
フィリピンで1カ月暮らす場合、実際の生活費はいくら必要なのでしょうか。
フィリピン留学では、授業料に学生寮や食事が含まれている学校が多いため、「1カ月の生活費」といっても、一般的な海外生活とはお金のかかり方が違います。学校寮に入り3食を学校で食べる留学生なら、現地で使うお金は外食、交通、日用品、週末の外出などが中心です。
一方、一部の語学学校では、自分で借りたコンドミニアムやホテルから学校へ通う「通学プラン」を選べます。この場合は、家賃、電気代、水道代、食費、通信費、洗濯代、毎日の通学費まで自分で支払います。
そこで今回は、通学留学をする日本人がセブで1カ月生活するケースを中心に、2026年の家賃や食費、電気代、交通費などから実際に必要になる金額を計算します。あわせて、フィリピン人が現地の生活スタイルで暮らす場合と、日本人が節約して暮らす場合、無理なく生活する場合の違いも紹介します。
日本円への換算は、2026年10月2日時点の1ペソ約2.51円をもとに、本文では分かりやすく1ペソ約2.5円として計算します。為替は動くため、日本円の金額は目安としてご覧ください。
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フィリピンで1カ月暮らすには生活費はいくら必要?

フィリピンで必要になる1カ月の生活費は、留学先がフィリピンだからという理由だけでは決まりません。大きく変わるのが、学校の寮を使うのか、自分で住まいを借りるのかという違いです。
今回の生活費には語学学校の授業料、SSPなどの申請費用、航空券、海外旅行保険は含めません。住居、食事、光熱費、通信、交通、洗濯、日用品など、フィリピンで1カ月生活するために必要なお金だけを対象にします。
生活費は「寮付き留学」と「自己手配」で大きく変わる
一般的なフィリピン留学では、授業料と学生寮、食事がセットになっています。学校によって違いはありますが、平日3食や週末を含む食事、Wi-Fi、掃除、洗濯などが学校料金に含まれているケースもあります。
このタイプなら、留学生が現地で毎月家賃を払う必要はありません。食事も学校で済ませれば、自分でスーパーへ行って毎日の食材を買う必要も少なくなります。
そのため、寮付き留学と、自分で部屋を借りて暮らす通学留学では、生活費として必要になる費用の内訳が違います。
ファーストイングリッシュのフィリピン留学の生活はどんな感じ?寮・食事・洗濯・Wi-Fi・治安を解説でも紹介しているように、寮費や基本的な食事がすでに支払い済みの場合、現地で自由に使う生活費は1カ月1万~3万円程度に収まる人もいます。
通学プランでは家賃・食費・光熱費も自分で支払う
通学プランでは、自分でコンドミニアムやアパート、ホテルなどを予約し、そこから語学学校へ通います。学校の宿泊プランを利用しないため、家賃だけでなく、電気、水道、食事、洗濯、通信、通学に使う交通費まで生活費として発生します。
自炊するならキッチン付きの部屋が必要になり、冷蔵庫やエアコンを使えば電気代もかかります。学校から離れた場所に住めば、毎日の交通費も必要です。
通学型の仕組みや対応している語学学校については、フィリピン留学の通学プラン特集!滞在先を自由に学べる語学学校3選で詳しく紹介しています。
同じフィリピンでも暮らし方によって総額は大きく変わる
今回、セブで1カ月生活する日本人を想定して計算すると、この記事の試算では、生活費を抑える場合で約28,000~38,000ペソ、セキュリティのあるコンドミニアムに住み、自炊と外食を組み合わせながらGrabも使う生活では約46,000~68,000ペソとなります。
1ペソ約2.5円で換算すると、節約する生活で約7万~9万5,000円、標準的な生活で約11万5,000~17万円です。
ここには観光、週末旅行、ダイビング、マッサージ、大きな買い物などは含めていません。セブで1カ月生活するための費用を想定しています。
セブの通学留学で住まいから食事まで自己手配すると1カ月いくら?

