
大学生の春休みは、フィリピン留学にまとまった留学期間を確保しやすい時期です。4週間だけ留学することもできますし、大学の予定によっては6週間や8週間を確保できる方もいます。
そこで気になるのが、「春休みにフィリピン留学したら、英語力はどこまで伸びるのか」という点ではないでしょうか。
ただし、4週間ならここまで、8週間ならここまで、と期間だけで英語力の伸びを決めることはできません。出発前の英語力や授業への取り組み方、授業以外でどれだけ英語を使うかによっても変わります。
だからこそ、春休みのフィリピン留学では「何週間行けば英語が話せるようになるか」だけを考えるのではなく、帰国するときに何ができるようになっていたいのかを決めておくことが大切です。
4週間なら、知っている英語を実際の会話で使う。6週間なら、相手との会話を自分から続ける。8週間なら、自分の考えやその理由まで英語で伝える。このように期間ごとの目標を決めると、毎日のマンツーマン授業で何を重点的に練習するかも決めやすくなります。
この記事では、フィリピン留学専門エージェントのファーストイングリッシュが、大学生が春休みに4週間・6週間・8週間フィリピン留学する場合に、それぞれ何を目標にするとよいのかを解説します。
春休みと夏休みのどちらに留学するか迷っている方は、大学生がフィリピン留学するなら夏休みと春休みどちらがいい?期間・費用・混雑度の比較もあわせてご覧ください。
Contents
大学生の春休みフィリピン留学は4〜8週間で何を目標にする?
大学生が春休みを使ってフィリピン留学する場合、4週間・6週間・8週間のどれを選ぶかによって、目標にしたい到達点は変わります。
大切なのは、「8週間なら4週間の2倍話せるようになる」と考えないことです。留学期間が長くなれば授業数や英語を使う機会は増えますが、期間に比例して英語力が伸びるわけではありません。
それよりも、留学期間に合わせて少しずつ目標を上げていく方が、帰国するときの成果を確認しやすくなります。
4週間・6週間・8週間では設定したい英語の目標が変わる
春休みに4週間フィリピン留学するのであれば、まず目標にしたいのは「知っている英語を実際に使うこと」です。
中学・高校で英語を学んできた大学生であれば、基本的な単語や文法を知っていても、英会話になるとすぐに言葉が出てこないことがあります。頭の中では意味が分かっているのに、講師から質問された瞬間に英文を作れなくなるという状態です。
4週間では、こうした知識を会話の中で何度も使う経験を増やしていきます。自己紹介、大学生活、趣味、旅行、食事など、難しい単語がなくても話せるテーマから始め、自分が知っている英語を口から出す回数を増やすことが中心になります。
帰国時に目指したいのは、英語で質問されたときに毎回日本語で文章を考えてから訳すのではなく、簡単な内容であれば知っている表現を使って返せる状態です。
6週間では、短い返答だけではなく、会話そのものを続けることを目標にします。講師から質問されたことに答えるだけでなく、自分から質問を返したり、理由を加えたりすることで、一問一答ではない会話を増やしていきます。
たとえば、「What do you do on weekends?」と聞かれたときに、「I play soccer.」だけで終わるのではなく、誰とプレーするのか、どれくらいの頻度なのか、なぜ好きなのかまで続けてみます。
そこから相手にも同じ質問を返せれば、自分が答えるだけの英会話から、相手とやり取りする英会話へ変わっていきます。
6週間の終了時点では、身近なテーマであれば、相手の質問を受けながら数往復の会話を続けられる状態を目標にすると分かりやすくなります。
8週間を使える場合は、さらに一歩進んで、自分の意見や考えを英語で説明することを目標にできます。
「私はこう思います」で終わらず、「なぜそう思うのか」「具体的にはどんな経験があったのか」まで英語でつなげて話す練習です。
大学生活、海外留学、SNS、働き方、旅行など、自分にも考えがあるテーマについて、結論だけではなく理由や具体例まで説明できれば、英語で伝えられる内容の幅は大きく広がります。
8週間の終了時点では、簡単な会話ができることだけでなく、自分から話題を広げたり、相手から「Why?」と聞かれたときに理由を加えたりできる状態を目標にできます。
今回の目標の置き方では、4週間は「使う」、6週間は「続ける」、8週間は「伝える」という段階で考えます。
もちろん、全員が同じペースで進むわけではありません。出発時点ですでに日常英会話ができる大学生であれば、4週間でも意見を伝える練習へ進めます。反対に、英語を話した経験がほとんどない方なら、8週間でも基本的なやり取りを繰り返すことが必要になる場合があります。
