フィリピン親子留学でプチ移住するには?3カ月・半年の費用と生活、必要な準備

フィリピン親子留学をする家族
 

「親子で海外生活をしてみたい」「子どもに英語を使う毎日を経験させたい」と考えたとき、数日間の旅行ではなく、3カ月や半年ほど現地で暮らすプチ移住という選択肢があります。

フィリピン親子留学では、語学学校に通いながら、学校寮やコンドミニアム、ホテルを滞在先として選べます。授業だけでなく、食事、買い物、移動、体調管理まで含めた海外生活を親子で経験できます。

ただし、3カ月・半年の親子留学は、1週間や2週間の留学とは準備する内容が違います。留学費用だけでなく、日本の学校との調整、保護者の仕事、ビザ延長、SSP、ACR I-Card、長期滞在に向く部屋なども渡航前に確認しなければなりません。

このページでは、フィリピン留学専門エージェントのファーストイングリッシュが、親子でフィリピンにプチ移住する場合の生活、費用、学校選び、必要な手続きを、3カ月と半年の違いも交えながらご紹介します。

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フィリピン親子留学のプチ移住とは?

フィリピン親子留学中に英語を学ぶ子どもたち
 

フィリピン親子留学のプチ移住とは、語学学校に通いながら、数カ月にわたって現地で生活する留学スタイルです。「プチ移住」は法律上の在留資格を表す言葉ではなく、旅行より長く、本格的な海外移住よりも始めやすい暮らし方を指す言葉として使われています。

3カ月(12週間)や半年(24週間)は、親子でのプチ移住として検討しやすい期間です。毎日の授業に加え、現地のスーパーでの買い物、配車アプリでの移動、病院の利用、家族で過ごす休日まで、生活そのものが留学経験になります。

旅行や短期間の親子留学との違い

旅行は観光が中心で、1週間や2週間の親子留学では、限られた日程の中で授業を受けます。一方、3カ月以上のプチ移住では、授業が特別な予定ではなく日常の一部になります。

最初は先生の英語を聞き取れなかった子どもも、毎日同じ場所に通い、同じ先生や友だちと会う中で、教室の流れやよく使う表現を覚えていきます。保護者も、買い物や移動、学校スタッフとの相談など、授業外で英語を使う場面が増えます。

数カ月暮らすからこそ、観光だけでは見えにくい生活の便利さや不便さ、子どもが現地環境に慣れるまでの時間、家族に合う滞在方法まで確認できます。

本格的な教育移住の前に現地生活を体験できる

将来、海外のインターナショナルスクールや現地校への進学を考えていても、いきなり長期の住居契約や学校選びを進めることに不安を感じる家庭は少なくありません。

フィリピン親子留学のプチ移住であれば、語学学校を生活の拠点にしながら、子どもが英語環境にどう反応するか、保護者が海外生活を続けられるか、その地域が家族に合うかを確認できます。

子どもが海外生活を楽しめるかだけではなく、食事、気候、移動、医療、インターネット環境など、家族で暮らすうえで欠かせない条件を実際に体験できることが大きな違いです。そこで、本格的な教育移住を決める前に、3カ月または半年の親子留学から始める方法があります。

3カ月と半年では生活や手続きがどう変わる?

3カ月は、現地生活に慣れたあとも一定期間学習を続けられる長さです。12週間あるため、最初の数週間を環境に慣れる期間として使っても、その後に英語学習へ取り組む時間を確保できます。日本での仕事や学校との調整も、半年と比べると行いやすい傾向があります。

半年になると、子どもも保護者もフィリピンでの生活が日常になっていきます。授業内容を途中で見直したり、生活費の使い方を変えたりしながら、自分たちに合う過ごし方を見つけられる期間です。その一方で、授業料と滞在費の総額、日本の学校の学習、保護者の仕事、体調管理について、3カ月よりも具体的な計画が必要になります。

手続きの面では、3カ月も半年も30日を超えるため、観光滞在の延長が必要です。語学学校で授業を受ける場合はSSPが必要になり、59日を超えて滞在する場合はACR I-Cardの対象になります。半年はビザ延長の回数が増えるため、学校から案内される現地費用も3カ月より高くなります。

フィリピンでの親子プチ移住はどのような家庭に向いている?