通学留学で生活をすべて自己手配すると、最も大きな支出になりやすいのは家賃です。その次に食費や光熱費が続き、交通手段によっては移動費も毎月の支出に影響します。
セブの家賃|コンドミニアムやアパートを自分で借りる場合
2026年9月時点のセブでは、1ベッドルームの月額家賃は市中心部で平均約31,900ペソ、市中心部以外で約19,000ペソというデータがあります。
実際の賃貸情報を見ると、家具付きのスタジオタイプなら15,000~25,000ペソ程度の物件も見つかります。ITパーク周辺の家具付きスタジオで20,000ペソ、セブ中心部では15,000ペソ前後の物件も掲載されています。
ただし、1カ月留学で注意したいのは契約期間です。こうした安い月額物件の多くは、最低6カ月や1年の契約を条件としています。
語学留学で1カ月だけ滞在する場合、15,000ペソの長期賃貸物件をそのまま1カ月だけ借りられるとは限りません。1カ月単位で利用できる家具付きコンドミニアムや短期滞在用の部屋を選ぶと、長期契約より1カ月あたりの宿泊費が高くなることがあります。
2026年の短期賃貸情報では、1カ月単位で利用できる家具付きコンドミニアムに25,000~35,000ペソ程度の掲載例があります。長期契約が可能なら15,000~20,000ペソ前後の物件も見つかりますが、1カ月留学では短期契約が可能かどうかを確認する必要があります。
なお、長期賃貸では家賃とは別に1~2カ月分の保証金と前家賃を求められる物件も多いため、実際に入居するときに必要な現金は「1カ月分の家賃」より多くなります。
電気・水道・インターネットなど毎月かかる固定費
セブで自己手配の住居に暮らす場合、電気代はエアコンの使用時間によって大きく変わります。
セブ、マンダウエなどへ電力を供給するVisayan Electricの2026年9月の住宅用電気料金は、1kWhあたり14.89ペソです。仮に1カ月150kWh使用すれば電気代だけで約2,230ペソ、200kWhなら約2,980ペソになります。
実際の電気使用量はエアコンによって大きく変わります。授業中は学校にいて、帰宅後と就寝時だけエアコンを使う人と、休日も含めて長時間エアコンを使用する人では請求額が変わります。
この記事では、スタジオタイプの一人暮らしで電気・水道を合わせて2,000~4,000ペソ程度として試算します。エアコンの使用時間が長ければ、この範囲を超える場合もあります。
インターネットは家賃に含まれている短期物件もあります。自分で固定回線を契約する場合、セブでは60Mbps以上の回線が月1,500~2,000ペソ程度ですが、1カ月だけの留学では契約期間の問題もあるため、Wi-Fi付きの滞在先を選ぶ方が利用しやすいでしょう。
食費|自炊中心と外食中心ではどのくらい変わる?
食費は、どこで食材を買い、どのくらい外食するかで差が出ます。
2026年9月のセブでは、米が1kg約60ペソ前後、鶏肉が1kg約280ペソ、卵12個が約125ペソという価格が確認できます。Carbon Marketなどのローカル市場を使えば、スーパーより安く野菜や食材を購入できる場合もあります。
この記事の節約プランでは、自炊を中心にローカル食堂も利用する食生活を想定し、1カ月の食費を8,000~10,000ペソで試算します。
一方、セブの比較的安いレストランでも1食平均約190ペソ、ファストフードのセットなら250ペソ前後です。朝食は自炊し、昼食や夕食に外食も利用する標準プランでは、1カ月12,000~18,000ペソで試算します。
日本料理、ショッピングモール内のレストラン、カフェを頻繁に利用する場合は、この金額を超えることもあります。現在のフィリピンの食品や外食価格については、「実は日本より高い!?」フィリピンのインフレと円安で激変したリアルな生活費でも紹介しています。
通学交通費|徒歩・ジプニー・Grabで差が出る
通学プランでは、住む場所と学校の距離によって毎月の交通費が変わります。
2026年9月にフィリピンの公共交通運賃が改定され、従来型ジプニーの最低運賃は14ペソ、モダンジプニーは17ペソとなりました。
仮に片道14ペソで平日22日間往復すると、通学分だけなら616ペソです。この記事の節約プランでは、ジプニーなどのローカル交通を中心に使う想定で、通学と日常の移動を合わせて月1,000~1,500ペソで試算します。
夜間や雨の日、荷物が多いときなどにGrabを定期的に利用する標準プランでは、月3,000~5,000ペソを交通費として試算します。
毎日の通学をGrabにすると金額はさらに上がるため、通学プランでは家賃だけでなく、語学学校までの距離も含めて滞在先を選ぶ必要があります。
洗濯・日用品・スマホなど生活に必要な費用
セブでは、街中のランドリーサービスも利用できます。
2026年のセブ周辺では、洗濯・乾燥・たたみまで含めて8kgで190~200ペソ程度のサービスがあります。週1回利用するなら、1カ月で800ペソ前後です。
スマートフォンではプリペイドSIMを利用できます。GlobeのGoSURF299は299ペソで30日間利用でき、2GBの全サイト用データに加えて、対象アプリ向けの10GBが付くプランです。利用するサービスやデータ容量によって、より大きなプランを選ぶこともできます。
そのほか、トイレットペーパー、シャンプー、洗剤、飲料水などの日用品費として、この記事では月1,000~2,000ペソを見込んでいます。
ここまでを合計すると、自己手配型の通学留学では、住居をかなり抑えれば月28,000~38,000ペソ前後、家具付きコンドミニアムに住み、自炊と外食、Grabを組み合わせる生活なら月46,000~68,000ペソ前後が一つの生活費モデルになります。
フィリピン人は1カ月にどのくらいの生活費で暮らしている?