大切なのは、4週間なら必ずここまで、8週間なら必ずここまでと決めつけないことです。現在の英語力を出発点にして、帰国するときに一段先の何ができるようになりたいのかを決めてください。
期間だけを基準にするのではなく、今の英語力からどこまで進みたいのかを考えることがポイントです。
「英語が話せる」ではなく帰国時にできるようになりたいことを決める
「春休みのフィリピン留学で英語を話せるようになりたい」という目標だけでは、留学中にどこまで進んだのかを判断しにくくなります。
そもそも、「英語が話せる」という言葉が指す状態は人によって違います。海外旅行で簡単な会話ができれば十分という方もいれば、外国人と大学生活について長く話したい方もいます。
同じ4週間の留学でも、最初から「自己紹介を1分間続けられるようになりたい」と決めている方と、「とにかく英語が話せるようになりたい」と考えている方では、授業中に意識する内容も変わります。
春休み留学では、帰国時にできるようになりたいことを具体的に決めておきましょう。
たとえば、自己紹介のあとに大学で何を学んでいるのかまで説明できる。講師から質問されたときにYesやNoだけで終わらず理由まで答えられる。相手の話が分からなければ英語で聞き返せる。自分の意見を理由や具体例と一緒に伝えられる。
こうした目標なら、留学中の授業でも「今日はできた」「まだここが難しい」と確認できます。
さらに、目標はできるだけ実際の会話場面に置き換えると分かりやすくなります。「スピーキングを伸ばす」だけではなく、「初対面の人と5分程度会話を続けたい」「週末に行った場所について順番に説明したい」という形です。
具体的な場面が決まっていれば、講師にも自分が練習したい内容を伝えやすくなります。
目標が具体的になると、マンツーマン授業の使い方も変わります。自己紹介をもっと自然に話したいのであれば何度も練習できますし、自分の意見を長く話したいのであれば、講師に質問を増やしてもらうこともできます。
また、一度できるようになっただけで終わらせず、別の講師や別の話題でも同じことができるか試すことも大切です。特定の質問だけ暗記して答えられる状態と、初めて聞かれた質問にも自分の英語で返せる状態では意味が違います。
たとえば自己紹介ができるようになったら、次は大学の専攻について説明する。大学生活について話せるようになったら、将来やってみたいことまで広げる。このように少しずつ話す内容を増やせます。
英語力の伸びを判断するときも、「単語を何個覚えたか」だけではなく、「以前は一文で終わっていた話題を今は何文まで続けられるか」という見方ができます。
質問に答えるまでの時間が短くなった、聞き返すときに日本語を使わなくなった、自分から質問を返す回数が増えたという変化も、会話力が伸びている一つのサインです。
春休みが終わったときに「英語がペラペラになったか」で判断するのではなく、「出発前にはできなかった何ができるようになったか」で成果を見る方が、4〜8週間のフィリピン留学を次の英語学習にもつなげやすくなります。
春休み4週間のフィリピン留学は「英語を実際に使う」が目標
大学生が春休みに4週間フィリピン留学する場合、最初の目標にしたいのは、中学・高校や受験勉強で身につけた英語を実際の会話で使えるようにすることです。
4週間ですべての英語力を大きく変えようとするより、毎日のマンツーマン授業で、「頭では分かっているのに話せない」という状態から抜け出すことを目指します。
知っている単語や文法を会話で使える状態を目指す
大学生の中には、英文を読めば意味が分かり、文法問題も解けるのに、講師を目の前にすると簡単な英文さえすぐに出てこないという方がいます。
これは、単語や文法を知らないことだけが原因とは限りません。読むために覚えてきた英語を、会話の中ですぐに使う経験が少ないことも理由の一つです。
たとえば、「昨日は友達と買い物へ行きました」という内容は、中学や高校で習った単語と文法だけでも表現できます。それでも実際の会話では、日本語から英語へ変えるまでに時間がかかったり、正しい文法を考えすぎて言葉が止まったりします。
4週間のフィリピン留学では、難しい英文法を新たに大量に覚えることより、すでに知っている表現を何度も口に出す時間を増やすことが重要です。
最初は「昨日何をしたか」「今日何を食べたか」といった簡単な質問でも、答えるまでに時間がかかるかもしれません。それでも毎日似た形の英文を作っていると、過去形を使うときの迷いが少なくなったり、よく使う単語が以前より早く出てきたりします。
こうした変化を積み重ねることが、4週間留学で目指したい英会話の土台になります。
フィリピン留学ではマンツーマン授業を中心に受けられる学校が多いため、自分が英語を話す時間を毎日確保しやすくなります。
