
フィリピン留学から帰国したあと、「もう一度行けば、もっと話せるようになるかもしれない」「次は前回よりも目的を決めて留学したい」と感じる方は少なくありません。
1回目の留学では、英語の授業、寮生活、海外での生活リズム、人前で英語を話すことに慣れるだけで精一杯だった方もいます。帰国してから、「あのときもっと発言すればよかった」「単語や文法を準備してから行けばよかった」「次は試験対策やビジネス英語に挑戦したい」と気づくこともあります。
2回目のフィリピン留学は、ただ同じ経験を繰り返すものではありません。前回の反省をもとに、学校、コース、期間、生活の過ごし方を見直せるため、1回目よりも学習目的を決めやすくなります。
この記事では、2回目のフィリピン留学を検討している方に向けて、再留学のメリット、同じ学校と別の学校の選び方、リピーター特典、注意点、出発前にしておきたい準備を解説します。
Contents
2回目のフィリピン留学は再留学として意味がある?

2回目のフィリピン留学が成果につながるかどうかは、前回の留学をどこまで次に活かせるかで変わります。
前回と同じ学校に何となく戻るだけでは、英語力の伸びを感じにくいことがあります。一方で、前回できなかったことを次の目標に変えられる方にとって、再留学は会話力や試験対策を伸ばすきっかけになります。
1回目の留学では、海外生活に慣れること、先生の英語を聞き取ること、授業で質問すること、寮生活に合わせることなど、勉強以外にも多くのエネルギーを使います。2回目はその流れを知った状態で出発できるため、初日から授業と復習に時間を使いやすくなります。
1回目の留学で見えた課題を次に活かせる
1回目のフィリピン留学では、現地に行って初めて英語の弱点に気づくことがあります。
たとえば、先生の話は聞き取れるのに自分の意見が出てこない方がいます。日常会話はできても、仕事や面接の話になると言葉が止まる方もいます。文法は知っているのに、会話になると短い返事だけになってしまうこともあります。このような課題は、日本で参考書を読んでいるだけでは見えにくいものです。
2回目の留学では、前回の課題を次の留学で取り組む内容にできます。スピーキング量を増やしたい方はマンツーマン授業の多い学校を選び、資格試験に挑戦したい方はTOEICやIELTS対策に強い学校を選ぶことで、前回よりも目的に合った留学にしやすくなります。
英語に慣れた状態で再スタートできる
2回目の留学では、空港到着後の流れ、学校初日の雰囲気、授業の進み方、寮生活のルールなどを具体的に思い出せます。
初めての留学では、先生に何を伝えればよいか分からなかった方でも、2回目は「発音を直したい」「会話の反応を速くしたい」「仕事で使う表現を増やしたい」と伝えやすくなります。授業の受け方に慣れているため、受け身ではなく自分から希望を出しやすい点も再留学の強みです。
1回目で英語を話す怖さが少しでも減っていれば、2回目はその状態から始められます。現地生活に慣れるまでの負担が少ない分、授業中に話す量や復習の時間を増やしやすくなります。
前回より目的を絞ることで成果を出しやすい
2回目のフィリピン留学では、目的を広げすぎず、次に伸ばす力を決めることが大切です。
「英語を全体的に伸ばしたい」だけでは、前回と同じように時間が過ぎてしまうことがあります。次の留学では、「英語で自分の仕事を説明できるようになる」「TOEICのスコアを上げる」「ワーホリ前に現地で困らない会話力をつける」「英語で質問できるようになる」など、出発前に目標を絞っておくと授業の使い方が変わります。
2回目の留学は、経験者だからこそ目的を現実的に決めやすい留学です。前回の反省を出発前に言葉にしておくことで、現地での行動も変わります。
フィリピン留学にもう一度行くメリットと再留学の効果
フィリピン留学にもう一度行くメリットは、費用面の特典だけではありません。
大きな違いは、前回よりも留学中の時間を使いやすくなることです。1回目は生活に慣れることが中心だった方でも、2回目は授業の受け方、先生への相談、放課後の自習、休日の過ごし方まで見通しを持ちやすくなります。
同じ1ヶ月でも、初めての1ヶ月と経験後の1ヶ月では、学習への入り方が違います。
授業や生活の流れが分かっているため勉強に集中しやすい
フィリピン留学では、授業、食事、寮生活、洗濯、外出、週末の過ごし方など、生活の多くが学校を中心に進みます。