フィリピン人の生活費も、住まい、食事、移動方法によって大きく変わります。そのため、「フィリピン人なら月○ペソ」と一つの金額で表すことはできません。
フィリピン人の生活費は家族構成や住まい方で大きく違う
フィリピン統計庁が発表した2025年のFamily Income and Expenditure Surveyでは、フィリピン全体の平均年間家計支出は321,850ペソでした。月換算すると約26,800ペソです。
セブを含む中央ビサヤでは年間279,900ペソで、月換算すると約23,300ペソになります。
ただし、これは一人暮らしの人の支出ではありません。家族単位の平均家計支出です。そのため、「フィリピン人1人なら月23,000ペソで暮らしている」という意味ではありません。
フィリピン人の生活を見るときは、家族と同居しているのか、一人暮らしなのか、都市部なのか地方なのかまで分けて考える必要があります。
家族と暮らす場合は住居費を抑えられる場合がある
フィリピンでは、成人後も家族と一緒に暮らすケースがあります。実家で親や兄弟と暮らしていれば、一人でコンドミニアムの家賃を全額負担する生活とは毎月の支出が違います。
また、一人暮らしでも、プールやジム、24時間警備付きのコンドミニアムと、ローカル向けのシンプルな部屋では住居費が異なります。
2026年のセブ市内では、一人用の部屋が月6,000~8,000ペソ程度で募集されている例があります。共用のトイレやキッチンを使う部屋もありますが、設備の整ったコンドミニアムより住居費を大きく抑えられる場合があります。
こうした住居費の違いが、1カ月の生活費に大きな差を生みます。
ローカル食堂・市場・公共交通を使う生活
食費や交通費も、利用する店や移動手段によって変わります。
現地の市場で米、肉、野菜を購入して自宅で料理し、外食ではカレンデリアと呼ばれるローカル食堂を利用し、移動にはGrabではなくジプニーを使う生活なら、毎月の支出を抑えやすくなります。
セブで一人用の部屋に住み、食事は自炊とローカル食堂、移動はジプニーを中心にした単身者として試算すると、家賃6,000~8,000ペソ、食費6,000~9,000ペソ、光熱費の負担1,000~2,000ペソ、交通費800~1,500ペソ、通信費300~500ペソ、洗濯や日用品1,000~1,500ペソ程度です。
合計すると、およそ15,000~22,000ペソ、約3万8,000~5万5,000円です。これはフィリピン人全体の平均ではなく、セブでローカル向けの住居やサービスを使って暮らす単身者を想定した生活モデルです。
セブなど都市部で一人暮らしをすると生活費は上がる
都市部で一人暮らしをする場合は、住む場所や物件によって住居費が高くなります。
セブ中心部の1ベッドルームの家賃平均は約31,900ペソです。フィリピン統計庁の2025年FIESでも、セブ市の平均年間家計支出は2023年から37.3%増加しています。
「フィリピン人なら非常に安く生活できる」という単純な話ではなく、家族と住居を共有するのか、ローカル向けの部屋を借りるのか、都市中心部で一人暮らしをするのかによって必要額が変わります。
日本人がフィリピンで1カ月暮らす場合の生活費を2パターンで比較

ここからは、日本人がセブで自己手配の住居に1カ月滞在する場合を、「節約プラン」と「標準プラン」の2つに分けて考えます。
どちらも語学学校の授業料、SSP、航空券、保険、観光や大きな買い物は含めません。
生活費をできるだけ抑える「節約プラン」
節約プランでは、高価格帯のコンドミニアムではなく、シンプルな個室や比較的安い家具付きの部屋を選びます。食事は自炊を中心にして、外食する場合もローカル食堂を利用します。学校への移動は徒歩やジプニーを中心にし、Grabは必要なときだけ使います。
1カ月だけ借りられる住居を15,000~20,000ペソ、電気・水道を2,000~3,000ペソ、食費を8,000~10,000ペソ、交通費を1,000~1,500ペソ、通信費を300~600ペソ、洗濯を700~900ペソ、日用品を1,000~1,500ペソとすると、合計は約28,000~38,000ペソです。
日本円では約7万~9万5,000円になります。
この金額に収めるには、学校までの距離が近い住居を選び、自炊とローカル交通を中心にすることが前提になります。
