
フィリピン留学の学校やコースを比較していると、「1日6コマ」「マンツーマン8コマ」「無料オプションクラス付き」といった表記をよく目にします。
ただし、コマ数だけでは、実際の授業開始・終了時刻や、自習に使える時間までは判断できません。同じ1日8コマでも、すべてマンツーマンのコースと、グループ授業や単語テストを含むコースでは、授業中に英語を話せる時間や1日の過ごし方が変わります。
早朝や放課後に自由参加のオプションクラスを開講する学校がある一方、スパルタタイプの学校では、夜間授業や義務自習が最初から時間割に組み込まれていることもあります。
このページでは、フィリピン留学の1日の授業時間、4コマ・6コマ・8コマの違い、自習時間の考え方、オプションクラスの参加条件を解説します。留学期間や英語学習の目的に合うコースを選ぶために、時間割やコース表を比べる際のポイントも紹介します。
Contents
フィリピン留学の1日の授業時間はどのくらい?

フィリピンの語学学校では、1コマ45~50分前後の授業を、平日に1日6~8コマ受けるコースが多く見られます。朝8時前後に始まり、17時前後に終わる学校が多いものの、開始時刻、休憩時間、昼休み、金曜日の授業時間などは学校ごとに異なります。
コース表を見るときは、授業の合計コマ数だけでなく、1コマの長さと時間割全体を確認することが大切です。1コマ45分の8コマと、1コマ50分の8コマでは、1週間の授業時間にも差が出ます。
1コマ45~50分で1日6~8コマが一般的
一般的なESLコースでは、マンツーマン授業とグループ授業を組み合わせ、1日6~8コマ前後受ける時間割が多く採用されています。
例えば、1コマ50分なら、6コマで合計300分、8コマで合計400分です。ただし、授業の間には5~10分ほどの休憩があり、昼食時間も入るため、学校で過ごす時間は授業時間の合計より長くなります。
学校によっては授業数を1日4~5コマに抑えたコースや、マンツーマン授業を中心に1日8コマ以上受けられるコースもあります。授業形式や科目を先に知りたい方は、フィリピン留学の授業スタイルと授業内容を紹介したページもあわせてご覧ください。
フィリピン留学の授業時間と学校で過ごす時間は異なる
「1日6コマだから授業は5時間程度」と考えていても、実際には朝から夕方まで学校で過ごすケースがあります。
授業と授業の間に空きコマが入ることがあるほか、朝食、昼食、単語テスト、レベルチェック、学校行事などが時間割に加わるためです。寮と教室が同じ敷地にある学校では、空きコマに部屋へ戻れる場合もありますが、校舎と滞在先が離れている学校では、空き時間も校内で過ごすことになります。
仕事、オンライン授業、資格学習などを留学中も続けたい方は、授業終了時刻だけで判断せず、最初の授業から最後の授業まで学校に滞在する時間を確認してください。
授業数にはグループ授業やテストが含まれることがある
「1日8コマ」と書かれていても、8コマすべてがマンツーマン授業とは限りません。
マンツーマン4コマとグループ2コマに、単語テスト1コマ、オプションクラス1コマを加えて8コマと表記する学校もあります。反対に、正規授業8コマとは別に、希望者向けの無料クラスを追加できる学校もあります。
授業数を比較するときは、「マンツーマン」「グループ」「テスト」「自習」「オプションクラス」の内訳を確認しましょう。特に英語を話す時間を重視する場合は、合計コマ数だけでなく、マンツーマン授業が何コマあるかを見る必要があります。
1日4コマ・6コマ・8コマでは時間の使い方がどう変わる?