グループ授業では他の生徒が話している間は聞く時間になりますが、マンツーマン授業では講師から自分に質問が返ってきます。自分で英文を作って答える回数を増やしやすいことが、フィリピン留学をスピーキング練習に使いやすい理由です。
最初は一文を作るのに時間がかかっても、同じような表現を何度も使うことで、少しずつ英語が口から出やすくなります。
大学で勉強していること、今日の授業、昨日食べたもの、週末に行きたい場所など、身近なテーマについて短い英文を作るところから始めると、覚えた英語と実際の会話がつながってきます。
さらに、講師に直してもらった英文をその授業だけで終わらせず、別の授業でも使ってみると定着させやすくなります。
たとえば午前中の授業で、自分の専攻について説明する表現を教えてもらったら、午後の別の講師との会話でも同じ表現を使ってみます。一度教えてもらった英語を別の場面でも自分から使うことで、「知っている英語」から「使える英語」に変えていきます。
4週間の中で、毎週まったく新しいことだけを覚える必要はありません。同じ単語や文法を何度も使い、考える時間を少しずつ短くしていくことも大切です。
4週間の終了時点では、難しい話題を流暢に話すことよりも、簡単な内容なら知っている英語を使って自分から話し始められる状態を目標にするとよいでしょう。
出発前には「英語で聞かれたら何も言えない」と感じていた方が、身近な話題なら自分から英文を作って返せるようになれば、4週間の目標として十分に意味があります。
そのためには、現地で基礎文法や単語を一から覚える時間をできるだけ減らすことも大切です。渡航前に何を復習すればよいかは、フィリピン留学前にやっておくべき英語勉強法!成果を最大化するための準備ガイドで詳しく紹介しています。
質問に答えるだけでなく自分から一言返せる会話を増やす
4週間の留学で、もう一つ目標にしたいのが、講師からの質問に答えて会話が終わる状態から抜け出すことです。
英会話に慣れていないと、「Do you like traveling?」と聞かれて「Yes.」と答えるだけで終わってしまうことがあります。
間違えないことを優先すると、どうしても知っている最短の答えだけを返しやすくなります。しかし、それでは自分が英語を話す時間が増えません。
そこで、「Yes, I do. I went to Osaka last month.」と経験を一言加えてみます。さらに「How about you?」と相手に返せれば、そこから会話が続きます。
このとき、最初から文法的に完璧な長文を作る必要はありません。
「好きです」で終わっていたところに「先月行きました」を加える。「楽しかったです」で終わっていたところに「友達と行きました」を加える。その一文が増えるだけでも、自分が英語を使う時間は変わります。
大切なのは、最初から長く話そうとしないことです。一文答えたら、もう一文付け加える。それに慣れたら質問を返してみる。この繰り返しで、受け身ではない英会話へ変えていきます。
自分から質問を返すことにも慣れておくと、講師以外との会話でも役立ちます。学校で知り合った他国の留学生と話すときも、相手から質問されるのを待つだけではなく、自分から話題を広げられるようになります。
4週間の中では、「答える」「一言加える」「質問を返す」という流れを何度も練習すると、会話を続ける感覚をつかみやすくなります。
また、実際の英会話では、毎回相手の英語を一度で聞き取れるとは限りません。
聞き取れなかったときも、何となく分かったふりをして会話を終わらせるのではなく、「Could you say that again?」など、自分から聞き返すことも、会話を続けるために欠かせません。
言いたい単語が分からなければ、「How do you say this in English?」と尋ねることもできます。
さらに、正しい単語が分からなくても、知っている言葉で説明してみる方法があります。たとえば「神社」という英単語が出てこなければ、「It is a traditional place in Japan.」のように説明を試してみます。
伝わらなければ講師が質問を返してくれるため、そのやり取り自体が会話練習になります。
こうした経験を重ねると、「正しい英文が思いつくまで何も言えない」という状態から、「分からなくても何か英語で返してみる」という状態へ少しずつ変わっていきます。
4週間で目標にしたいのは、相手の英語をすべて理解することではありません。分からないことがあっても、自分の知っている英語を使って会話に参加する経験を増やすことです。
帰国するときに、英語で話しかけられるのを待つだけではなく、自分から一言加えたり質問を返したりできるようになっていれば、4週間の成果の一つと考えられます。
春休み6週間のフィリピン留学は会話を続ける力を目標にする