無理なく暮らす「標準プラン」
標準プランでは、日本人が海外で1カ月暮らす際に選びやすい、24時間警備やエアコン、キッチン、Wi-Fiなどがある家具付きコンドミニアムを想定します。
食事は自炊だけに限定せず、ローカル料理やショッピングモールでの外食も利用します。移動ではジプニーだけでなくGrabも使い、エアコンも帰宅後や就寝時に使用します。
家賃を25,000~35,000ペソ、電気・水道・インターネットを3,000~5,000ペソ、食費を12,000~18,000ペソ、交通費を3,000~5,000ペソ、通信費を300~1,000ペソ、洗濯を700~1,000ペソ、日用品を1,500~3,000ペソとすると、合計は約46,000~68,000ペソです。
日本円では約11万5,000~17万円となります。
家賃から食費まで全部自分で払う場合、セキュリティや設備のある住環境を選ぶと、フィリピンでも1カ月の生活費が10万円を超えることがあります。
節約プランと標準プランでは何に差が出る?
2つの生活モデルで最も差が大きいのは家賃です。
節約プランの部屋と、プールやジム、24時間警備があるコンドミニアムでは、家賃だけで月10,000ペソ以上の差が出る場合があります。
次に差が出るのが食費と交通費です。自炊とローカル食堂が中心なら食費を抑えられますが、レストランやカフェを頻繁に利用すると1カ月の食費の差が広がります。
通学も、ジプニーなら1回十数ペソですが、Grabを毎日往復利用すれば1カ月では数千ペソの差になります。
生活費を抑える場合は、家賃と学校までの距離を先に確認すると、1カ月の総額を下げやすくなります。
フィリピン人と日本人では1カ月の生活費がなぜ違う?

同じセブで暮らしていても、フィリピン人のローカル型生活モデルと日本人の標準プランでは1カ月に数万ペソの差が出ることがあります。
その理由は国籍そのものではなく、選ぶ住居、電気の使い方、交通手段、食事の場所が違うためです。
セキュリティや住環境を重視すると家賃が上がる
通学留学で滞在先を探す場合、家賃だけでなく、建物のセキュリティや室内設備も確認する必要があります。
24時間警備、建物の入口管理、室内のエアコン、温水シャワー、冷蔵庫、キッチン、Wi-Fiなどを備えたコンドミニアムを選ぶと、ローカル向けのシンプルな部屋より家賃は高くなります。
一方、現地向けの月6,000~8,000ペソ程度の部屋では、トイレが共用だったり、家具が少なかったり、コンドミニアムとは設備が違ったりする場合があります。
この住居選びだけでも、毎月の生活費には大きな差が生まれます。
エアコンの使用時間で電気代に差が出る
フィリピンでは年間を通して暑いため、エアコンを長時間使用するほど電気代は上がります。
2026年9月のセブの住宅用電気料金は1kWhあたり14.89ペソです。200kWh使用すれば単純計算で約3,000ペソとなり、使用量が増えれば電気代もその分上がります。
扇風機を併用してエアコンの使用時間を短くする場合と、帰宅後から就寝中まで長時間使用する場合では、毎月の電気料金に差が出ます。
Grab・外食・カフェを使う回数で生活費が変わる
Grabや外食は1回だけなら大きな支出に見えなくても、利用回数が増えれば1カ月の交通費や食費に差が出ます。
平日はジプニーで通学し、週末だけGrabを使う人と、毎日Grabで学校やショッピングモールへ移動する人では交通費が違います。同じように、自宅で料理をする人と、昼食・夕食を毎日外食する人では食費も変わります。
学校寮なら通学そのものがほぼ不要で、食事も学校料金に含まれている場合があります。自己手配の生活では、食事や移動に使った金額がそのまま毎月の支出へ加わります。
日本食や輸入品を選ぶと食費は上がりやすい
セブには日本食レストランや日本の商品を扱うスーパーがありますが、現地の食材やローカル料理と同じ価格ではありません。
日本の調味料、菓子、輸入食品、日本料理を頻繁に選ぶと、フィリピンに住んでいても食費が日本とそれほど変わらなくなることがあります。
一方、米、鶏肉、卵、現地野菜などを市場やスーパーで購入して自炊すれば、食費を抑えやすくなります。
1カ月の生活費に差が出るのは、住居だけでなく、日常的に選ぶ商品やサービスの価格帯も異なるためです。
フィリピンの通学留学では生活費をいくら準備すればいい?