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親子プチ移住の目的は、英語学習だけではありません。海外で暮らす経験、家族で過ごす時間、将来の移住を考えるための下見など、家庭ごとに目的は異なります。

一方で、生活環境が日本とは違うため、すべての家庭に同じ学校や期間が合うわけではありません。親子留学そのものが家庭に合うか確認したい方は、フィリピン親子留学が向いている家庭・向いていない家庭の特徴もあわせてご確認ください。

親子で一定期間海外生活を経験したい家庭

海外旅行ではなく、現地で暮らす経験を親子で共有したい家庭には、3カ月・半年の親子留学が合います。平日は学校へ通い、夕方は宿題や買い物、週末は外出という流れを続けることで、観光とは違う日常を過ごせます。

親子で一緒に暮らしながらも、授業中はそれぞれ別の先生から学ぶため、子どもにも自分で取り組む時間が生まれます。授業後に「今日は何を話したか」「どの英語が通じたか」を共有する時間も、親子留学ならではの過ごし方です。

子どもに英語を使う生活を経験させたい家庭

日本で英語教室に通っていても、学んだ英語を生活の中で使う場面は限られます。フィリピンでは、先生との会話だけでなく、食堂、売店、アクティビティ、移動中などでも英語を耳にします。

3カ月や半年の滞在で必ず英語が流暢になるわけではありません。しかし、英語で伝える、聞き返す、分からないときに助けを求めるという経験を重ねられます。英語を試験科目としてではなく、人と関わるための言葉として使う経験をさせたい家庭に向いています。

保護者が海外でも仕事を続けられる家庭

在宅勤務やフリーランスなど、勤務場所に縛られない働き方であれば、保護者が仕事を続けながら親子留学できる場合があります。ただし、パソコンを持参すれば日本と同じように働けるわけではありません。

滞在先の通信速度、オンライン会議を行える場所、フィリピンと日本の時差、子どもの授業時間、学校の休校日まで確認する必要があります。日本とフィリピンの時差は1時間のため、勤務時間を合わせやすい点はありますが、停電や通信障害への備えも必要です。

勤務先の就業規則、情報管理、税務、社会保険、滞在資格上の扱いは家庭ごとに異なります。長期間フィリピンから仕事を続ける場合は、勤務先や税務・労務の専門家に事前に確認してください。

将来の教育移住を検討している家庭

海外で子育てをしたいと考えていても、実際に暮らしてみなければ分からないことがあります。子どもが英語環境に慣れる速さ、保護者の生活負担、食事の相性、医療機関への行きやすさは、インターネットだけでは判断しにくい部分です。

親子留学のプチ移住では、語学学校のサポートを受けながら海外生活を始められます。生活を経験したうえで、さらに長く滞在するか、日本へ戻るかを家族で考えられます。

フィリピン親子留学で3カ月・半年のプチ移住にかかる費用

フィリピンの街並みと親子プチ移住の生活環境
 

親子でフィリピンにプチ移住する費用は、学校、授業数、部屋、食事、渡航時期、子どもの人数によって大きく変わります。3カ月と半年では、単純に授業料と滞在費が2倍になるだけではありません。ビザ延長、光熱費、保険、生活用品、週末の外出なども滞在期間に応じて増えます。

ここでご紹介する金額は、ファーストイングリッシュで取り扱う親子留学対応校の公開料金をもとにした概算です。為替、学校の料金改定、繁忙期の追加料金によって変わるため、申込み前には希望条件に合わせた見積書で確認してください。

親1人・子ども1人の3カ月・半年の費用

親1人と子ども1人で3カ月滞在する場合、授業料、滞在費、入学金、現地支払費用、航空券、海外旅行保険、生活費を合わせて、約170万円から320万円が目安です。

半年の場合は、約320万円から520万円を見込んでおく必要があります。学校寮で食事付きのプランを選ぶか、キッチン付きコンドミニアムで自炊するかによっても総額は変わります。

授業数が少ないコースや長期向けの部屋を選べば費用を抑えやすくなります。一方、ホテル滞在、広いコンドミニアム、子どもの授業数が多いコースを選ぶと金額は上がります。

親1人・子ども2人の3カ月・半年の費用

親1人と子ども2人で3カ月滞在する場合は、約220万円から450万円が目安です。半年では、約430万円から750万円を想定します。

子どもが2人になると、授業料、SSP、教材費、保険、航空券などが人数分必要です。ただし、3名用のファミリールームやコンドミニアムでは、1人ずつ別の部屋を利用するより宿泊費を抑えられる場合があります。