フィリピン留学の授業数は、多ければ多いほどよいわけではありません。留学期間、現在の英語力、渡航目的、授業後に確保したい時間によって、合うコマ数は変わります。
短期留学で会話量を増やしたい方と、長期留学で復習時間を取りながら学びたい方では、選ぶべきコースも異なります。ここでは、1日4コマ・6コマ・8コマで時間の使い方がどう変わるかを比較します。
1日4コマは午後の自由時間や自習時間を確保しやすい
1日4コマのコースは、午前または午後に授業がまとまる時間割であれば、半日を自習や仕事、外出に使えます。
授業が午前中に終わる時間割なら、午後にその日の復習を行い、オンラインの仕事や資格勉強を続けることもできます。親子留学で、お子様の送迎や生活のサポートに時間を使いたい保護者の方にとっても選択肢になります。
一方で、1週間や2週間の短期留学では、英語を話す授業時間が限られます。短い期間で発話量を増やしたい場合は、4コマがすべてマンツーマンなのか、追加授業を申し込めるのかも確認しましょう。
1日6コマは授業と復習のバランスを取りやすい
1日6コマは、日中に十分な授業時間を確保しながら、夕方以降に復習時間を残しやすいコマ数です。
マンツーマン4コマとグループ2コマのような構成であれば、講師と1対1で話す時間と、ほかの留学生の英語を聞いて発言する時間の両方を取り入れられます。授業後に60~90分ほど復習し、その後は食事や休息にあてる流れも組みやすくなります。
4週間以上の留学で、授業と自習を無理なく続けたい方にも選びやすいコマ数です。ただし、同じ6コマでもマンツーマンの数や必修テストの有無によって、1日の学習量は変わります。
1日8コマは短期間で授業時間を確保したい人に向いている
1日8コマのコースは、1週間から4週間ほどの短期留学で、平日の授業時間を多く確保したい方に向いています。
マンツーマン授業が6~8コマあるコースなら、英語を口にする機会を増やしやすく、限られた渡航期間を授業中心で過ごせます。日中の大部分が授業になるため、観光や仕事より英語学習を優先したい方に合います。
ただし、8コマ受けたあとに宿題、単語テスト、オプションクラスまで入れると、自習時間が少なくなることがあります。コース表を見るときは、授業を受ける時間だけでなく、授業内容を振り返る時間まで確保できるかを考えましょう。
同じ授業数でもマンツーマンとグループの内訳で学習量が変わる
1日6コマや8コマという数字が同じでも、授業の内訳によって英語を話す時間と疲れ方は変わります。
マンツーマン授業では、自分が話す時間を確保しやすく、発音、文法、会話の弱点に合わせて進められます。グループ授業では、複数の留学生の意見を聞き、その場で発言する練習ができます。
マンツーマンを多く受けたい方は、フィリピン留学のマンツーマン授業で効果を出す受け方も参考にしながら、総コマ数ではなく内訳を比べてください。
フィリピン留学では自習時間をどのくらい確保すればいい?

授業で新しい単語や表現を学んでも、その日のうちに見直さなければ、翌日の授業で使える知識として残りにくくなります。フィリピン留学では授業数が多いため、長時間の自習を無理に詰め込むより、授業で扱った内容を当日中に復習する時間を先に取ることが大切です。
必要な自習時間は、授業数、宿題の量、英語レベルによって変わるため、一律には決められません。まずは当日の復習に30~60分ほど取れるかを確認し、宿題や試験対策が多いコースでは、その分の時間も見込んでおきましょう。
授業で学んだ内容を復習する時間を毎日確保する
自習で優先したいのは、その日の授業で言えなかった表現、講師に訂正された文法、発音を直された単語の復習です。
教材を最初から読み直すのではなく、授業中に印を付けた箇所を見直し、例文を声に出して、翌日のマンツーマン授業で実際に使えるようにしておくと、授業と自習がつながります。
毎日の復習時間を確保したい場合は、最後の授業が何時に終わるか、夕食後に自習室を使えるか、部屋に学習机があるかも学校選びの確認項目になります。
空きコマを予習・復習に使える学校もある
時間割によっては、午前または午後に1コマ分の空き時間が入ることがあります。
空きコマを授業の復習や次の授業の予習に使えば、夕食後の負担を減らせます。講師への質問をメモする、単語テストの準備をする、音読を行うなど、空きコマに取り組む内容をあらかじめ決めておくと、短い時間を無駄にしません。
ただし、時間割は入学後に決まり、希望する時間に空きコマを入れられない学校もあります。午前だけ授業を受けたい、午後に仕事をしたいといった希望がある場合は、申込前に時間割の指定が可能か確認してください。
自由自習と義務自習の違いを確認する
自由自習は、授業後に自分の判断で学習する時間です。その日の予定に合わせて勉強する時間を決められる一方、学習計画も自分で管理する必要があります。
義務自習は、学校が指定した時間と場所で行う自習です。スパルタタイプの学校では、夕食後に1~2時間の義務自習が設定され、出席確認が行われることがあります。単語テストや文章テストと組み合わせている学校もあります。
自由な校風、セミスパルタ、スパルタでは、授業後の時間の使い方が大きく異なります。校風ごとの1日の流れを比べたい方は、フィリピン留学の寮生活と1日のスケジュール比較もご確認ください。
オプションクラスを受けると1日の学習時間はどう変わる?