通学留学で予算を考えるときは、語学学校へ支払う金額と、自分で生活するための金額を分けて考える必要があります。
特に自己手配型では、家賃が学校料金の外に出てくるため、一般的な寮付きフィリピン留学とは予算の組み方が変わります。
家賃まで自己手配するなら生活費を月単位で計算する
通学プランを選ぶ場合は、まず住居費を決め、その後に食費、光熱費、交通費、通信費などを加えていくと必要額が見えやすくなります。
この記事の試算では、セブで1カ月だけ生活する場合、支出を抑える生活で約28,000~38,000ペソ、セキュリティのあるコンドミニアムで無理なく生活する場合で約46,000~68,000ペソです。
学校の近くに安い住居を確保できれば、家賃だけでなく毎日の交通費も減らせます。反対に、家賃だけで場所を選び、学校から遠くなればGrab代が増えて、結果的に総額が上がることもあります。
短期滞在では長期契約より家賃が高くなる場合がある
1カ月留学では、長期賃貸の掲載価格をそのまま1カ月滞在の家賃として計算しないことが重要です。
セブでは15,000~20,000ペソ台の家具付きコンドミニアムが見つかりますが、最低6カ月や1年契約を条件としている物件が少なくありません。
1カ月だけ滞在する場合は、短期滞在に対応した家具付き物件、ホテル、サービスアパートメントなどから探すことになります。そのため、「インターネットで月15,000ペソの部屋を見つけたから、1カ月15,000ペソで住める」とは限りません。
さらに、一般賃貸では1カ月分の前家賃と1~2カ月分の保証金を求められることがあります。保証金は契約条件や退去時の部屋の状態に問題がなければ返金される場合がありますが、入居時にはまとまった現金が必要です。
生活費とは別に授業料・SSPなどの留学費用も必要
今回紹介している約28,000~68,000ペソは、あくまで現地で1カ月生活するための費用です。
フィリピンで語学学校へ通う場合は、このほかに授業料、入学金、SSPなどの手続き費用が必要になります。滞在期間によってはビザ延長なども加わります。
そのため、「1カ月の生活費が10万円だから、10万円で1カ月留学できる」という意味ではありません。
学校へ支払う費用や航空券、現地手続き費用を含めたフィリピン留学全体の金額については、フィリピン留学の費用はいくら?1ヶ月・3ヶ月の総額と内訳【2026年最新版】をご覧ください。
1カ月の生活費は「フィリピンだから安い」だけでは決まらない

フィリピンで1カ月暮らす費用は、一つの金額だけでは表せません。
フィリピン人がローカル向けの部屋に住み、市場やローカル食堂、ジプニーを中心に生活するモデルなら、月15,000~22,000ペソ程度で暮らせるケースがあります。
日本人が支出を意識しながら自己手配で暮らす場合は約28,000~38,000ペソ、セキュリティのある家具付きコンドミニアムに住み、自炊と外食を組み合わせ、Grabも利用する生活なら約46,000~68,000ペソが一つの目安です。
さらに、一般的な寮付きフィリピン留学なら、家賃や基本的な食費がすでに学校料金へ含まれているため、現地で自由に使う生活費はこれより大幅に少なくなります。
同じフィリピンでも、どんな住居や生活スタイルを選ぶかによって、「どこに住むか」「何を食べるか」「どう移動するか」「エアコンをどのくらい使うか」が変わり、1カ月の総額にも差が出ます。
通学プランを検討している方は、学校料金だけを比較するのではなく、住居から学校までの距離、短期契約できる物件の家賃、食事、光熱費まで含めて1カ月の予算を考えてみてください。
ファーストイングリッシュでは、学生寮を利用する一般的な留学だけでなく、自己手配の滞在先から通える通学プランについてもご案内しています。自分の生活スタイルに合った学校や滞在方法が分からない方は、お気軽にご相談ください。
📞 お電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)





