
フィリピン留学と聞くと、「マンツーマン授業が多いから英語が伸びやすい」というイメージを持つ方は少なくありません。実際に、講師と1対1で英語を話す時間を確保しやすい点は、フィリピン留学の大きな強みです。
ただし、マンツーマン授業を受ければ誰でも同じ成果につながるわけではありません。同じ学校、同じ期間、同じコマ数で学んでも、英語で話す力が伸びる人と、思ったほど成果を感じにくい人に分かれることがあります。
その差は、英語力だけで決まるものではありません。授業中の話し方、講師への伝え方、復習の仕方、授業外での英語の使い方によって、マンツーマン授業の効果は変わります。
この記事では、フィリピン留学専門エージェントであるファーストイングリッシュの視点から、マンツーマン授業で伸びる人・伸びにくい人の違い、効果を出す受け方、必要なコマ数、学校選びのポイントまで解説します。
Contents
フィリピン留学のマンツーマン授業で英語力は伸びる?

フィリピン留学のマンツーマン授業は、英語を話す時間を増やしたい方に向いている授業形式です。日本で英語を学んでいても、実際に英語で話す機会が少ないままでは、知識が会話で使える形になりにくいことがあります。
フィリピン留学では、講師が目の前にいる状態で質問され、答え、言い直し、また話すという流れを毎日くり返します。英語を読むだけ、聞くだけではなく、自分の口から英語を出す回数を増やせるため、スピーキングに苦手意識がある方でも話し始めやすくなります。
一方で、授業時間が多いだけで自然に英語が話せるようになるわけではありません。講師の説明を聞くだけで終わってしまう、分からない表現をそのままにする、授業後に復習しないという状態が続くと、マンツーマン授業の良さを十分に活かせません。
マンツーマン授業は英語を話す時間を増やしやすい授業形式
グループ授業では、講師が複数の学生に対して授業を進めるため、自分が発言できる時間は限られます。英語に自信がない方ほど、他の学生の前で発言することに抵抗を感じ、聞いているだけの時間が長くなることもあります。
マンツーマン授業では、講師の質問に答えるのも、自分の考えを伝えるのも、基本的には自分ひとりです。短い文でも話す必要があるため、英語を口に出す回数を増やせます。
特に英語初心者の方にとっては、「間違えてもすぐに直してもらえる」「周りを気にせず質問できる」という環境が、会話練習のハードルを下げてくれます。
ただ受けるだけでは効果が出にくい理由
マンツーマン授業は講師との距離が近い分、受け身のままでも授業は進みます。講師が話題を出し、質問し、答えを引き出してくれるため、自分から動かなくても授業時間は終わっていきます。
しかし、それでは「授業を受けた」という満足感は残っても、自分で英語を組み立てる力は伸びにくくなります。英語を話せるようになるには、講師の英語を聞くだけではなく、自分の言いたいことを英語にしようとする時間が必要です。
分からない単語が出たとき、別の言い方で伝えようとする。文法が間違っていても、まずは口に出してみる。講師に直された表現をもう一度使ってみる。この小さな積み重ねが、マンツーマン授業の効果につながります。
伸びる人と伸びない人の差は授業の受け方にある
フィリピン留学で英語が伸びる人は、マンツーマン授業を「講師に教えてもらう時間」だけでなく、「自分が英語を使う時間」として使っています。
反対に、伸びにくい人は、授業数やコース名だけに期待しすぎてしまう傾向があります。1日何コマ受けるかは大切ですが、それ以上に大切なのは、授業中にどれだけ話し、どれだけ間違え、どれだけ修正された表現を使い直すかです。
フィリピン留学の授業全体について知りたい方は、フィリピン留学の授業ってどんな感じ?も参考にしてください。
フィリピン留学のマンツーマン授業で伸びる人の特徴

マンツーマン授業で伸びる人には、いくつか共通点があります。もともとの英語力が高い人だけが伸びるわけではありません。むしろ、初心者でも授業の使い方が上手な方は、短期間でも「英語を話すことに慣れてきた」と感じやすくなります。
必要なのは、完璧な英語を話すことではありません。今の英語力で伝えようとすること、分からない部分を講師に見せること、授業で直された表現をその日のうちに使い直すことです。
間違いを恐れずに英語を話そうとする人
マンツーマン授業で一番もったいないのは、間違いを避けようとして発言量が少なくなることです。文法が合っているか、発音が変ではないか、単語の使い方が正しいかを気にしすぎると、英語を話す時間が減ってしまいます。