1回目の留学では、こうした生活の流れに慣れるだけでも時間がかかります。2回目は、授業前に単語を見直す、授業後に先生から直された表現を復習する、週末に英語で外出するなど、学習時間の使い方を考えやすくなります。
特に短期留学の場合、最初の数日をどう使うかで成果が変わります。2回目はスタートの迷いが少ないため、限られた期間を英語学習に使いやすくなります。
前回より高いレベルの授業に挑戦しやすい
1回目の留学で基礎的な会話に慣れた方は、2回目で授業のレベルを上げやすくなります。
前回は日常英会話が中心だった方でも、次はディスカッション、プレゼンテーション、発音矯正、ライティング、TOEIC、IELTS、ビジネス英語などに挑戦できます。先生の英語を聞き取ることに慣れていれば、授業中に質問する余裕も出てきます。
英語力をさらに伸ばしたい場合は、前回と同じレベルの授業を繰り返すよりも、少し負荷の高い授業を入れる方が伸びを感じやすくなります。どのくらいの期間が必要か迷う方は、フィリピン留学は何ヶ月行けば英語が実際に使えるようになる?の記事も参考になります。
試験対策・ビジネス英語・ワーホリ準備など目的を変えられる
2回目のフィリピン留学では、1回目とは違う目的で学校やコースを選べます。
1回目は英語に慣れるための一般英語コース、2回目はTOEICやIELTSなどの試験対策コースにする。前回は短期の会話重視、次はワーキングホリデー前の実践英会話にする。社会人であれば、仕事で使うメール、会議、接客、プレゼンテーションに合わせた内容へ変えることもできます。
留学の目的が変わると、選ぶ学校も変わります。費用や立地だけで決めるのではなく、授業内容、講師の得意分野、学校の雰囲気、生活環境まで見て選ぶことが大切です。学校選びで迷う方は、フィリピン留学の学校選びで考えるべき優先事項25個もあわせて確認しておくと、目的に合う学校を考えやすくなります。
2回目のフィリピン留学は同じ学校と別の学校どちらがいい?

2回目のフィリピン留学では、同じ学校に戻るか、別の学校に変えるかで迷う方が多いです。
どちらを選ぶべきかは、前回の満足度と今回の目的で変わります。前回の学校に満足していて、先生やカリキュラムとの相性が良かったなら、同じ学校を選ぶ価値があります。一方で、前回の目的と今回の目的が変わっている場合は、別の学校を選んだ方が目的に合う授業を受けやすくなります。
同じ学校を選ぶメリット
同じ学校を選ぶメリットは、到着後すぐに学習へ入りやすいことです。
学校の雰囲気、寮のルール、食事、周辺環境、授業の流れを知っているため、到着後の不安が少なくなります。前回担当してくれた先生が在籍していれば、自分の弱点や学習の癖を覚えてもらっている場合もあります。
また、学校によってはリピーター向けの特典が用意されていることがあります。入学金の免除、現地費用の一部割引、授業初日の手続き短縮など、内容は学校ごとに異なります。ただし、割引は必ず適用されるものではありません。語学学校側の規定で割引や特典が禁止されている学校、代理店独自の割引が認められていない学校、時期や申込条件によって対象外になる学校も多くあります。
そのため、2回目だから安くなると決めつけず、見積もり時に確認することが大切です。
別の学校を選ぶメリット
別の学校を選ぶメリットは、前回とは違う環境で学べることです。
前回の学校が会話中心だった場合、次は試験対策に強い学校を選べます。前回はセブ島で生活しやすさを重視した場合、次は勉強に集中しやすいエリアを選ぶ方法もあります。前回は日本人が多い環境だった場合、次は多国籍な環境に挑戦することもできます。このように、2回目は学習目的に合わせて学校を変えられます。
ただし、学校を変える場合は、前回と同じ感覚で進めない方がよいです。学校ごとに授業時間、寮のルール、門限、食事、現地費用、キャンセル規定が異なります。前回と違う点を出発前に確認しておくことで、現地での戸惑いを減らせます。
長期留学の中で学校を変える考え方を知りたい方は、フィリピン留学をより有意義に!2校留学と転校を活用した新しい学び方も参考になります。
前回の不満点から学校選びを見直す
2回目の学校選びでは、前回の不満点を次の学校選びに反映させる必要があります。
授業が簡単すぎたのか、難しすぎたのか。自習時間が足りなかったのか、反対に授業数が多すぎて復習できなかったのか。寮生活が合わなかったのか、休日に遊びすぎてしまったのか。こうした点を見直すと、次に選ぶ学校の条件が見えてきます。