春休みに6週間確保できる大学生は、4週間で目標にした「知っている英語を使う」ことから一歩進み、英語で会話を続けることを目標にしてみましょう。
短い質問に答えるだけではなく、一つの話題について複数の英文をつなぎ、自分から会話を広げる練習を増やしていきます。
大学生活や趣味など身近な話題を英語で説明できるようにする
6週間のフィリピン留学では、自分が普段経験していることを、少し長く英語で説明する練習に取り組みやすくなります。
4週間で「質問されたことに答える」感覚がつかめてきたら、次は一つのテーマについて自分から情報を加えていきます。
たとえば、「大学生です」と伝えるだけでなく、大学で何を勉強しているのか、なぜその学部を選んだのか、どんな授業が好きなのかまで話してみます。
最初は「I study economics.」だけだった説明に、「I chose economics because I am interested in business.」と理由を加えられれば、同じ大学生活の話でも伝えられる情報量が増えます。
アルバイトについても、「レストランで働いています」だけではなく、どんな仕事をしているのか、忙しい時間帯はいつなのか、仕事で大変だったことは何かまで説明できます。
趣味について話す場合も、「映画が好きです」から始めて、どんな映画を見るのか、最近何を見たのか、なぜ好きだったのかまで広げることができます。
趣味、旅行、サークル、友人、将来やってみたい仕事など、自分に身近なテーマであれば、難しい英単語を多く知らなくても基本的な英文をつなげて話すことができます。
6週間で意識したいのは、難しいテーマを話せるようにすることではなく、身近な一つのテーマを以前より長く説明できるようにすることです。
最初は一文ずつ考えながら話していても、同じ話題を複数の講師と繰り返すことで、使う表現が少しずつ定着していきます。
昨日は短くしか説明できなかった内容を、翌日はもう少し詳しく話してみる。講師から教えてもらった言い方を別の授業で使ってみる。毎日複数の授業で英語を使える環境では、こうした反復を重ねやすくなります。
さらに、同じ内容を毎回まったく同じ英文で話すのではなく、少しずつ説明を変えてみます。
今日は大学の専攻について話したのであれば、明日はその専攻を選んだ理由まで話す。次は卒業後にやってみたいことまで話す。このように一つのテーマから関連する内容へ広げていきます。
複数の英文をつなげることに慣れてくると、「何か質問してください」という状態から、自分から話題を作れる状態にも近づいていきます。
また、講師から追加の質問をされたときに答えられるかどうかも確認したいポイントです。用意した英文を話すだけではなく、その内容について予想していなかった質問にも自分の言葉で答えられれば、会話として使える英語が増えていると考えられます。
6週間の終了時点では、身近な話題であれば、単語や一文だけではなく複数の英文をつなげながら相手に説明できる状態を目標にしてください。
大学生活について聞かれたら専攻や授業まで、趣味について聞かれたら理由や経験まで話せる。このくらい具体的に目標を決めておくと、6週間でどこまで進んだのかも確認しやすくなります。
分からない英語があっても会話を止めずにやり取りする
英語で会話を続けるためには、相手が話す内容を100%聞き取れる必要はありません。
実際の英会話では、知らない単語が出てきたり、講師の話すスピードについていけなかったりすることがあります。そこで毎回会話が止まってしまうと、自分から英語を使う時間も減ってしまいます。
6週間では、「分からなかったときにどうするか」も身につけたいポイントです。
聞き取れなければ、もう一度言ってもらう。知らない単語があれば意味を質問する。自分が伝えたい単語が分からなければ、知っている別の単語を使って説明してみる。
ここで重要なのは、分からない単語が出てくること自体を失敗だと考えないことです。
日本語でも、知らない言葉が出てきたときには「それはどういう意味?」と確認しながら会話を続けます。英語でも同じように、分からなければ確認することでやり取りを続けられます。
たとえば、「日本の大学祭」という英語がすぐに出てこなくても、「It is an event at my university. Students have food shops and performances.」のように、知っている表現を組み合わせれば伝えられます。
最初から正しい単語を一つ思い出そうとするより、「どんなものか」を英語で説明する方が会話を止めずに済む場合があります。
言い換える習慣がつくと、「正しい単語が分からないから話せない」という場面が減っていきます。