伸びる人は、間違いを前提に話します。短い文でも、単語だけでも、まずは講師に伝えようとします。講師はその発言をもとに、より自然な表現や正しい言い方を教えてくれます。
マンツーマン授業は、失敗を見られる場所ではなく、失敗を直してもらう場所です。授業中に間違える回数が多いほど、修正される回数も増え、使える表現が増えていきます。
自分の苦手分野や目標を講師に伝えられる人
フィリピン留学では、会話、発音、文法、リスニング、ビジネス英語、試験対策など、目的に合わせて授業内容を調整できる学校があります。だからこそ、自分が何を伸ばしたいのかを講師に伝えることが欠かせません。
たとえば、「空港やホテルで使う英語を練習したい」「会議で意見を言えるようになりたい」「発音を直したい」「中学文法からやり直したい」など、具体的に伝えるほど授業内容は自分に合いやすくなります。
授業内容の変更や科目の選び方を詳しく知りたい方は、フィリピン留学の授業内容は自由にカスタマイズできる?もあわせてご覧ください。
授業後に復習して表現を使い直せる人
マンツーマン授業で新しい表現を習っても、その場で終わってしまうと記憶に残りにくくなります。成果につなげている方は、授業中に直された表現や、言えなかった文章を授業後に見返し、次の授業や日常会話で使い直しています。
復習といっても、長時間机に向かうことだけではありません。講師に直された一文を声に出す、今日言えなかった表現をスマートフォンにメモする、食事中や買い物の場面で使ってみるなど、短い時間でも効果はあります。
英語は、知った表現を何度も使うことで自分の言葉になっていきます。マンツーマン授業で学んだ内容を授業外につなげられる人ほど、会話の中で使える英語が増えていきます。
講師との会話を楽しみながら学べる人
マンツーマン授業では、講師との距離が近いため、教科書の内容だけでなく、趣味、仕事、旅行、家族、将来の話など、さまざまな会話が生まれます。こうした何気ない会話も、スピーキング力を伸ばす大切な時間です。
講師との会話をただの雑談で終わらせず、聞き取れなかった表現を聞き返したり、自分の言い方を直してもらったりすると、実際の会話に近い形で英語を使えます。
教科書の英語だけでなく、自分の気持ちや考えを英語で伝える経験が増えると、英語を話すことへの抵抗感が少しずつ下がっていきます。
フィリピン留学のマンツーマン授業で伸びにくい人の特徴

マンツーマン授業は、英語を話す機会を増やしやすい一方で、受け方によっては効果を感じにくくなることもあります。授業数が多いから安心、講師がいるから自然に話せるようになる、という考えだけで留学すると、期待とのずれが起きやすくなります。
ここでは、フィリピン留学でマンツーマン授業を受けても伸びにくい人に見られやすい特徴を紹介します。あてはまる部分があっても、留学前や留学中に変えられます。
講師任せで受け身になってしまう人
講師が質問してくれるのを待つ、講師の説明を聞いて終わる、分からない部分があってもそのまま進めてしまう。このような受け方になると、マンツーマン授業の時間を十分に使いきれません。
1対1の授業では、講師に要望を伝えやすい反面、自分から伝えないと講師側に細かい希望が伝わらないことがあります。「もう一度言ってほしい」「別の例文がほしい」「発音を直してほしい」と伝えるだけでも、授業の中身は変わります。
マンツーマン授業は、講師が一方的に進める時間ではなく、学生側も一緒に作っていく時間です。
授業数を増やすことだけを重視してしまう人
フィリピン留学では、1日4コマ、6コマ、8コマ、学校によってはそれ以上のマンツーマン授業を受けられるコースもあります。短期で集中して学びたい方にとって、授業数の多さは大きなメリットです。
しかし、授業数を増やせば必ず伸びるというわけではありません。朝から夕方まで授業を受け続けると、後半は集中力が落ち、講師の話を聞くだけで精一杯になることもあります。
特に初心者の方は、英語を聞き続けるだけでも疲れます。授業数を増やす場合は、復習時間や休憩時間を確保できるかも考えておく必要があります。
分からないことをそのままにしてしまう人
マンツーマン授業では、分からないことをすぐに聞けます。それにもかかわらず、聞き返すのが恥ずかしい、授業を止めるのが申し訳ないと感じて、そのまま進めてしまう方もいます。
