実は超がつくほどの「親日国」!フィリピンで愛される日本の漫画・アニメ・フード

CPI SSP5
 

フィリピンを訪れると、日本人にとって意外なほど日本の文化が身近にあることに気づきます。ショッピングモールでは日本食レストランを見かけ、アニメのキャラクターグッズが並び、フィリピン人と話していると日本の作品名が会話に出てくることもあります。2025年12月のOCTA Researchでは、フィリピン人の約8割が日本を信頼していると回答しています。

フィリピン留学では、先生との雑談に日本のアニメや食べ物の話題を使えます。英語にまだ自信がなくても、自分がよく知っている作品や料理なら内容を説明しやすく、会話を始めるきっかけになります。

フィリピンと日本の関係を語るときには「親日国」という言葉がよく使われます。

親日といわれる背景には、歴史や外交、経済交流など複数の要素がありますが、身近なところでは日本の漫画・アニメ・日本食もフィリピンの日常に入り込んでいます。

フィリピン人から見た日本人の印象や文化の違いについては、フィリピン人から見た日本人はどんな印象?留学前に知りたい性格・文化の違いで詳しく紹介しています。

Instagram

フィリピン留学をもっと身近に

ファーストイングリッシュのInstagramアカウントではフィリピン留学の情報や最新の写真を公開しています。

Contents

フィリピンでは日本の漫画・アニメが身近な存在

CPI CAMPUS33
 

日本の漫画やアニメは、フィリピンで一部の愛好家だけが楽しむ文化ではありません。長年にわたってテレビで日本の作品が放送されてきたことに加え、現在は動画配信サービスやSNS、イベント、キャラクター商品など、作品に触れる入口が増えています。

国際交流基金の2024年度「海外日本語教育機関調査」では、東南アジアで日本語を学ぶ理由として、アニメ・漫画・J-POP・ファッションなどへの関心が最も多く挙げられました。フィリピンでは42,677人の日本語学習者が確認されています。日本のポップカルチャーは、日本そのものに興味を持つ入口のひとつになっています。

日本アニメがテレビを通じて広く知られるようになった

フィリピンで日本アニメが広がった背景を語るうえで、テレビ放送は外せません。現在のように好きな作品をインターネットですぐ見られる時代になる前から、日本のアニメはフィリピンのテレビで放送されてきました。

象徴的なのが「超電磁マシーン ボルテスV」です。フィリピンでは1978年に放送が始まり、その後も1980年代、1990年代、2000年代に再放送されてきました。ひとつの世代だけでなく、長い期間にわたってテレビを通じて知られてきた作品です。

テレビ経由で日本アニメに触れる流れはその後も続き、GMAでは「ポケットモンスター」や「ドラゴンボールZ」なども放送されてきました。動画配信が一般的になる前から、家庭のテレビで日本作品を見る機会があったことが、フィリピンで日本アニメが身近になった背景のひとつです。

今は動画配信やSNS、イベントでも日本の作品が楽しまれている

現在は、日本アニメとの出会い方がテレビだけではなくなりました。動画配信サービスで作品を選び、SNSで感想や最新情報を追い、好きなキャラクターの動画やイラストを共有するという楽しみ方がフィリピンでも広がっています。

最近の動きを見ると、オンライン以外でも日本アニメの人気を感じられます。2025年10月に開催されたフィリピン初の「ONE PIECE Run」には、8,000人を超える参加者が集まりました。作品を配信で見るだけではなく、イベントや公式グッズを通じて楽しむ機会もあります。

フィリピン留学中にセブやマニラのショッピングモールへ出かけると、日本のキャラクター展示やグッズ売り場を見かけることがあります。留学中の外出先でも、フィリピンで今どの作品が支持されているのかを身近に知ることができます。

アニメだけでなく漫画やキャラクター文化にも親しみが広がっている

フィリピンで親しまれているのは映像作品だけではありません。漫画、フィギュア、カードゲーム、コスプレ、キャラクターグッズなど、作品から派生した楽しみ方も広がっています。

国際交流基金は、フィリピンの都市部で漫画が人気の表現形式になっていると紹介しています。フィリピンにはもともと「komiks」と呼ばれる長いコミック文化があり、日本の漫画が現地のコミック作家へ与えた影響は1990年代初頭までさかのぼるとされています。