子どもの年齢によっては、英語レッスンではなくベビーシッターサービスを利用するケースがあります。ベビーシッター費用は学校ごとに異なり、利用時間や食事のサポート内容も違うため、見積もりの段階で確認してください。

授業料と滞在費以外に必要な費用

見積書を見るときは、授業料と部屋代だけで判断しないことが重要です。入学金、SSP、SSP E-Card、ビザ延長、ACR I-Card、教材費、光熱費、管理費、空港送迎、寮保証金などは、学校によって現地での支払いとなります。

日本では、航空券、海外旅行保険、空港までの交通費に加え、長期滞在に必要な持ち物の購入費もかかります。現地では、通信費、外食、配車アプリ、洗濯、日用品、病院受診時の立替金、週末の外出費も必要です。

フィリピン留学全体の費用項目は、フィリピン留学の費用はいくらかかる?初期費用から生活費まで解説で詳しくご紹介しています。

長期割引や家族割を利用できる場合もある

語学学校によっては、12週間以上の申込みを対象とした長期割引、家族で同時に申し込む場合の割引、期間限定のキャンペーンを行っています。

ただし、割引額だけで学校を決めると、食事、部屋、子どもの対象年齢、保護者の授業数が希望と合わないことがあります。3カ月・半年の親子留学では、数万円の差よりも、毎日無理なく暮らせる条件を優先した方が、滞在中の予定外の出費を抑えやすくなります。

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フィリピンで親子が暮らす1日の過ごし方

フィリピンで現地交流を体験する親子留学生
 

親子留学の1日は、親子ともに授業を受けるか、保護者が仕事をするかによって変わります。3カ月・半年のプチ移住では、毎日予定を詰め込むより、子どもの疲れと保護者の生活負担を考え、無理なく続けられる生活リズムを作ることが大切です。

親子ともに授業を受ける場合

朝食後に親子それぞれの教室へ向かい、午前から午後にかけて英語レッスンを受ける形が一般的です。子どもは年齢や英語力に合うマンツーマン授業、グループ授業、幼児向けプログラムなどを受講します。

保護者は日常英会話、発音、ビジネス英語、試験対策などから目的に合う内容を選べます。親子で同じ時間帯に授業が終わるプランであれば、夕方以降を一緒に過ごしやすくなります。

半年間、親子ともに毎日多くの授業を受け続けると疲れがたまることがあります。最初から最大コマ数を選ぶのではなく、長期滞在向けに授業数を抑えられる学校や、途中でコースを変更できる学校を選ぶと続けやすくなります。

保護者がリモートワークを続ける場合

保護者が仕事を続ける場合は、子どもが授業を受けている時間を仕事に充てる形が基本です。午前中に集中して仕事をし、午後は子どもの送迎や一緒に過ごす時間に充てる家庭もあります。

オンライン会議がある場合は、部屋のインターネット速度だけでなく、オンライン会議で声を出せる場所があるか、停電時に別の回線を使えるかも確認してください。スマートフォンのテザリングや現地SIMを予備回線として準備すると、通信トラブル時に対応しやすくなります。

保護者が授業を受けずに滞在できるかは学校によって異なります。保護者にも最低限の授業受講を求める学校、保護者向けの少ない授業数を選べる学校、子どものみ受講できる学校があるため、申込み前の確認が必要です。

放課後や週末の過ごし方

授業後は、宿題や休憩をしたり、買い物やプールへ出かけたりして過ごします。毎日外出すると子どもも保護者も疲れるため、平日は生活を優先し、外出は週末にまとめる方が無理なく続きます。

週末には、ショッピングモール、ビーチ、博物館、自然体験、学校主催のアクティビティなどへ出かけることもできます。3カ月・半年あれば、すべての週末を観光に使う必要はありません。洗濯や買い出しをする日、部屋で休む日も含めて、現地で暮らすペースを作っていきます。

プチ移住中の子どもの学びと日本の学校

フィリピン親子留学の未就学児向け英語レッスン
 

子どもが3カ月・半年にわたってフィリピンで学ぶ場合、英語レッスンだけでなく、日本の学校で学ぶ内容をどう続けるかも考える必要があります。未就学児と小学生では準備が違うため、年齢に合わせて学習量を決めます。

