
「せっかくフィリピン留学に行くなら、日本人だらけは嫌」「でも日本人が全然いないのも不安…」。フィリピン留学の日本人比率は、学校選びのときにほぼ必ず出てくるテーマです。
実際には、人気校の平均日本人比率は30〜40%前後、日本人経営の学校では80%を超えることも多い一方で、日本人が少ない学校では10%程度というケースもあります。
また、人気校はどうしても日本人が増えやすく、夏休みなどの長期休みシーズンはさらに日本人比率が高くなる傾向があります。
この記事では、フィリピン留学専門エージェントである私たちファーストイングリッシュの視点から、「日本人比率がどのくらいなのか」「何を基準に学校を選べばいいのか」をわかりやすく整理していきます。
Contents
フィリピン留学の日本人比率の目安

まずはおおまかな「日本人比率の目安」を押さえておくと、学校の説明を聞いたときにイメージしやすくなります。
ここでは、学校のタイプ別に、よくある日本人比率の傾向を整理してみましょう。
人気校の平均はおおむね30〜40%前後
セブ島を中心とした有名校・人気校の場合、年間を通した平均日本人比率は30〜40%前後になることが多いです。
時期によって上下はありますが、「クラスの3〜4人に1人が日本人」というくらいのイメージです。
このくらいの日本人比率であれば、困ったときには日本人同士で助け合える一方で、キャンパス全体が日本人だけの雰囲気にはなりにくいというバランスになりやすく、初めての海外留学で不安もあるけれど、英語環境もしっかりほしい人にはちょうどよいゾーンです。
日本人経営校は日本人比率80%超えになることも
日本人資本・日本人経営の学校では、日本人向けの情報発信や口コミが集まりやすく、結果的に日本人比率が80%を超えるケースも珍しくありません。
このタイプの学校は、食事や生活スタイルが日本人向けにアレンジされていて、日本語スタッフが常駐しトラブル時も安心でき、校則やマナーも日本人基準に近いといった「生活のしやすさ」「安心感」が大きな魅力です。
一方で、放課後や休み時間も日本語環境になりやすいため、自分で意識的に英語を使う工夫が必須になります。
日本人が少ない学校なら10%前後も可能
反対に、日本人比率10%前後の学校もあります。立地がメジャーな観光地から少し離れていたり、韓国・台湾・ベトナム・中東など他国籍の学生比率が高い学校がこのパターンです。
このような環境では、クラスメイトのほとんどが他国籍となり、自習室や食堂でも自然に英語を使う場面が増えるといった状況になりやすく、「英語漬けになりたい」「多国籍な友人をつくりたい」という方には大きなメリットがあります。
日本人比率が高い学校のメリット・デメリット

次に、日本人比率が高め(目安:50〜80%)の学校に通う場合の特徴を整理してみましょう。数字だけを見ると「高すぎるのでは?」と感じるかもしれませんが、人によっては大きなメリットにもなります。
日本語で相談できる安心感と生活サポート
日本人が多い学校では、日本語で相談できるスタッフや先輩がいる確率が非常に高いです。体調不良、トラブル、勉強の悩みなど、日本語で確認できる相手がいるのは、特に初めての留学や未成年の留学では大きな安心材料になります。
また、食事や設備、校則も日本人の価値観に合わせて設計されていることが多いため、「海外生活そのもの」にあまりストレスをかけたくない方には向いています。
友達が作りやすく、初めての留学でも馴染みやすい
日本人が多い環境では、同じような目的で来ている日本人同士のつながりが生まれやすく、週末の外出や自習も声をかけ合って進めやすくなります。人見知りな方でも、同じ日本語ネイティブ同士なら最初の一歩を踏み出しやすい、というメリットもあります。
英語だけでなく、「留学仲間」「一生つき合える友人」をつくりたい方には、日本人比率が高い学校も選択肢になります。
日本語に頼りすぎると英語使用時間が減るリスク
一方で、日本人比率が高いと、授業以外の時間がほとんど日本語になってしまうリスクがあります。授業中にどれだけ英語を使っても、放課後に日本語ばかり話していると、アウトプットの量が減り、耳も英語に慣れにくくなります。
日本人が多い学校を選ぶ場合は、「平日の夕食までは英語だけ」「日本人同士でも学校内は英語」など、自分でルールを決めておくことが、英語力アップのカギになります。
日本人比率が低い学校のメリット・デメリット