マニラではアニメやフィギュア、カードゲームの公式イベントも開催されています。アニメを観るだけでなく、フィギュアやカードを集めたり、コスプレをしたり、イベントへ足を運んだりと、日本作品の楽しみ方は映像の外にも広がっています。

フィリピンで人気の日本アニメ・漫画|ボルテスVからONE PIECEまで

Exif_JPEG_PICTURE
 

フィリピンで知られている日本作品は、世代によって顔ぶれが変わります。1970年代から親しまれてきたボルテスVがある一方、ONE PIECEやNARUTO、ポケモンなど、現在も公式イベントや配信、商品展開で接点が続く作品があります。

ボルテスVはフィリピンで特別な存在となった日本アニメ

フィリピンにおける日本アニメを象徴する作品として、まず名前が挙がるのが「超電磁マシーン ボルテスV」です。

日本では1977年に放送が始まった作品ですが、フィリピンでは1978年にテレビ放送が始まりました。45年後の2023年にはGMA Networkが実写版「Voltes V: Legacy」を制作・放送し、2024年にも再放送しています。日本の1970年代のアニメが、フィリピンのキャストと制作陣による新しいテレビ作品としてよみがえりました。

親世代がテレビアニメを見て、その次の世代が実写版に触れる。フィリピンで世代を越えて知られているという点でも、ボルテスVは他の日本アニメとは少し違う位置にあります。

ドラゴンボール・NARUTO・ワンピースもフィリピンで人気が続く

「ドラゴンボール」「NARUTO」「ONE PIECE」も、フィリピンで現在まで展開が続く日本作品です。

フィリピンでは現在も、これらの作品に関連する公式商品やカードゲーム、イベントが展開されています。2026年10月にマニラで予定されている「BANDAI CARD GAMES Fest 26-27」でも、ドラゴンボール、ONE PIECE、NARUTOなどに関連するカードゲーム企画が予定されています。

なかでも「ONE PIECE」は、近年のフィリピンでファンの規模が数字に表れた作品です。2025年10月に行われたフィリピン初の「ONE PIECE Run」には8,000人を超える参加者が集まりました。長く続く作品でありながら、今も多くのファンが参加するイベントが成立しています。

ポケモン・ドラえもん・名探偵コナンもフィリピンで親しまれてきた

バトル作品だけが知られているわけではありません。「ポケットモンスター」「ドラえもん」「名探偵コナン」など、日本でよく知られている作品もフィリピンで放送されてきました。

ポケモンはフィリピンのテレビで繰り返し放送され、GTVでは2021年にも「Pokémon」が編成されました。現在はフィリピン向けの公式ポケモンカードサイトで、大会や店舗イベントの情報が継続して公開されています。

2026年9月時点でも、マニラ首都圏だけでなくセブを含む各地で公式カードイベントが開催されています。テレビで作品を知るだけでなく、カードゲームを通じてポケモンに触れる機会も続いています。

「ドラえもん」や「名探偵コナン」もGMAで放送されてきた作品です。「名探偵コナン」は2025年4月に劇場版13作品がNetflix Philippinesで配信され、テレビ以外でも視聴できる機会が広がりました。日本でよく知られている作品名を、そのままフィリピンでの会話に使えることもあります。

学校紹介バナー

フィリピン留学の質問をする

ご留学に関するお問合せをご希望の方は、こちらからご連絡をお願いします。空室確認やお見積書をすぐに担当よりご案内いたします。

日本食もフィリピンの街で身近な存在になっている

31949327_m
 

フィリピンで身近な日本文化は、漫画やアニメだけではありません。日本食も都市部を中心に広く浸透しています。

農林水産省の調査をもとにした2026年のジェトロ資料によると、フィリピンの日本食レストランは2023年の約760店から2025年には約940店へ増えています。日本食は「日本人駐在員や旅行者のための食事」だけではなく、現地の人が外食で選ぶジャンルのひとつになっています。

ショッピングモールでも日本食レストランを見かける

フィリピンで生活すると、日本食の見つけやすさを実感する場所のひとつがショッピングモールです。マニラ首都圏だけでなく、セブ周辺でもラーメン、寿司、焼肉、丼ものなどを扱う店があります。

ジェトロが2026年に公開したセブのレポートでは、マンダウエ市のSM J Mallに日本食関連の店舗を集めたエリアが設けられていることも紹介されています。セブ留学中にモールへ買い物へ行き、そのまま日本食を食べるという選択も特別なことではなくなっています。