これは6週間という期間を使って練習したい大切なポイントです。4週間ではまず英語を口にすることを優先し、6週間ではそこから「困ったときも自分で会話をつなぐ」ことまで目標を広げます。
また、聞き返すことを恥ずかしいと感じなくなることも大切です。英会話では、分かったふりをするより、確認しながら会話を続ける方がやり取りを続けやすくなります。
「Could you say that again?」だけではなく、「Do you mean ~?」と自分が理解した内容を確認する方法もあります。
聞き取れた単語だけを使って、「この意味ですか?」と確認できれば、すべて聞き取れなくても会話から離れずに済みます。
また、自分の英文が相手に伝わらなかったときにも、同じ英文をそのまま繰り返すのではなく、別の言い方に変えてみます。
一つ目の言い方で伝わらなかったら、もっと簡単な単語に変える。例を出す。反対の意味から説明する。こうした方法を試すことで、「一つの英文を正しく言う」だけではない会話力が身についていきます。
6週間の終了時点では、すべてを聞き取ったり完璧な英文を作ったりすることではなく、分からない場面でも英語を使いながら会話を続けられる状態を目標にしましょう。
英語が分からない瞬間に沈黙するのではなく、聞き返す、確認する、言い換えるといういずれかの行動が取れるようになっていれば、6週間で目指したい「会話を続ける力」に近づいています。
春休み8週間のフィリピン留学は自分の意見まで英語で伝えることを目標にする

大学の春休みを広く使い、8週間のフィリピン留学ができるなら、身近な出来事を説明するところから、自分の意見や考えを伝えるところまで目標を一段上げてみましょう。
8週間あれば誰でも自由に英語を話せるようになるという意味ではありません。むしろ、英語を使う時間が増えるからこそ、自分が話しやすい内容と、うまく説明できない内容の違いも見えてきます。
「何を思うか」だけでなく「なぜそう思うか」まで話す練習をする
英語で意見を聞かれたとき、「I think it is good.」までは言えても、その後が続かないことがあります。
自分の結論を英語で言えていても、理由や具体例まで続かなければ、相手には「なぜそう考えているのか」までは伝わりません。
8週間のフィリピン留学では、その一言で終わらず、「なぜそう思うのか」を英語で続けることを目標にします。
たとえば、「大学生は海外留学をした方がよいと思いますか?」と聞かれた場合、「I think university students should study abroad.」だけではなく、その理由をbecauseで続けてみます。
「Because they can experience different cultures.」と理由を加えるだけでも、一文だけの意見より自分の考えが伝わりやすくなります。
さらに、自分がフィリピンで経験したことをfor exampleで具体例として加えれば、単なる意見ではなく、自分の経験を含めた説明になります。
たとえば、他国の留学生と話した経験を具体例として加えれば、「海外留学がよいと思う」という結論に、自分なりの根拠を持たせることができます。
反対の見方にも触れたいときは、butを使って別の面から説明することもできます。
「留学はよい経験だけれど、費用がかかる」「英語を学べるけれど、最初は生活に慣れるのが大変だった」など、一つのテーマについて良い面と難しい面の両方を話せれば、伝えられる内容はさらに深くなります。
難しい単語をたくさん覚えなければ意見を話せないわけではありません。知っている単語や基本的な接続表現でも、一文ずつつなげれば自分の考えは伝えられます。
8週間では、こうした接続表現を覚えるだけではなく、実際の会話で繰り返し使うことが大切です。
becauseを知っていても、質問されたときにすぐ理由を続けられなければ会話では使えていません。授業の中で何度も理由を求められる経験を作ることで、「意見を言ったら理由まで続ける」という流れを身につけていきます。
マンツーマン授業では、講師から「Why?」「Can you give me an example?」「What do you think?」と質問してもらいながら、自分の答えを広げる練習ができます。
最初は一つの理由しか言えなくても、慣れてきたら二つ目の理由を考える。具体例を加える。反対の意見にも触れる。このように少しずつ回答を長くしていきます。
また、あらかじめ準備したテーマだけではなく、その日のニュース、授業で扱った話題、講師から突然聞かれた質問でも同じように理由を説明できるか試してみます。
準備していない質問でも、自分が知っている英語を組み合わせて考えを伝えられるようになれば、4週間や6週間で練習してきた英語が、より実践的な会話につながっています。