分からない表現を放置すると、次に同じ場面が出てきたときも話せないままになります。成果につなげている方は、分からないことを恥ずかしいものとして隠すのではなく、講師に見せて直してもらいます。
「I don’t understand.」「Could you say that again?」「How can I say this in English?」のような短い表現を使えるだけでも、授業中の質問量は増やせます。
授業外で英語を使う時間が少ない人
授業中だけ英語を話し、授業が終わると日本語だけで過ごす場合、英語を使う時間は限られます。フィリピン留学はマンツーマン授業が強みですが、授業外の過ごし方も成果に大きく関わります。
寮のスタッフに英語で話しかける、カフェで注文してみる、同じ学校の学生と英語で会話してみるなど、日常の中で英語を使う場面を増やすことが必要です。
フィリピン留学で成果を出す前提条件については、フィリピン留学に行けば何とかなる!は危険?成果が出る人の前提条件についてでも解説しています。
フィリピン留学のマンツーマン授業とは?グループ授業との違い

フィリピン留学のマンツーマン授業とは、講師と学生が1対1で行う英語レッスンです。欧米圏の語学留学ではグループ授業が中心になることが多い一方、フィリピンではマンツーマン授業を中心にカリキュラムを組む学校が多くあります。
マンツーマン授業は、英語を話す量を増やしたい方、初心者から英語をやり直したい方、発音や文法の弱点を直したい方に向いています。一方で、グループ授業には他の学生の意見を聞いたり、複数人の前で話したりする良さがあります。
どちらが上ということではなく、自分の目的に合わせて組み合わせることが必要です。
講師と1対1で学べるフィリピン留学ならではの授業形式
マンツーマン授業では、講師が学生のレベルや理解度を見ながら授業を進めます。初心者であれば基礎的な文法や発音から始め、ある程度話せる方であればディスカッション、ビジネス英語、試験対策などに取り組めます。
1対1なので、分からないところをすぐに質問しやすく、自分のペースで授業を進めやすい点が特徴です。講師も学生の苦手な発音や言い間違いに気づきやすく、その場で修正しやすくなります。
特に日本人の学習者は、英語の知識はあっても実際に話す経験が不足していることがあります。マンツーマン授業は、その知識を会話で使う練習に変えやすい形式です。
グループ授業より発話量を確保しやすい
グループ授業では、他の学生の発言を聞く時間も大切です。ただ、自分が話す時間だけを見ると、マンツーマン授業の方が発話量を確保しやすくなります。
講師から質問を受ける回数も多く、自分の答えに対してすぐに反応をもらえるため、英語を話すことに慣れたい方には向いています。英語で質問され、答え、直され、もう一度言うという流れをくり返せることが、マンツーマン授業の強みです。
英語を話す量を増やしたい方は、授業中に短い答えだけで終わらせず、理由や具体例まで伝える意識を持つと、さらに練習量が増えます。
弱点克服や発音矯正に取り組みやすい
発音、文法、語順、語彙、リスニングなど、英語の苦手分野は人によって異なります。マンツーマン授業では、自分の弱点に合わせて練習しやすい点もメリットです。
たとえば、発音が苦手な方は講師に口の動きや音の違いを確認してもらえます。文法が不安な方は、自分がよく間違える文型を使って例文を作る練習ができます。仕事で英語を使う方は、会議、メール、電話、接客など、必要な場面に合わせた練習も可能です。
自分では気づきにくい癖を講師に見つけてもらえることも、マンツーマン授業ならではの良さです。
グループ授業と組み合わせることで実践力も伸ばしやすい
マンツーマン授業は弱点克服や発話量の確保に向いていますが、実際の会話では複数人の中で話す場面もあります。そのため、グループ授業を組み合わせることで、他の学生の意見を聞きながら自分の考えを伝える練習ができます。
マンツーマン授業で表現を学び、グループ授業で使ってみる。グループ授業で言えなかった表現を、次のマンツーマン授業で講師に確認する。この流れを作れると、学んだ英語を実際の会話に近い形で使いやすくなります。
グループ授業の特徴について詳しく知りたい方は、フィリピン留学でグループレッスンはどんなもの?も参考にしてください。
マンツーマン授業は何コマ受けるべき?目的別の選び方

フィリピン留学を検討している方から、「マンツーマン授業は何コマ受ければよいですか?」という質問をよくいただきます。答えは、英語レベル、留学期間、目的、体力、復習時間によって変わります。