JNTOのフィリピン市場向け資料でも、ショッピングモールへの日本食店の出店が進んでいることが紹介されています。日本食は、日本人駐在員や旅行者だけを対象にしたものではなく、フィリピン人が外食で選ぶ料理のひとつにもなっています。

ラーメン・とんかつ・天ぷら・たこ焼きは親しまれやすい日本食

JNTOの市場資料では、フィリピンで人気の日本食として、天ぷら、とんかつ、たこ焼き、ラーメンが挙げられています。

現在ではさらに選択肢が増え、日本の外食チェーンだけでなく、フィリピン企業が運営する日本食店や、日本料理を現地向けにアレンジした店もあります。JNTOがフィリピンで行ったJapan Fiesta 2023でも、日本の好きなものとしてラーメンやたこ焼きに関するコメントが多く寄せられました。

こうした料理は「日本料理を深く知らなければ注文できないもの」ではありません。料理名そのものが知られていて、友人同士や家族で選びやすいメニューになっていることが、日本食の広がりを支えています。

寿司もフィリピンで親しまれ、現地の食材を使ったアレンジもある

寿司もフィリピンのショッピングモールなどで見つけやすい日本食のひとつです。日本の寿司をそのまま提供する店だけでなく、フィリピンの食材や料理を組み合わせた創作メニューもあります。

在フィリピン日本国大使館が2021年に実施した日本・フィリピン料理のオンラインコンテストでは、マンゴーやアボカドを寿司飯と合わせた料理や、アドボ味の肉とウズラの卵を使った「Adobo Inari」などが最終選考に残りました。これは日常の定番寿司という意味ではなく、日本料理とフィリピン料理を組み合わせた創作例です。

フィリピンで日本食を食べると、日本で見慣れた料理名でも具材や味付けが違うことがあります。そうした違いも、現地の食文化に触れる面白さのひとつです。

なぜ日本食はフィリピン人にも受け入れられやすい?

7eaafadbde0cdd3ff87e7a39b79e6918
 

日本食レストランが増えている背景には、日本文化への関心だけでなく、フィリピンの食習慣と相性のよい料理が多いこともあります。特に、ご飯とおかずを一緒に食べる習慣や、肉料理・濃い味付けを好む傾向は、日本食を選びやすい理由につながっています。

日本と同じようにお米をよく食べる

フィリピンの食事では、お米が日常的に登場します。朝食からご飯を食べることも珍しくなく、肉料理や魚料理と一緒にお米を食べるスタイルが広く定着しています。

そのため、丼もの、とんかつ定食、焼肉、照り焼き系の料理など、ご飯と一緒に食べる日本食は食事の形として受け入れられやすいです。初めて食べる日本料理であっても、主食とおかずを組み合わせて食べる感覚がつかみやすいためです。

肉料理や揚げ物など親しみやすいメニューが多い

フィリピンでは豚肉や鶏肉を使った料理が多く、揚げ物も日常的に食べられています。そのため、とんかつ、唐揚げ、天ぷら、焼肉などは、普段使う食材や調理法との共通点が多い日本食です。

もちろん、日本とフィリピンでは味付けが同じではありません。JNTOの市場資料では、フィリピンでは肉類や味付けの濃い料理を好む傾向が紹介されています。店によっては、日本料理の味付けを現地の好みに寄せていることもあります。

とんかつやラーメンのように、普段から食べている肉やご飯と組み合わせやすい料理が多いことも、日本食が選ばれる理由のひとつです。

フィリピン人の好みに合わせた日本食も生まれている

海外で日本食が広がると、現地の好みに合わせた変化も起こります。フィリピンでも、日本料理の基本を残しながら、ソース、具材、量、盛り付けなどを現地向けに変えたメニューを見ることがあります。

こうしたアレンジは、日本料理をフィリピンの食材や食習慣に合わせた例です。先ほど紹介した「Adobo Inari」のように、両国の料理を一皿の中で組み合わせる発想も生まれています。

留学中に日本食店へ行く機会があれば、日本と同じかどうかだけを見るのではなく、「なぜこの味付けなのか」「どこがフィリピンらしいのか」という視点で食べてみると、食事そのものが異文化を知る体験になります。