未就学児は遊びを通して英語に触れる

未就学児向けのプログラムでは、歌、絵本、工作、ゲーム、体を動かす活動などを通して英語に触れます。長時間机に座る授業ではなく、子どもの年齢や集中できる時間に合わせた内容を選べる学校があります。

3カ月や半年の滞在では、最初から英語を話すことだけを求めない方がよいでしょう。教室に入れるようになる、先生の言葉や動きを見ながら行動できる、英語の歌を口ずさむなど、こうした小さな変化も成長として見守ります。

未就学児の親子留学については、フィリピン留学は未就学児からでも早くない?で年齢に合う学び方をご紹介しています。

小学生は英語学習と日本の勉強を両立する

小学生は、語学学校の英語レッスンに加えて、国語や算数など日本の学習を続ける時間が必要です。半年間まったく日本の教材に触れないと、帰国後に授業へ戻ったときの負担が大きくなります。

日本の教科書、学校から渡された課題、市販教材、オンライン教材などを使い、平日の授業後や週末に学ぶ時間を決めます。ただし、英語授業のあとに日本の勉強を長時間続けると疲れてしまうため、毎日少しずつ取り組む方が続けやすくなります。

担任の先生に、渡航中に進む単元や提出が必要な課題を確認しておくと、帰国後の学習につなげやすくなります。

日本の小学校・中学校を長期間休む場合は在籍校へ相談する

小学生や中学生が3カ月・半年海外へ行く場合は、航空券や学校を申し込む前に、日本の在籍校へ相談してください。

国外へ転出する期間や住民票の手続きによって、在籍や欠席の扱いは変わります。住民票を残したまま国外で長期間過ごす場合は、学校で欠席として扱われることがありますが、公立・私立の違いや自治体の運用によって必要な手続きは異なります。

担任や学校長、市区町村の教育委員会に、渡航期間、帰国予定日、現地での学習方法を伝え、在籍、欠席、教材、通知表、給食費などの扱いを確認してください。

帰国後の生活を考えて日本語学習も続ける

親子留学中は英語を使う時間が増えますが、日本語の読み書きを止める必要はありません。特に小学生は、漢字、読解、作文、計算など、日本の学校へ戻ったあとに必要になる学習を続けます。

未就学児でも、日本語の絵本を読む、家族との会話は日本語で行うなど、母語に触れる時間も意識して残します。英語と日本語のどちらか一方を選ぶのではなく、帰国後の生活を見据えて両方に触れる時間を作ります。

保護者はフィリピンで仕事を続けられる?

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親子で3カ月・半年滞在する場合、保護者が仕事を続けられるかは、留学を実現できるかどうかに直結します。リモートワークが可能でも、勤務時間と子どもの生活時間が重なるため、日本にいるときと同じ働き方ができるとは限りません。

リモートワークではインターネット環境を確認する

学校やコンドミニアムがWi-Fi完備と案内していても、部屋の位置や利用者数によって速度が変わることがあります。オンライン会議、動画送信、大容量データのやり取りがある場合は、通常のウェブ閲覧ができるだけでは足りません。

学校に、部屋でオンライン会議が可能か、有線接続が使えるか、共用のワークスペースがあるかを確認してください。現地SIMやポケットWi-Fiを予備回線として用意する場合も、滞在エリアで利用しやすい通信会社を確認します。

授業数と仕事の時間を両立できるプランを選ぶ

保護者も1日6コマや8コマの授業を受けながら、日本のフルタイム勤務を続けるのは現実的ではありません。仕事を続ける場合は、保護者の授業を1日2コマから4コマにする、午前だけ受講する、授業を受けないプランを選ぶなどの調整が必要です。

仕事を優先しすぎると、子どもの学校対応や生活の負担が勤務時間外に集中します。反対に、授業を詰め込みすぎると仕事に影響します。勤務時間、子どもの授業時間、食事、送迎を1日の流れに当てはめてから学校を決めてください。

子どもの体調不良や休校日も想定する

子どもが体調を崩した日は、保護者が授業や仕事を休んで付き添う必要があります。フィリピンの祝日、学校行事、台風などで授業が休みになる場合もあります。

日本の勤務先には、海外から勤務する期間だけでなく、子どもの体調不良時に勤務時間を変更できるかも相談しておきます。保護者が1人で子どもを連れて行く場合は、仕事を止められない日に相談できる学校スタッフや、利用できるベビーシッターがいるかも確認してください。