8週間の終了時点では、身近な話題について事実を説明するだけでなく、自分がどう考えているのか、その理由は何なのかまで英語で伝えられる状態を目標にしてください。
さらに余裕があれば、自分の意見を伝えたあとに相手の意見を聞き、その答えに対してもう一度自分の考えを返すところまで会話を続けられると、より双方向の英会話になります。
帰国後に伸ばすべき英語の弱点まで把握する
8週間フィリピン留学しても、英語学習がそこで完成するわけではありません。
8週間という期間を使って英語を話す量が増えると、「できるようになったこと」と同時に、「まだうまくできないこと」も具体的に分かるようになります。
むしろ、毎日英語を使うからこそ、自分の弱点が具体的に分かるようになることがあります。
講師がゆっくり話せば理解できるのに、少し速くなると聞き取れないのであれば、帰国後はリスニングを伸ばす必要があります。
単語一つひとつは聞こえているのに文章全体の意味をすぐにつかめないのであれば、英語の語順のまま理解する練習が必要かもしれません。
言いたい内容は頭に浮かぶのに適切な単語が出てこないのであれば、語彙を増やすことが次の課題になります。
一方で、単語自体は知っているのに話している最中には思い出せないのであれば、新しい単語を増やすだけではなく、すでに知っている単語を会話で繰り返し使うことが必要です。
英文法の問題なら解けるのに、会話では時制や語順を間違えてしまうのであれば、文法知識を瞬間的に使う練習が必要です。
反対に、会話はある程度続けられるようになったけれど発音が伝わりにくいと分かる場合もあります。
特定の音だけ何度も聞き返されるのであれば、その発音を帰国後の課題として残せます。講師から何度も同じ文法を直されるのであれば、その文法が自分の弱点だと分かります。
こうした弱点は、日本で問題集を解いているだけでは気づきにくいことがあります。実際に英語で何度も会話することで、「自分は何ができて、何ができないのか」が具体的に見えてきます。
8週間の前半と後半で、自分が直される内容が変わっているかを見るのも一つの方法です。
最初は基本的な語順や時制を何度も直されていたのに、後半では言葉の選び方や自然な表現について指摘されることが増えていれば、以前の課題を一つ越えたと考えることもできます。
逆に、8週間を通して何度も同じ部分を直されているのであれば、それは帰国後も継続して取り組むべき課題です。
8週間の留学成果を「ペラペラになったかどうか」だけで判断する必要はありません。
出発前よりできるようになったことに加えて、帰国後に何を伸ばせばよいのかまで分かったのであれば、それも8週間の留学で得られる重要な成果です。
たとえば、「日常会話は以前より続くようになったので、帰国後はリスニングを重点的に勉強する」「身近な話題なら話せるので、次は語彙を増やして大学や仕事について詳しく説明できるようにする」と、次の目標を具体的に決められます。
帰国後の学習内容が決まっていれば、フィリピンで英語を使っていた感覚をそのまま次の学習へつなげやすくなります。
帰国する直前には、最初の週と比べて何が変わったのかを振り返り、次に取り組む英語学習を決めておくと、フィリピンで身につけた会話力を帰国後も伸ばしていきやすくなります。
まとめ|大学生の春休みは4〜8週間で達成したい英語の目標を決めて留学しよう

大学生が春休みにフィリピン留学する場合、4週間・6週間・8週間という期間だけで英語力の伸びが決まるわけではありません。出発前の英語力や留学中の学習量によって、帰国時の英語力には差があります。
そのうえで目標を考えるなら、4週間では知っている英語を実際の会話で使うこと、6週間では身近な話題について会話を続けること、8週間では自分の意見とその理由まで伝えることを一つの目安にできます。
「春休みに英語を話せるようになりたい」とだけ考えるのではなく、自己紹介のあとに大学生活について説明できるようになりたい、相手へ質問を返せるようになりたい、自分の意見を理由と一緒に伝えたいなど、帰国時にできるようになりたいことを決めてから出発すると、授業で取り組む内容も明確になります。
ファーストイングリッシュでは、大学生の現在の英語力、春休みに確保できる期間、帰国するときに目指したい英語力を確認したうえで、フィリピンの語学学校やコースをご案内しています。
春休みを使って4週間・6週間・8週間のフィリピン留学を検討している方は、ファーストイングリッシュまでお問い合わせください。留学期間だけで学校を決めるのではなく、その期間で何ができるようになりたいのかを一緒に考えながら、ご希望に合う留学プランをご案内します。
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