オプションクラスは、正規のマンツーマン授業やグループ授業とは別に用意される追加クラスです。早朝、放課後、夕食後などに開講され、参加すると1日の英語学習時間を増やせます。
ただし、すべての語学学校で実施しているわけではありません。同じ「オプションクラス」という名称でも、自由参加、コース料金に含まれる必修クラス、別料金の追加授業など、扱いは学校によって異なります。スパルタタイプでは、早朝授業や夜間クラスが必修となり、義務自習とあわせて出席管理される場合もあります。
早朝・放課後・夜間に行われる追加クラス
早朝クラスは朝食前または通常授業の開始前、放課後クラスは正規授業が終わる夕方、夜間クラスは夕食後に設定されることが一般的です。
1コマ45~50分のオプションクラスを1つ受けると、正規授業6コマの日でも、実際の授業は7コマになります。朝と夜の両方に参加すれば、学校で用意された英語学習時間はさらに長くなります。
一方、曜日限定で開講する学校や、参加人数が集まった場合だけ実施する学校もあります。パンフレットに記載があっても、留学する時期に必ず開講されるとは限らないため、最新の実施状況を確認してください。
オプションクラスは自由参加・必須参加・別料金に分かれる
自由参加のオプションクラスは、体調や自習の進み具合を見ながら参加日を選べます。無料で参加できる学校もありますが、事前登録が必要な場合や、申込後の欠席にルールがある場合があります。
必須参加のクラスは、正規コースの一部として扱われます。特にスパルタコースでは、早朝の単語テスト、夕方のグループ授業、夜間クラス、義務自習が時間割に組み込まれていることがあります。
別料金で追加できるクラスには、マンツーマン授業、ネイティブ講師の授業、試験対策、週末授業などがあります。コース料金に含まれる範囲と、現地で追加費用が必要な範囲を申込前に確認しましょう。
発音・会話・リスニング・アクティビティなどの内容
学習系のオプションクラスには、発音、日常会話、リスニング、文法、単語、プレゼンテーション、TOEICやIELTS対策などがあります。
正規授業とは異なる講師や留学生と学べるため、マンツーマン授業で覚えた表現をグループの中で使う練習にもなります。苦手分野が明確な方は、正規授業と内容が重ならないクラスを選ぶと、限られた時間で別の弱点を補えます。
ズンバ、ダンス、音楽、映画などのアクティビティ型を実施する学校もあります。英語で指示を聞きながら体を動かしたり、ほかの留学生と交流したりできるため、教科書中心の授業とは異なる形で英語を使えます。
毎日参加するかは正規授業と自習時間を見て決める
自由参加のオプションクラスは、無料でも毎日参加する必要はありません。
正規授業が4~6コマの日はオプションクラスに参加し、8コマの日は復習を優先するなど、授業数に合わせて使い分ける方法があります。翌日に単語テストやプレゼンテーションがある日は、オプションクラスより自習を優先した方がよいでしょう。
留学前に参加回数を決め切る必要はありませんが、必修か自由参加かによって1日の時間割は大きく変わります。学校を比較するときは、開講時間、曜日、参加条件、料金、欠席ルールまで確認してください。
フィリピン留学の授業時間と自習を組み合わせた3つの学習プラン

コースを選ぶときは授業数だけでなく、授業後の復習や休息まで含めて1日の流れを考えましょう。
ここでは、4コマ・6コマ・8コマをもとに、授業、自習、オプションクラスを組み合わせた時間の使い方を紹介します。実際の時間割は学校によって異なるため、自分に合うコースを考える際の参考にしてください。
1日4コマ+自習でマイペースに学ぶプラン
午前中にマンツーマン授業を4コマ受け、午後に1~2時間の自習時間を確保するプランです。
授業で学んだ会話表現を午後に復習し、夕方以降は仕事、親子での外出、運動、休息などに使えます。長期留学で生活のペースを保ちたい方や、留学中も別の予定を続けたい方が取り入れやすいプランです。
授業数が少ない分、重点的に学ぶ科目を絞り、毎日の復習を続けることが重要です。会話量を増やしたい日は、自由参加のグループクラスを追加する方法もあります。
1日6コマ+復習でバランスよく学ぶプラン
マンツーマン4コマとグループ2コマを受け、夕方または夕食後に60~90分復習するプランです。
授業時間を取りながら、自習、食事、睡眠の時間も残しやすく、初めてフィリピン留学をする方にも選びやすいプランです。授業後に余裕がある日は、発音や会話のオプションクラスへ参加できます。
学校によってはマンツーマン6コマのみのコースもあります。グループ授業を受けたいか、講師と1対1で学ぶ時間を優先したいかによって内訳を選びましょう。
1日8コマ+オプションクラスで集中して学ぶプラン
正規授業8コマに、早朝または夜間のオプションクラスを加えるプランです。