親子のプチ移住に向く滞在先の選び方

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3カ月・半年の親子留学では、授業内容と同じくらい滞在先が重要です。数週間なら我慢できる不便でも、数カ月続くと親子の負担になります。部屋の広さだけでなく、食事、洗濯、掃除、キッチン、通学時間、周辺環境まで確認します。

学校寮は食事や掃除の負担を減らしやすい

学校寮は、教室と宿泊施設が同じ敷地内または近くにあり、食事、掃除、洗濯が留学費用に含まれることがあります。毎日の家事を減らし、親子ともに授業へ通いやすいことが利点です。

一方で、食事時間、門限、部屋の利用ルールが決められている学校もあります。子どもの食事時間や就寝時間と合うか、冷蔵庫や電子レンジを使えるか、部屋で仕事ができるかを確認してください。

コンドミニアムは自炊しながら生活しやすい

キッチン付きコンドミニアムは、子どもの好みやアレルギーに合わせて自炊したい家庭に向いています。冷蔵庫、電子レンジ、調理器具、洗濯機があると、数カ月でも暮らしやすくなります。

学校まで毎日通学するプランでは、送迎の有無と所要時間を確認します。渋滞が多いエリアでは、距離が近くても移動に時間がかかる場合があります。建物の警備や停電時の発電設備に加え、周辺にスーパーや病院があるかも確認したいポイントです。

ホテル滞在は設備やサービスを重視する家庭向け

ホテル滞在は、フロント対応、清掃、建物の設備を重視する家庭に向いています。学校提携ホテルであれば、通学用の送迎が用意される場合があります。

ただし、半年間ホテルで暮らすと、宿泊費と外食費が高くなりやすく、収納や自炊設備が足りないことがあります。長期間滞在する場合は、電子レンジ、冷蔵庫、コインランドリー、朝食の内容、追加ベッドの料金まで確認してください。

長期滞在では立地と周辺環境も確認する

親子留学では、学校の中だけで生活が完結するとは限りません。スーパー、ドラッグストア、病院、ショッピングモール、飲食店へ行きやすい場所であれば、体調不良や急な買い物にも対応しやすくなります。

食事や衛生面に不安がある場合は、食事・アレルギー・衛生面は?フィリピン親子留学でよくある不安と対策も学校選びの前にご確認ください。

フィリピン親子留学で3カ月・半年滞在するために必要な手続き


 
フィリピンへ3カ月・半年滞在する場合、パスポートと航空券だけでは準備は終わりません。日本国籍の方が観光目的で入国した際に認められる滞在期間に加え、語学学校で学ぶためのSSP、滞在延長、ACR I-Cardなどを確認します。

制度や費用は変更される場合があります。申込み時には、フィリピン移民局の最新情報と、入学する語学学校から案内される現地費用を確認してください。

パスポートと航空券を準備する

親子全員分のパスポートを準備し、入国時に必要な残存有効期間を確認します。フィリピンへ査証免除で入国する場合は、帰国便または第三国へ出国する航空券についても、入国時の条件を確認します。

3カ月・半年の留学では、実際の帰国日が30日より先になるため、航空券を購入する前に、航空会社、語学学校、留学エージェントへ、入国時に提示する航空券の条件を確認してください。

子どものパスポートと航空券の氏名表記が一致しているかも確認します。親子で姓が異なる場合や、片方の保護者だけで渡航する場合は、追加書類を求められる可能性があるため、出発前に確認が必要です。

SSPやビザ延長にかかる費用を確認する

SSPはSpecial Study Permitの略で、観光目的の一時滞在資格で語学学校などの非学位コースを受講する外国人に必要な就学許可です。SSPは滞在を認めるビザではないため、30日を超えて滞在する場合は、観光滞在の延長も別に行います。

多くの語学学校では、SSPとビザ延長の申請を学校が代行します。学校によってはSSP E-Cardの費用も案内されます。親子ともに授業を受ける場合は、それぞれにSSPが必要です。保護者が授業を受けない場合の扱いは学校へ確認してください。