漫画・アニメ・日本食はフィリピン留学中の会話のきっかけにもなる

18cfc8572019ce324b35898df8f534e7
 

日本の漫画、アニメ、日本食がフィリピンで親しまれていることは、留学中の英会話にもそのまま生かせます。自分がよく知っている話題なら、英語でも最初の一言を出しやすいからです。

フィリピン留学ではマンツーマン授業が多く、先生と一対一で話す時間があります。教科書のテーマだけでなく、好きな作品や食べ物の話をすると、そこから自然に英語を使う時間を増やせます。

「好きな日本のアニメは?」から英会話を始められる

英語初心者の方にとって難しいのは、文法だけではなく「何を話せばいいかわからない」という場面です。そんなとき、日本のアニメは使いやすいテーマになります。

たとえば「What Japanese anime do you like?」と聞くだけでも会話は始まります。相手が作品名を答えたら、「Who is your favorite character?」「Why do you like it?」と続けられます。自分も見たことがある作品なら、ストーリーやキャラクターについてさらに話せます。

完璧な英文を作ってから話す必要はありません。知っている作品だからこそ、相手の答えを予想しやすく、知らない単語が出ても内容をつかみやすくなります。英語を使う回数を増やしたい留学中には、こうした身近なテーマが役立ちます。

日本食とフィリピン料理を比べて話してみる

食べ物も会話を始めやすいテーマです。「Do you like Japanese food?」「What is your favorite Japanese food?」と質問すれば、ラーメン、寿司、とんかつなど具体的な料理名が返ってくるかもしれません。

そこから「フィリピン料理なら何がおすすめ?」「日本のラーメンとフィリピンの麺料理はどう違う?」と話を広げれば、自分が知らない現地の食文化も教えてもらえます。

フィリピン留学では、英語を勉強することと現地を知ることを別々に考える必要はありません。食事について質問するだけでも、味を表す単語、料理の説明、好みの伝え方など、実際に使う英語の練習になります。

自分の知っている日本文化を英語で説明してみる

相手が日本の作品や料理を知っていると、今度は日本人側が説明する場面も出てきます。「この料理は日本のどの地域でよく食べるのか」「この作品のどこが好きなのか」「日本ではどんなキャラクターが人気なのか」。自分には当たり前のことでも、英語で伝えようとすると意外に難しいものです。

知っていることを英語で言い換えるため、単語を覚えるだけでは使いにくい「説明する英語」の練習になります。言葉が足りなければ先生に表現を聞き、その場で言い直すこともできます。

フィリピン留学で授業以外にも英語を使う機会を増やしたい方は、まず自分が話しやすいテーマから始めてみてください。初めての海外留学での学び方や現地生活については、初めての海外留学はフィリピンから!初心者でも安心できる理由を徹底解説も参考になります。

学校紹介バナー

フィリピン留学説明会に参加する

オンライン説明会をご希望の方は、こちらからお申込みください。ZOOMを利用して、ご自宅からでも気軽にご参加いただけます。フィリピン留学の基本情報からプランにあわせたおすすめの学校をご紹介します。

日本文化が身近なフィリピンで英語と異文化交流を楽しもう

f67b19056c198b47d208
 

フィリピンでは、日本の漫画やアニメが長年親しまれ、現在も新しい作品のイベントや商品展開が続いています。日本食も街の中で見つけやすくなり、2025年には日本食レストランが約940店まで増えました。

こうした日本文化の広がりは、フィリピン留学中の会話にもつながります。好きなアニメ、知っているキャラクター、食べたことのある日本食。共通の話題がひとつ見つかるだけで、英語を話すハードルは下がります。

日本文化の話から会話を始めたら、次はフィリピンの料理や好きな作品について相手に聞いてみてください。自分が知っている話題から英語を始め、現地の文化へ話を広げることで、教室の外でも会話のきっかけが増えていきます。フィリピンで感じやすい文化の違いについては、日本人が驚くフィリピン文化5選|フィリピン留学中に感じたカルチャーショックでも紹介しています。

ファーストイングリッシュでは、留学期間や英語レベル、目的に合わせてフィリピン留学をご案内しています。英語を学ぶだけでなく、現地の人と実際に話し、文化の違いを知る経験もフィリピン留学の魅力です。

自分に合う学校や留学プランがわからない方は、お気軽にご相談ください。