります。
荷物の紛失・破損があった場合はLost and Foundへ
ターンテーブルで待っても荷物が出てこない場合や、スーツケースが破損している場合は、そのまま空港を出ないでください。
Baggage Claimの近くにある「Lost and Found」または航空会社のカウンターで申告します。
預け荷物の控えは、航空券を発券したときや荷物を預けたときに渡される小さなシール状の控えです。荷物の紛失や破損の確認で使うため、到着後すぐに捨てないでください。
学校のピックアップ担当者が待っていることが気になる場合でも、荷物の紛失や破損は空港内で申告する必要があります。必要な手続きが終わったら、学校または留学エージェントに連絡しましょう。
税関ではeTravelの申告内容に沿って進む
荷物を受け取ったら、税関へ進みます。
現在は、税関申告もeTravel上で行います。以前のように、機内で紙の税関申告書を受け取り、到着後に紙を提出する流れではありません。
税関でQRコードの提示を求められた場合は、eTravel登録後に保存したQRコードを見せます。
通常の衣類、日用品、学習用品を持ち込む場合でも、多額の現金、商用目的と見られる大量の物品、持ち込み制限のある食品や薬がある場合は確認を受けます。
常備薬を持参する場合は、箱や説明書を残しておくと中身を説明しやすくなります。処方薬を持参する場合は、英文の説明書や処方内容がわかる書類を準備しておくと確認に対応しやすくなります。
フィリピン留学の空港ピックアップで学校スタッフと合流する
入国審査、荷物受け取り、税関が終わったら、空港出口へ向かいます。
フィリピン留学では、多くの語学学校が新入生向けに空港ピックアップを行っています。学校のピックアップ担当者と合流できれば、そのまま学校や寮まで案内してもらえます。
初めての海外では、空港出口で送迎スタッフを探す場面で不安を感じやすいです。出発前に待ち合わせ場所、学校名、緊急連絡先を確認しておきましょう。
学校名のプラカードを確認する
空港出口を出たら、学校名が書かれたプラカードを探します。
First English Global Collegeへ留学する場合は、「First English Global College」と書かれたプラカードを持った送迎スタッフと合流します。
プラカードが見つからない場合は、出口付近で周囲を確認し、学校名を探してください。焦って知らない人について行かないことが大切です。
送迎スタッフと会えたら、自分の名前を伝えます。学校側が参加者名簿を持っているため、名前を確認してから車へ移動します。
First English Global Collegeのピックアップ当日の流れを詳しく知りたい方は、First English Global Collegeの1日のスケジュールを大公開!もご確認ください。
遅延・欠航・合流できない場合の連絡方法を準備する
フィリピン留学では、出発前に学校または留学エージェントへフライト情報を伝えます。
飛行機が少し遅れた場合、学校側が到着状況を確認していることが多いため、慌てる必要はありません。
ただし、欠航や大幅な便変更で到着便が変わった場合は、学校または留学エージェントへ連絡してください。日本出発前に、学校の緊急連絡先、留学エージェントの連絡先、LINEやメールの送信先をスマートフォンに保存しておきましょう。
スマートフォンの充電が切れると連絡できなくなるため、空港移動ではモバイルバッテリーを手荷物に入れておくと安心です。
電話を使う場面に備えて、学校名、名前、到着便、現在いる場所を伝えられるようにしておくと会話が短く済みます。
空港では声かけや荷物運びのトラブルにも注意する
空港の出口付近では、タクシーや荷物運びの声かけを受けることがあります。
学校のピックアップを利用する場合は、知らない人に荷物を預けないでください。親切そうに見えても、荷物を運んだ後に高額なチップを求められることがあります。
必要がない声かけには、「No, thank you.」と短く答え、その場を離れます。
学校の送迎スタッフと合流するまでは、スーツケースから手を離さず、パスポートや財布を入れたバッグは体の前で持ちましょう。
夜間到着の場合は、空港内の明るい場所で待ち、外で長時間待たないようにしてください。合流できないときは、自分で移動を始める前に学校または留学エージェントへ連絡しましょう。
15歳未満のフィリピン留学はWEG申請も確認する
15歳未満のお子様がフィリピンへ留学する場合は、通常の入国手続きに加えて、WEGが必要か確認します。
WEGは、親または親権者が同行しない15歳未満の外国籍のお子様がフィリピンへ渡航する際に、入国時に確認される重要な手続きです。
親子留学なのか、ジュニアキャンプなのか、親権者以外の大人が同行するのかによって必要書類が変わるため、出発直前ではなく、留学を申し込む段階で確認してください。
親権者が同行しない場合はWEGが必要になる
15歳未満のお子様が、親または親権者の付き添いなしでフィリピンへ渡航する場合、WEGに関する書類が必要です。
親戚、学校関係者、引率者などが一緒に渡航する場合でも、親または親権者ではない場合はWEGの確認対象になります。
入国時には、フィリピンの入国管理局で書類を確認されます。書類に不備があると入国できない可能性があるため、対象となる方は必ず事前に準備を進めてください。
WEGの詳細は出発前に必ず確認する
WEGは、必要書類や申請方法を間違えると当日の入国に影響します。
フィリピン大使館、領事館、学校、留学エージェントの案内を確認し、出発日から逆算して準備を始めましょう。
ファーストイングリッシュでは、15歳未満のフィリピン留学に関するWEG申請についても別ページで解説しています。該当する可能性がある場合は、フィリピン留学で15歳未満が渡航するときのWEG申請|親権者以外との渡航は要確認をご確認ください。
まとめ|フィリピン入国手続きは流れを知っておけば怖くない

フィリピン留学の入国手続きは、出発前のeTravel登録から始まります。
日本を出発する前にeTravelを登録し、QRコードを保存しておけば、フィリピン到着後の確認に対応しやすくなります。
空港に着いたら、Arrivalsの表示に沿って入国審査へ進み、パスポート、出国用航空券、入学許可証などの学校書類をすぐに出せる状態にしておきましょう。入国審査では、渡航目的、滞在期間、滞在先、帰国便について聞かれることがありますが、短い英語と書類の提示で伝えられます。
入国審査の後は、Baggage Claimで荷物を受け取り、税関へ進みます。税関ではeTravelの申告内容に沿って確認されるため、QRコードをすぐ見せられる状態にしておいてください。
すべての手続きが終わったら、空港出口で学校のピックアップ担当者と合流します。学校名のプラカードを確認し、知らない人に荷物を預けず、合流できないときは学校または留学エージェントへ連絡しましょう。
初めての海外留学では不安があって当然です。ただ、当日の流れを知っておけば、次に進む場所と提示する書類がわかります。
ファーストイングリッシュでは、フィリピン留学前の入国条件、eTravel、航空券、学校ピックアップ、未成年のWEG確認までサポートしています。
フィリピン留学の出発準備や入国手続きに不安がある方は、お気軽にご相談ください。
📞 お電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)