SSPとビザに関する詳しい説明は、フィリピン留学に必要なビザはどれ?手続きの方法を徹底解説をご確認ください。

滞在期間によってはACR I-Cardが必要になる

ACR I-Cardは、フィリピンに一定期間を超えて滞在する外国人の登録カードです。観光滞在で59日を超える場合は発行対象となるため、3カ月・半年の親子留学では確認が必要です。

学校の見積書では、9週間以上の現地費用としてACR I-Cardが記載されることがあります。親子それぞれに費用が必要になるため、家族人数が多い場合は総額も増えます。

海外旅行保険に加入する

3カ月・半年の海外生活では、発熱、胃腸の不調、けが、歯の痛み、盗難、航空便の変更などに備える必要があります。クレジットカード付帯保険は、補償期間や適用条件が留学期間と合わない場合があります。

子どもの既往症、アレルギー、通院歴がある場合は、補償対象になるか申込み前に確認してください。保険会社へ連絡せずに受診するとキャッシュレス診療を利用できないこともあるため、現地での連絡方法も控えておきます。

海外旅行保険の選び方は、フィリピン留学で海外保険は必須?クレジットカード付帯保険で十分?でご紹介しています。

フィリピン親子留学のプチ移住先として選びやすいエリア

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フィリピン親子留学では、学校名だけでなく、どの地域で暮らすかも重要です。3カ月・半年滞在する場合、授業の質だけでなく、買い物、病院、空港からの移動、週末の過ごし方が生活に影響します。

ここでは、親子のプチ移住先として相談が多いセブ・マクタンとクラークをご紹介します。マニラやバギオを含む詳しい比較は、フィリピン留学で親子留学はどのエリアがおすすめ?をご確認ください。

生活の便利さを重視するならセブ・マクタン

セブ市内にはショッピングモール、病院、日本食レストラン、スーパー、語学学校が集まっています。生活に必要なものをそろえやすく、親子留学に対応する学校の選択肢も多いエリアです。

マクタンには空港があり、空港から学校までの移動時間を抑えやすい環境です。海に近い場所も多く、週末に海や観光地へ出かけたい家庭にも向いています。

一方で、エリアによっては交通量が多く、渋滞や街の騒がしさがあります。セブ・マクタンを選ぶ場合は、学校からスーパーや病院までの所要時間を確認してください。

落ち着いた生活環境を重視するならクラーク

クラークには、広い敷地、幼児向け施設、ファミリー向けの部屋を持つ学校があります。セブ中心部と比べて落ち着いた環境を希望する家庭に選ばれています。

クラーク国際空港を利用できる便もあり、マニラを経由せずに渡航できる場合があります。学校によっては、敷地内にプール、運動場所、幼児向けの学習施設を備えています。

学校の外へ出る際に車移動が必要な地域もあるため、買い物や病院への送迎、配車アプリの利用状況を確認します。

学校だけでなく病院や買い物環境も比較する

子ども連れの長期滞在では、授業時間よりも生活時間の方が長くなります。学校設備がよくても、病院やスーパーまで遠いと、体調不良や日用品の購入に時間がかかります。

日本語で相談できる医療機関が近くにあるか、学校スタッフが病院へ同行できるか、外出時に配車アプリを使いやすいかまで比較してください。親子に合うエリアは、リゾート感や都市の知名度だけでは決まりません。

親子でのプチ移住に向く語学学校の選び方

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親子留学に対応している学校でも、1週間の親子留学に向く学校と、3カ月・半年にわたって暮らしやすい学校は同じではありません。長期滞在では、子どもの年齢、部屋、授業数、食事、生活サポートをまとめて確認します。

子どもの年齢に対応しているか

英語レッスンを受けられる年齢は学校ごとに違います。3歳から授業を受けられる学校、4歳以上を対象とする学校、小学生から受け入れる学校があります。

1歳から3歳程度の子どもは、英語レッスンではなくベビーシッターサービスを利用する場合があります。受入年齢だけでなく、預かり時間、食事、お昼寝、保護者が授業を受けていない時間も利用できるかを確認してください。

年齢ごとの選択肢は、子どものフィリピン留学は何歳から?親子留学・単独留学の年齢条件でご紹介しています。

ファミリールームやキッチンを利用できるか

3カ月・半年滞在する場合は、親子で寝られる広さだけでなく、収納、学習机、冷蔵庫の有無、洗濯や食事の方法まで確認します。

自炊したい家庭は、キッチンの有無だけでなく、調理器具、食器、電子レンジ、飲料水、近くのスーパーまで確認してください。学校寮の場合は、学校の食事が合わない日に簡単な調理ができるかも重要です。