続いて、日本人比率が10〜20%前後の「日本人が少ない学校」について見ていきます。英語力アップの観点では魅力が大きい一方で、性格や目的によっては合わないケースもあります。
英語で話す時間が圧倒的に増える
日本人が少ない学校では、寮のルームメイトやクラスメイトの多くが他国籍になります。結果として、「英語で話さないと生活が回らない」状態が自然に作られます。
最初は大変ですが、買い物の一言や食事の席での雑談、自習中にわからないところを聞く場面など日常のすべてが英語のトレーニングになるため、短期間でも会話力が伸びやすい環境です。
多国籍な友人ができ、異文化に触れられる
韓国、台湾、ベトナム、中東、ヨーロッパなど、さまざまな国のクラスメイトと過ごすことで、英語力だけでなく「価値観の違い」「文化の違い」に触れられるのも大きな魅力です。
将来、海外勤務や国際系の仕事を考えている方にとって、「英語でディスカッションする経験」や「多国籍な人間関係」がそのまま強みになっていきます。
孤立しないために性格やサポート体制も確認を
ただし、日本人が少ない環境は、積極的に話しかけるのが苦手な方にとってはハードルが高い面もあります。英語初心者で、かつ人見知りが強い場合には、慣れるまで「話しかけられない」「何を言えばいいかわからない」と孤立感を覚えることもあります。
日本人比率が低い学校を選ぶ場合は、日本人スタッフや日本語対応窓口があるかどうか、初心者向けのサポートや生活オリエンテーションが整っているかどうかなども合わせて確認し、「英語の負荷」と「安心感」のバランスを取ることが大切です。
季節によって変わる日本人比率:夏休み・春休みはどう変わる?

日本人比率は、学校のタイプだけでなく渡航する時期によっても大きく変わります。
同じ学校でも、夏休みシーズンとオフシーズンでは雰囲気がまったく違うということも少なくありません。
夏休みシーズンはどの学校も日本人が増えやすい
7〜9月の夏休みシーズンは、大学生や社会人の短期留学が一気に増える時期です。特に人気校は、日本人比率30〜40%前後だった学校が、一時的にもっと高くなることもあります。
この時期は、短期集中で来ている日本人が多く活気があり、同年代の仲間が増えて友達作りには最適というメリットがある反面、「日本人が少ない環境」を狙っている方にはあまり向きません。
春休み・冬休みも短期留学で一時的に増加
2〜3月の春休み、12〜1月の冬休みも、日本人の短期留学が増える時期です。夏ほどではなくても、通常より日本人比率が上がりやすい傾向があります。
受験が終わった高校生・大学入学前のギャップ期間など、人生の節目で留学する方が多く、同じような境遇の日本人と出会えるタイミングでもあります。
オフシーズンを狙えば同じ学校でも雰囲気が変わる
逆に、日本の連休・長期休みを外した時期に行くと、同じ学校でも日本人が少なく、多国籍比率が高くなることがあります。「人気校に行きたいけれど、日本人だらけは避けたい」という方は、出発時期をずらすだけで環境が大きく変わる可能性があります。
私たちファーストイングリッシュでは、学校ごと・時期ごとの日本人比率の変動傾向も踏まえて、ご希望のタイミングに合う学校をご提案しています。
日本人比率だけにこだわらない学校選びのポイント