前回の学校が悪かったと決めるのではなく、自分の目的と学校の特徴が合っていたかを考えることが大切です。2回目の留学では、学校名の有名さよりも、自分の課題に合う授業を受けられるかを重視しましょう。
2回目のフィリピン留学で失敗しないための注意点

2回目のフィリピン留学は、前回の経験があるからこそ成功しやすい一方で、油断しやすい面もあります。
初めての留学では緊張感があった方でも、2回目は現地の生活に慣れているため、学習の優先順位が下がることがあります。慣れていることは強みですが、目的を決めないまま出発すると、前回と同じ課題を残して帰国することになります。
慣れによる中だるみに注意する
2回目の留学では、「前にも行ったから大丈夫」と思いやすくなります。
しかし、生活に慣れていることと、英語力が伸びることは別です。授業を受けるだけで満足したり、日本人同士で過ごす時間が増えたり、前回と同じ休日の過ごし方を繰り返したりすると、思ったほど成果を感じられないことがあります。
再留学では、到着前に現地で毎日取り組むことを決めておくことが欠かせません。毎日の授業で何を直したいのか、先生に何を相談するのか、放課後に何を復習するのかを決めておくと、慣れによる中だるみを防ぎやすくなります。
前回と同じ過ごし方を繰り返さない
前回の留学で英語力が伸びた部分と、伸びきらなかった部分を分けて考えることが大切です。
たとえば、授業には出ていたのに話す量が少なかった方は、2回目では自分から質問する回数を増やす必要があります。単語が出てこなかった方は、出発前に基礎単語を戻しておく必要があります。週末に日本語で過ごす時間が多かった方は、現地で英語を使う場面を意識して作る必要があります。
前回と同じ生活をすると、同じ結果になりやすいです。2回目の留学では、前回変えられなかった行動を一つでも変えることが成果につながります。
リピーター割引や特典は学校ごとに確認する
2回目のフィリピン留学では、リピーター割引や紹介特典が気になる方も多いでしょう。
学校によっては、入学金の免除や一部割引が用意されている場合があります。以前と同じ学校に戻る場合、手続きやレベル確認がスムーズに進むこともあります。留学エージェントによっては、再申込の方に向けた特典を用意している場合もあります。
ただし、割引や特典はすべての学校で使えるものではありません。語学学校側が代理店による割引を禁止している場合、学校の料金規定で特典が認められていない場合、キャンペーンとの併用ができない場合もあります。また、SSPなどの現地手続き費用は学校や渡航条件によって扱いが変わるため、前回と同じになるとは限りません。
2回目の留学費用を考えるときは、割引だけを前提にせず、授業内容、滞在先、現地費用、航空券、海外保険、帰国後の学習費用まで含めて見積もることが大切です。
2回目のフィリピン留学前にやっておきたい準備

2回目のフィリピン留学は、出発前の準備で現地での動きが変わります。
1回目の留学で英語に触れた経験がある分、準備する内容も具体的に決められます。前回の教材、先生に指摘されたこと、授業で言えなかった表現、帰国後に忘れてしまった単語などを見直しておくと、現地で授業内容を理解しやすくなります。
再留学は、行くこと自体が目的ではありません。前回から何を変えるのかを決めて出発することで、2回目の価値が高まります。
前回できなかったことを具体的に書き出す
出発前には、前回の留学でできなかったことを書き出しておきましょう。
「もっと話せるようになりたい」だけでは、授業中に何を相談すればよいか分かりにくくなります。「質問されると短い返事で終わってしまった」「自分から話題を広げられなかった」「過去形や時制が会話で崩れた」「仕事の説明が英語でできなかった」など、場面まで思い出しておくと、次の授業で取り組む内容が明確になります。
前回の課題が分かっている方は、学校相談の段階でも希望を伝えやすくなります。講師との相性だけに頼るのではなく、自分の課題に合う授業を組めるかを確認しましょう。
出発前にオンライン英会話で英語を戻しておく
帰国後しばらく英語から離れている方は、出発前にオンライン英会話で口を慣らしておくと、現地での授業に入りやすくなります。
2回目の留学でも、最初の数日は英語が出てこないことがあります。前回よりもスムーズに授業へ入るためには、出発前から英語で話す時間を作っておくことが効果的です。
オンライン英会話は、再留学前の準備にも帰国後の英語力維持にも使いやすい学習方法です。フィリピン留学とオンライン英会話の違いや使い分けを知りたい方は、オンライン英会話vsフィリピン留学|英会話上達速度と総費用の比較もご覧ください。