保護者の授業数を調整できるか

親子留学では、親も毎日フルタイムで授業を受けるプランだけではありません。保護者の授業数を減らす、子どものみ授業を受ける、午前中だけ受講するなど、学校によって選択肢があります。

リモートワークを続ける方、未就学児の生活を優先したい方、親自身も英語を学びたい方では、必要な授業数が違います。申込み前に家庭の1日の流れを学校へ伝え、対応できるコースを選びます。

長期滞在の割引やサポートがあるか

長期割引だけでなく、途中で授業数を変更できるか、体調不良時に相談できるか、部屋の不具合へ対応してもらえるかも確認します。長期滞在中は英語力や学習目的が変わることもあるため、状況に合わせて教材や科目を変更できる学校が向いています。

申込み前には、12週間・24週間の総額、キャンセル規定、返金条件、休学や日程変更の扱いを確認してください。親子用の部屋は数が限られるため、希望時期が決まっている場合は早めの空室確認が必要です。

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フィリピン親子留学でプチ移住する際の注意点


 

3カ月・半年の親子留学では、現地生活に慣れる時間がある一方、短い留学では起こりにくい疲れや生活上の問題も出てきます。良い面だけを見て計画を立てず、困ったときの対応まで考えておくことが必要です。

子どもが授業や現地生活を嫌がる場合がある

渡航前は楽しみにしていた子どもでも、現地に着くと教室へ入りたがらない、英語を聞くと黙る、日本へ帰りたいと言うことがあります。環境、先生、授業時間、食事、睡眠不足など、理由は一つとは限りません。

嫌がったときに無理に授業へ行かせ続けるのではなく、いつ、どの授業でつらそうにしているかを学校スタッフへ伝えます。先生の変更、授業数の調整、休憩の追加で対応できる場合があります。

現地での対応は、フィリピン親子留学で子どもが授業を嫌がったら?で詳しくご紹介しています。

食事や衛生環境が合わない可能性がある

学校の食事が子どもの口に合わない、水回りや虫が気になる、冷房で体調を崩すといったことがあります。日本と同じ環境を前提にすると、毎日の小さな違いが負担になります。

食べ慣れた食品、常備薬、虫よけ、薄手の上着など、到着直後から使うものは日本から持参します。親子留学向けの持ち物は、フィリピン親子留学で持っていくと便利なものをご確認ください。

当初の予算を超えることがある

外食、配車アプリ、週末の外出、追加授業、部屋の変更、病院受診などが重なると、出発前の予算を超えることがあります。半年の滞在では、月ごとの小さな出費も合計すると大きくなります。

見積書に記載された費用とは別に、急な受診、航空券変更、予定外の宿泊に備える予備費を残します。現地で使った金額を週ごとに確認すると、後半で不足しにくくなります。

保護者が仕事・勉強・育児で疲れることもある

親子留学では、保護者も英語を学びながら、子どもの生活、体調、学校対応、仕事を担います。日本では家族や園、学校に相談できたことも、海外では保護者1人で対応する場面があります。

授業数を減らす、週末は外出しない、食事付きの寮を選ぶなど、保護者の負担を減らすことも、長期滞在を続けるうえで必要です。すべてを経験しようとせず、親子が無理なく暮らせる予定を優先してください。

フィリピン親子留学のプチ移住準備はいつから始める?

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3カ月・半年の親子留学は、出発直前に学校と航空券だけを決めればよい留学ではありません。日本の学校、仕事、保険、長期滞在用の部屋を調整するため、渡航時期から逆算して準備します。

親子留学に向く月や混雑しやすい時期は、フィリピン留学で親子留学をするなら何月がいい?でご紹介しています。

渡航6カ月前までに期間と予算を決める

最初に、3カ月か半年か、親子のうち誰が授業を受けるか、仕事を続けるかを決めます。そのうえで、学校費用、航空券、保険、現地生活費、日本で残る固定費を含めた予算を決めます。