短期でできるだけ英語を話したい方には多めのマンツーマン授業が向いています。一方で、英語初心者の方が最初から詰め込みすぎると、授業内容を消化しきれないこともあります。
コマ数を選ぶときは、「多いか少ないか」だけでなく、「自分が毎日集中して受けられるか」「授業後に復習できるか」まで考えることが必要です。
英語初心者は4〜6コマから始めると続けやすい
英語初心者の方は、まず1日4〜6コマ程度のマンツーマン授業を目安にすると、復習時間も確保しやすくなります。英語を聞く、考える、話すという動作は、慣れていない方にとって想像以上に集中力を使います。
最初から授業数を増やしすぎると、後半の授業で頭が働かず、習った内容が残りにくくなることもあります。特に1週間から2週間の短期留学では、疲れをためすぎないことも重要です。
初心者の方は、基礎文法、発音、会話練習をバランスよく組み、授業後にその日の表現を見返す時間を持つことで、学んだ英語を次の授業で使いやすくなります。
短期留学で会話量を増やしたい人は6〜8コマも選択肢
1週間から4週間程度の短期留学で、できるだけ英語を話す時間を増やしたい方は、1日6〜8コマのマンツーマン授業も選択肢になります。日本では確保しにくい発話量を短期間で増やせるため、スピーキングに集中したい方には向いています。
ただし、短期留学ほど授業後の使い方が重要です。授業を受けるだけで終わると、短い期間の中で学んだ表現が定着しにくくなります。毎日、言えなかった表現を見返し、翌日の授業で使い直す流れを作ることが必要です。
短期で詰め込む場合は、事前に中学英文法や基本単語を復習しておくと、現地での会話練習に時間を使いやすくなります。
集中して学びたい人はオールマンツーマンも検討できる
学校によっては、すべての授業をマンツーマンで受けられるオールマンツーマンのコースがあります。発話量を最大限に増やしたい方、周りを気にせず質問したい方、特定の目的に合わせて集中的に学びたい方には向いています。
たとえば、短期でスピーキングを鍛えたい社会人、ワーキングホリデー前に面接や接客英語を練習したい方、発音や文法を重点的に直したい方には、オールマンツーマンが候補になります。
一方で、他の学生と英語で話す経験も積みたい方には、グループ授業を一部組み合わせるコースの方が合う場合もあります。
授業数だけでなく復習時間とのバランスも大切
マンツーマン授業のコマ数を決めるときは、授業後に復習できる時間があるかも確認しましょう。1日8コマ受けても、夜に疲れて何も見返せない状態が続くと、学んだ表現が残りにくくなります。
英語力を伸ばすには、授業で新しい表現に出会い、復習で思い出し、次の授業で使い直す流れが必要です。コマ数を増やすことは有効ですが、復習時間を削りすぎると逆効果になることもあります。
ファーストイングリッシュでは、留学期間や目的に合わせて、マンツーマン授業数とグループ授業、自習時間のバランスも含めてご相談いただけます。
マンツーマン授業の効果を高める受け方

マンツーマン授業の効果を高めるには、授業前、授業中、授業後の動き方が重要です。講師が目の前にいる時間を、ただ説明を聞く時間にするのか、自分が英語を使う時間にするのかで成果は変わります。
英語を話せるようになりたい方は、授業中に「答える」だけでなく、「質問する」「言い直す」「別の表現を試す」ことを意識しましょう。講師に直してもらった表現は、そのままノートに残すだけでなく、次の会話で使ってみることが必要です。
留学前に伸ばしたい力を決めておく
現地に着いてから授業内容を考えるのではなく、留学前に「何をできるようになりたいか」を決めておくと、マンツーマン授業を使いやすくなります。
日常英会話を話したいのか、旅行英語を練習したいのか、仕事で使う英語が必要なのか、TOEICやIELTSなどの試験対策をしたいのかによって、選ぶ学校やコースは変わります。
目的が決まっていると、講師にも要望を伝えやすくなります。「英語が話せるようになりたい」だけではなく、「ホテルで困らない英語を練習したい」「会議で自分の意見を言いたい」のように、場面まで具体的にしておくと授業内容に反映しやすくなります。
授業中は短い文でもよいので発言量を増やす
マンツーマン授業では、正しい英語を話すことよりも、まず英語を口に出すことが重要です。最初から長い文章を作ろうとすると、考える時間が長くなり、発言量が減ってしまいます。