目標に合わせて期間・コース・学校を決める
2回目の留学では、前回と同じ期間が最適とは限りません。
前回が1週間や2週間の短期留学だった方は、次は1ヶ月以上に伸ばすことで、英語に慣れたあとに練習量を増やせます。前回が3ヶ月以上だった方は、次は短期集中で試験対策やビジネス英語に絞る方法もあります。
期間を決めるときは、休みの取りやすさだけでなく、目標との相性を見ましょう。英会話に慣れたいのか、資格試験で点数を取りたいのか、ワーホリ前に接客英語を練習したいのかによって、必要な期間とコースは変わります。
なお、2回目の留学から欧米留学へつなげたい方は、フィリピンで英語を話す土台を作ってから次の国へ進む方法もあります。2カ国留学を検討している方は、欧米より先にフィリピン留学へ!2カ国留学の成功パターンとは?も参考になります。
2回目のフィリピン留学に向いている人・向いていない人

2回目のフィリピン留学は、すべての方に必要というわけではありません。
前回の留学で見えた課題があり、次に変えたい行動がはっきりしている方には向いています。一方で、まだ留学目的が決まっていない方や、帰国後まったく英語に触れていない方は、すぐに申し込むよりも国内で基礎を戻した方がよい場合もあります。
再留学がおすすめの人
2回目のフィリピン留学がおすすめなのは、前回の留学で英語を話す楽しさを感じたものの、まだ物足りなさが残っている方です。
「先生とは話せたけれど、外では自信がなかった」「簡単な会話はできたけれど、深い話になると続かなかった」「英語を使う仕事やワーホリに向けて、もう一段伸ばしたい」と感じている方は、再留学で目的を変える価値があります。
また、1回目の留学で生活面に慣れた方は、2回目で勉強量を増やしやすくなります。前回よりも自習時間を取る、英語で話す相手を増やす、授業内容を少し難しくするなど、行動を変えることで次の伸びを感じやすくなります。
まずは国内学習やオンライン英会話が向いている人
一方で、2回目の留学を急がない方がよいケースもあります。
前回の留学後に英語から長く離れていて、基礎単語や文法が大きく抜けている場合は、出発前に国内で基礎を戻した方が現地での効果が高まります。また、「安くなるならもう一度行きたい」という理由だけで申し込むと、現地で何をすればよいか分からなくなることがあります。
2回目の留学は、割引のために行くものではありません。割引が使えない学校も多いため、費用面の特典よりも、次の留学で何を伸ばすかを先に考えることが大切です。
迷う場合は留学目的から相談する
2回目のフィリピン留学で迷う場合は、学校名から決めるよりも、留学目的から考えることをおすすめします。
日常英会話を伸ばしたいのか、試験対策をしたいのか、ビジネス英語を学びたいのか、ワーホリや海外就職につなげたいのか。目的が変われば、合う学校もコースも変わります。
ファーストイングリッシュでは、前回の留学経験、英語レベル、帰国後の目標、予算、希望エリアを確認したうえで、2回目の留学プランをご案内しています。同じ学校に戻る方がよい場合もあれば、学校や地域を変えた方がよい場合もあります。迷っている段階でも、前回の留学で感じたことをお聞かせいただければ、次の選択肢を一緒に考えることができます。
まとめ|2回目のフィリピン留学は目的を変えると成果につながりやすい

2回目のフィリピン留学は、1回目の経験を活かせる方にとって意味のある選択です。
前回の留学で英語に慣れた方は、次の留学でより高いレベルの授業に挑戦できます。前回の反省がある方は、学校選びやコース選びを見直すことで、同じ失敗を避けやすくなります。同じ学校に戻る場合も、別の学校を選ぶ場合も、目的を決めてから選ぶことが大切です。
リピーター割引や特典が使える場合もありますが、学校側の規定で割引が禁止されている場合や、キャンペーン対象外になる場合もあります。費用面だけで判断せず、授業内容、期間、コース、生活環境、帰国後の学習まで含めて考えましょう。
一度の短期留学だけでは、英語力の伸びを十分に感じられないことがあります。だからこそ、2回目のフィリピン留学では「前回と何を変えるのか」を決めて出発することが大切です。
また、留学後の英語力維持のために、オンライン英会話での学習も効果的です。
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