小学生がいる場合は、早めに在籍校へ相談してください。保護者の勤務先には、海外からの勤務が可能か、休職や有給休暇を組み合わせられるかを相談します。

渡航3カ月前までに学校と滞在先を決める

学校によっては親子向けの部屋が少なく、希望する時期や部屋タイプを選べないことがあります。夏休み、春休み、年末年始を含む場合は、3カ月前でも満室になっていることがあります。

子どもの年齢、授業数、食事、キッチン、仕事環境、病院への距離を学校ごとに比べ、空室を確認します。料金だけでなく、3カ月・半年のあいだ同じ部屋で生活できるかも確認してください。

渡航1カ月前までに手続きと持ち物を確認する

パスポート、航空券、海外旅行保険、学校の入学書類、入国時に必要な登録、現地で支払う費用を確認します。常備薬、子どもの学用品、日本の教科書、仕事用のパソコン、予備回線も準備します。

到着後すぐに使う書類や薬は、預け荷物ではなく手荷物に入れます。親子それぞれのパスポート、航空券、保険証券、学校の連絡先は、紙とスマートフォンの両方で確認できるようにします。

帰国後の学校生活や英語学習も考えておく

出発前から、帰国後に日本の学校へ戻る日、提出する課題、英語学習を続ける方法を決めておくと、留学経験を日常につなげやすくなります。

子どもが現地で使っていた教材や読んでいた本を持ち帰り、オンライン英会話や英語教室で学習を続ける方法があります。帰国後すぐに予定を詰めず、日本の生活時間へ戻る期間も確保してください。

フィリピン親子留学のプチ移住に関するよくある質問

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3カ月でもプチ移住を体験できますか?

3カ月でも、語学学校へ通いながらフィリピンで暮らす経験ができます。最初の数週間で環境に慣れ、その後も学習と生活を続けられるため、旅行や数週間の留学とは違う現地生活を体験できます。

半年に比べると、日本の学校や仕事との調整を行いやすく、初めて長期の親子留学をする家庭にも検討しやすい期間です。

半年間の親子留学にはいくら必要ですか?

親1人と子ども1人の場合は約320万円から520万円、親1人と子ども2人の場合は約430万円から750万円が一つの目安です。

実際の金額は、学校、授業数、部屋、食事、為替、航空券、保険によって変わります。家族構成と希望条件に合わせた見積書で確認してください。

保護者は授業を受けなくてもよいですか?

学校によって異なります。子どものみ授業を受けられる学校、保護者に最低限の授業受講を求める学校、保護者向けの少ない授業数を選べる学校があります。

リモートワークや未就学児の世話を優先する場合は、保護者が授業を受けない前提で入学できるかを申込み前に確認してください。

日本の小学校を休んで親子留学できますか?

3カ月・半年の海外滞在を計画することはできますが、在籍、欠席、住民票、教材の扱いは学校や自治体によって確認が必要です。

住民票を残したまま国外で過ごす場合は、学校で欠席として扱われることがあります。実際の手続きは、在籍校と市区町村の教育委員会へ早い段階で相談してください。

何歳から親子留学に参加できますか?

親子で滞在できる年齢と、子どもが英語レッスンを受けられる年齢は別です。1歳前後からベビーシッターを利用できる学校がある一方、英語授業は3歳、4歳、小学生以上など学校ごとに条件があります。

同じ年齢でも、トイレ、食事、昼寝、親と離れて過ごせる時間によって合うプログラムは変わります。年齢だけで決めず、子どもの生活状況を学校へ伝えて確認してください。

親子でフィリピンに暮らすプチ移住プランを相談しよう

フィリピン親子留学の子どもたちと語学学校の先生
 

親子でフィリピンに3カ月・半年にわたって暮らすプチ移住では、英語レッスンだけでなく、家族の暮らし全体を考える必要があります。

同じ3カ月でも、子どもの年齢、保護者の仕事、授業を受ける人数、希望する部屋によって選ぶ学校は変わります。半年滞在する場合は、日本の学校、ビザ延長、保険、帰国後の学習まで含めて計画する必要があります。

ファーストイングリッシュでは、親子の人数、子どもの年齢、希望期間、予算、保護者の働き方を伺い、条件に合う語学学校と滞在方法をご提案しています。学校ごとの料金だけでなく、長期間暮らす際の食事、部屋、周辺環境、現地費用も含めた見積書を作成できます。

親子でフィリピンに暮らしてみたいと考え始めた段階でも、具体的な学校が決まっていなくてもご相談いただけます。

 

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