ここまで日本人比率について詳しく見てきましたが、「比率だけ」では良い学校かどうかは判断できません。最後に、学校選びで必ずチェックしたいポイントを整理します。
カリキュラム・講師の質・レッスン数をチェック
フィリピン留学の大きな魅力は、マンツーマンレッスンの多さにあります。日本人比率よりも、1日のマンツーマン授業数やグループレッスンの有無とその内容、講師の採用基準・研修体制などが英語力アップには直結します。
特に「短期間でTOEIC◯点」「スピーキング重視」など明確な目標がある場合、カリキュラム設計と講師の質を優先して選ぶことをおすすめします。
キャンパス環境・立地・安全面も重要
勉強に集中するには、生活環境のストレスを減らすことも欠かせません。寮の設備や食事、Wi-Fi環境、周辺の治安、学校までのアクセスなども、最初の段階でしっかり確認しておきましょう。
日本人比率が少なくても、治安面や生活面に不安が多い環境では勉強どころではなくなってしまいます。逆に、日本人比率がやや高くても、安全で落ち着いた環境なら集中しやすいこともあります。
「留学の目的」と「日本人比率」のバランスを考える
最後にもう一度大切なのは、「自分はなぜフィリピン留学に行くのか?」という目的から逆算して考えることです。
例えば、英語初心者で、まずは海外生活に慣れたい場合は日本人比率がやや高めでサポートが手厚い学校が向いています。短期間でスピーキング力を伸ばしたい場合は日本人比率は低めで多国籍な環境の学校がおすすめです。大学進学や就活でアピールしたい場合は、カリキュラムと実績がしっかりした学校に加え、バランスの良い国籍比率の学校を選ぶとよいでしょう。
このように、「目的」と「日本人比率」と「学校の中身」の3点セットで考えると、自分に合う学校が見つかりやすくなります。
ファーストイングリッシュが日本人比率の相談に強い理由

私たちファーストイングリッシュは、フィリピン留学専門のエージェントとして、多くの語学学校と日々やり取りをしています。
その中で、各校の日本人比率や国籍構成の変化についても、できる限り最新の情報を集めています。
学校ごとの最新の日本人比率を個別にご案内
Webサイトに載っている数字だけでは、実際の雰囲気はわかりにくいものです。ファーストイングリッシュでは、「◯月〜◯月は日本人が増えやすい」「この学校は長期の韓国人学生が多い」といった、時期ごとの傾向も含めてお伝えしています。
性格・英語レベル・目標に合った日本人比率を一緒に検討
同じ「日本人比率30%の学校」でも、積極的に話しかけられるタイプの方と英語初心者で不安が大きい方では、感じ方がまったく違います。
カウンセリングでは、英語レベル・性格・これまでの海外経験・留学後の目標などを伺いながら、あなたにとってちょうどよい日本人比率の学校を一緒に選んでいきます。
留学後の伸びも見据えたプランニング
私たちが意識しているのは、「行って終わり」ではなく、留学後にどれだけ英語が伸びたと実感できるかです。
そのために、日本人比率だけでなく、コースの組み合わせ(一般英語+試験対策など)や滞在期間の決め方、帰国後のオンライン英会話や再留学プランまで含めて、中長期で英語力が伸びるプランをご提案しています。
フィリピン留学の日本人比率も含めて、まずはファーストイングリッシュへご相談ください

フィリピン留学の学校選びで「日本人比率」はとても気になるポイントですが、正解は人それぞれです。大切なのは、あなたの性格や目的に合ったバランスの学校を選ぶことです。
ファーストイングリッシュでは、人気校の平均日本人比率30〜40%前後の学校から、日本人比率10%程度の多国籍な学校、日本人比率80%を超える安心感重視の学校まで、幅広い選択肢からご紹介できます。
「日本人が多すぎない学校を知りたい」「この学校の日本人比率と雰囲気を教えてほしい」など、具体的なご相談も大歓迎です。
お問い合わせフォームやLINE、オンライン相談から、お気軽にご相談ください。
あなたにとってベストなフィリピン留学プランを、一緒に考えていきましょう。
📞 お電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)