短い文でも構いません。「I think so.」で終わらせず、「I think so because…」と理由を足すだけでも、会話の練習量は増えます。講師に質問されたら、答えに一文足す。分からないときは、分からないと英語で伝える。この積み重ねが成果につながります。
講師は、学生が話した英語をもとに修正できます。何も話さなければ直す材料がありません。間違いを減らすことより、講師が修正できる発言を増やすことを意識しましょう。
発音・文法・表現の修正を講師に依頼する
マンツーマン授業では、講師に自分の英語を細かく見てもらえます。ただし、講師によっては会話の流れを止めすぎないように、すべての間違いをその場で直さないこともあります。
発音を重点的に直してほしい、文法ミスをその場で指摘してほしい、より自然な表現を教えてほしいなど、希望がある場合は自分から伝えましょう。
「Please correct my pronunciation.」「Please write the natural sentence.」「Can you give me another expression?」のように伝えるだけで、授業の使い方は変わります。英語で要望を伝えること自体も、実践練習になります。
授業で学んだ表現をその日のうちに使う
授業で学んだ表現は、その日のうちに使うことで記憶に残りやすくなります。ノートに書くだけではなく、次の授業で使う、講師との雑談で使う、寮や外出先で使うなど、実際の場面につなげていきましょう。
たとえば、レストランで使う表現を習ったなら、その日の食事で注文するときに使ってみる。自己紹介の表現を習ったなら、新しく会った学生に使ってみる。こうした使い直しが、英語を知識から会話力へ変えていきます。
マンツーマン授業は、英語を学ぶ場所であると同時に、次に使う英語を準備する場所でもあります。
マンツーマン授業を受けるときの注意点

マンツーマン授業は、英語を話す時間を増やしやすい反面、向き合う時間が長い分だけ疲れやすさもあります。また、講師との相性や授業内容の希望を伝えないままにすると、期待していた学習内容とずれてしまうこともあります。
フィリピン留学で成果を出すには、マンツーマン授業のメリットだけでなく、注意点も知っておく必要があります。
授業数が多すぎると集中力が続かないことがある
1日6〜8コマ以上のマンツーマン授業は、英語を話す時間をしっかり確保できる一方で、体力と集中力を使います。特に英語初心者の方は、英語を聞き続けるだけでも疲れを感じやすくなります。
授業後半になると、講師の話が頭に入らない、返事が単調になる、復習する気力が残らないという状態になることもあります。その場合、授業数を増やすよりも、集中して受けられるコマ数に調整した方が成果につながることがあります。
短期留学で詰め込みたい場合でも、睡眠、食事、復習時間を削りすぎないことが重要です。
講師との相性が合わない場合は早めに相談する
マンツーマン授業では、講師との相性が学習意欲に影響します。話すテンポが合わない、説明が分かりにくい、修正してほしい部分を直してもらえないと感じる場合は、早めに学校スタッフへ相談しましょう。
講師を変えることは、失礼なことではありません。限られた留学期間を有効に使うためには、自分に合う授業を受けられる環境に調整することも必要です。
ただし、相性が合わないと感じたときも、まずは「もっと発音を直してほしい」「会話練習を増やしたい」など、希望を伝えることで改善する場合があります。
日本語で考えすぎると会話練習の量が減りやすい
日本語で完璧な文章を考えてから英語に訳そうとすると、会話のテンポが落ちてしまいます。特にマンツーマン授業では、講師とのやり取りが続くため、毎回日本語から訳していると発話量が減りやすくなります。
最初は短い英語で構いません。難しい単語が出てこない場合は、知っている単語で言い換える練習をしましょう。たとえば「予約する」という単語が出てこないときに、「I want to get a seat tomorrow.」のように近い意味で伝えることも練習になります。
正確な英語を学ぶことは必要ですが、会話では止まらずに伝える力も求められます。
自習や復習をしないと学んだ内容が定着しにくい
マンツーマン授業では、毎日多くの表現や単語に触れます。しかし、授業中に理解できた内容でも、復習しなければ数日後には忘れてしまうことがあります。
復習では、長いノートを作る必要はありません。今日言えなかった文、講師に直された文、次に使いたい表現を残し、声に出して使い直すことが重要です。