短い留学期間に英語へ触れる時間を増やしたい方や、授業中心の生活を希望する方に向いています。マンツーマン、グループ、単語テスト、追加クラスを合わせると、朝から夜まで英語学習の予定が入ることがあります。
このプランを選ぶ場合は、オプションクラスが自由参加なのか、スパルタコースの必修授業なのかを確認してください。正規授業だけで1日が埋まりやすいため、時間割の中に自習枠があるか、夕食後に自習室を利用できるかも重要です。
フィリピン留学の時間割とコース表を比較するときのポイント
語学学校のコース表には授業数が大きく書かれていますが、その数字だけでは1日の学習量を正しく比較できません。
マンツーマンとグループの内訳、必修プログラム、自習の扱い、曜日による時間割の違いまで確認すると、入学後に「思っていた時間割と違った」と感じるのを防げます。
必修授業と自由参加授業を分けて確認する
最初に確認したいのは、時間割に書かれた授業のうち、どこまでが出席必須なのかです。
正規のマンツーマン授業とグループ授業は必修でも、早朝や放課後のクラスは自由参加という学校があります。反対に、スパルタコースでは早朝テスト、夜間授業、義務自習まで必修になる場合があります。
自由参加のクラスを含めた最大コマ数だけを見て申し込むと、実際の必修授業が想定より少ないことがあります。「必ず受ける授業」と「希望すれば追加できる授業」を分けて確認してください。
マンツーマンとグループのコマ数を確認する
英会話を集中的に伸ばしたい方は、総授業数だけでなく、マンツーマン授業のコマ数を確認しましょう。
1日8コマでも、マンツーマン4コマとグループ4コマのコースと、マンツーマン8コマのコースでは、講師と1対1で話せる時間が異なります。グループ授業の人数も、少人数か大人数かによって発言機会が変わります。
授業科目を変更したい場合は、コースの枠内で変更できる範囲にも違いがあります。詳しくは、フィリピン留学の授業内容を変更できる範囲と確認方法をご覧ください。
空きコマ・自習・単語テストが授業数に含まれるか確認する
学校によっては、コース表の学習時間に自習、単語テスト、模擬試験が含まれています。
これらは学習に必要な時間ですが、講師が担当するレッスンとは異なります。授業数が多く見える場合は、コマごとの内容を確認し、講師との授業が何時間あるのかを計算してください。
空きコマについても、自由に使える時間なのか、指定教材に取り組む自習枠なのかで過ごし方が変わります。自習場所やWi-Fi環境もあわせて確認すれば、空き時間をどこで勉強に使えるか判断できます。
オプションクラスの早朝・夜間プログラムの参加条件を確認する
早朝・夜間プログラムは、自由参加か必修か、料金に含まれるかどうかが学校やコースによって異なります。
無料で誰でも参加できるもの、対象コースの学生だけ受講できるもの、事前申込や追加料金が必要なものがあります。一定人数に達しないと開講されないクラスや、繁忙期だけ内容が変わるクラスもあります。
スパルタタイプでは、早朝の単語テストや夜間クラス、義務自習が必須になることがあります。外出できる時間や門限にも関係するため、授業内容だけでなく参加ルールまで確認しましょう。
金曜日や祝日の授業時間も確認する
月曜から木曜は通常時間割でも、金曜だけ卒業式、スピーチ大会、講師研修などにより、1コマの時間が短くなったり、午後の授業が早く終わったりする学校があります。
フィリピンの祝日は原則休校となる学校が多く、祝日が多い週は受けられる授業時間が少なくなる場合があります。学校によっては補講、追加授業、祝日クラスを用意していますが、無料とは限りません。
1週間や2週間の短期留学では、金曜日の短縮授業や祝日の有無が総授業時間に影響します。申込前に留学期間中の祝日と補講方針を確認してください。
まとめ|授業数だけでなく自習まで含めてコースを選ぼう

フィリピン留学の授業は、1コマ45~50分前後、1日6~8コマを組み合わせるコースが一般的です。ただし、同じコマ数でも、マンツーマン、グループ、単語テスト、自習、オプションクラスの内訳によって、実際の授業時間と1日の過ごし方は変わります。
午後の時間を仕事や自習に使いたい方には4コマ、授業と復習を両立したい方には6コマ、短期留学で授業時間を多く取りたい方には8コマが目安の一つになります。
オプションクラスは、すべての学校で実施されているわけではありません。自由参加、必須参加、別料金の違いがあり、スパルタタイプでは早朝授業、夜間クラス、義務自習が時間割に含まれることもあります。
ファーストイングリッシュでは、授業数だけでなく、マンツーマンとグループの内訳、自習時間、オプションクラス、学校のルールまで確認し、ご希望に合う語学学校とコースをご案内しています。どのコマ数を選べばよいか迷っている方は、留学期間や目的をお聞かせください。
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