英語を話せるようになるには、授業で習う時間と、自分の言葉に変える時間の両方が必要です。授業数を増やすほど、復習の時間も確保しましょう。
マンツーマン授業を重視した学校選びのポイント

フィリピン留学でマンツーマン授業を重視する場合、授業数だけを見て学校を選ぶのはおすすめしません。コースに含まれるマンツーマンのコマ数、授業内容の変更範囲、講師変更のしやすさ、学習相談の体制まで確認することで、学校選びの失敗を防ぎやすくなります。
同じ「マンツーマン中心」の学校でも、初心者向けに基礎から進める学校、スピーキング重視の学校、試験対策に強い学校、親子留学に向いている学校など、特徴は異なります。
1日のマンツーマン授業数を確認する
まず確認したいのは、1日に何コマのマンツーマン授業を受けられるかです。学校やコースによって、マンツーマン4コマ、6コマ、8コマ、オールマンツーマンなど内容が異なります。
また、授業時間が1コマ何分なのか、グループ授業や自習時間がどのように組まれているのかも確認しましょう。単純にコマ数だけを比べるのではなく、1日の流れとして無理なく学べるかを見ることが必要です。
フィリピン留学の学校選び全体について知りたい方は、フィリピン留学のおすすめ学校5選!学校の上手な選び方も解説!も参考にしてください。
授業内容をどこまで変更できるか確認する
マンツーマン授業は自分に合わせやすい形式ですが、すべての学校で自由に内容を変えられるわけではありません。科目変更の可否、変更できるタイミング、講師への希望の伝え方は学校によって異なります。
発音を重点的に学びたい、旅行英会話を練習したい、ビジネス英語に寄せたい、試験対策をしたいなど目的がある方は、事前に対応できる範囲を確認しておきましょう。
目的に合った授業を受けられるかどうかは、マンツーマン授業の満足度に直結します。
初心者向け・社会人向け・親子向けなど目的に合うコースを選ぶ
マンツーマン授業を受けられる学校でも、どの層に強いかは異なります。英語初心者に合う学校、社会人の短期留学に合う学校、親子留学に合う学校、試験対策に強い学校など、それぞれ特徴があります。
たとえば初心者の方には、日本人がつまずきやすい発音や文法を見てもらいやすい学校が合います。社会人の方には、短期間でも目的に合わせて授業内容を調整しやすい学校が候補になります。親子留学の場合は、お子様の年齢に対応できるか、保護者の授業時間と生活環境に無理がないかも確認が必要です。
一般英語を基礎から学びたい方は、フィリピン留学で選ぶESLコースとは?もご覧ください。
講師変更や学習相談のサポート体制も確認する
マンツーマン授業では、講師との相性や授業内容の希望が成果に関わります。そのため、講師変更の相談ができるか、現地スタッフや日本人スタッフに学習相談ができるかも確認しておきましょう。
授業を受けてみてから、「もう少し会話を増やしたい」「発音を細かく見てほしい」「文法からやり直したい」と感じることは珍しくありません。そのときに相談しやすい学校であれば、留学中に軌道修正しやすくなります。
ファーストイングリッシュでは、留学前の目的確認から学校選び、コース選択までご相談いただけます。マンツーマン授業を重視したい方も、英語レベルや留学期間に合わせてご提案します。
まとめ|フィリピン留学のマンツーマン授業は受け方次第で効果が変わる

フィリピン留学のマンツーマン授業は、英語を話す時間を増やし、自分のレベルや目的に合わせて学びやすい授業形式です。初心者から英語をやり直したい方、短期間で会話量を増やしたい方、発音や文法の弱点を直したい方に向いています。
ただし、マンツーマン授業を受けるだけで自動的に英語が伸びるわけではありません。伸びる人は、間違いを恐れずに話し、講師に要望を伝え、授業後に復習し、学んだ表現を実際に使い直しています。
一方で、講師任せになってしまう、授業数だけを重視する、分からないことをそのままにする、授業外で英語を使わないという状態が続くと、せっかくのマンツーマン授業を活かしきれません。
フィリピン留学で成果を出すには、自分に合ったコマ数と学校を選び、授業中に英語を使う量を増やし、毎日の復習につなげることが必要です。マンツーマン授業をどう使うかによって、留学中の英語の伸び方は変わります。
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