フィリピン留学は英語上級者に向いている?ネイティブ圏との違いと上手な活用法

img16-1-1-1

「すでに英語はかなり話せるけれど、さらにレベルアップしたい」「英語上級者の自分にとって、フィリピン留学は意味があるの?」――そんな疑問をお持ちの方に向けて、フィリピン留学専門エージェントである私たちファーストイングリッシュの視点から、英語上級者とフィリピン留学の相性について正直にお話しします。

結論から言うと、「基本的にはネイティブ圏留学がおすすめ。ただし、試験対策(IELTS7.0以上など)や弱点補強という目的であれば、フィリピン留学はとても有効」というスタンスです。

この記事では、「フィリピン留学 英語上級者」と検索された方が知りたいであろうポイントに絞って、ネイティブ圏との違い・向いているケース・具体的な活用方法を整理していきます。

Instagram

フィリピン留学をもっと身近に

ファーストイングリッシュのInstagramアカウントではフィリピン留学の情報や最新の写真を公開しています。

Contents

英語上級者が留学先を選ぶときに押さえたい3つの視点

CPI SSP5
 

まずは、「英語上級者」が留学先を決めるときに大事にしたい視点を整理しておきましょう。

ここがあいまいなまま「とりあえず安いからフィリピン留学」という選び方をしてしまうと、「行ってみたけれど物足りなかった…」という結果になりかねません。

①英語上級者のゴールは「日常会話」ではない

すでに英語で日常会話ができるレベルの方は、多くの場合、

・ビジネスの現場でストレスなく仕事ができる英語
・海外大学や大学院でディスカッションに参加できる英語
・国際学会やプレゼンで通用する英語

など、より「高度で専門的な場面」で使える英語力を求めています。

つまり、ゴールは「英語が話せるようになる」ではなく、「英語を使って何をするか」に移っている段階です。

②語学力だけでなく「環境」や「人脈」も重要になる

英語上級者にとっては、授業そのものの質に加えて、

・現地の学生やプロフェッショナルとのネットワーク
・インターンやアルバイトなど実務経験のチャンス
・その国での就職・永住など将来プランとのつながり

といった「環境・人脈・キャリア」の要素がより大きくなります。

この点では、欧米・オセアニアなどネイティブ圏の大学や専門学校のほうが、ビジネスやアカデミックの現場と直接つながりやすいのは事実です。

③コスパと滞在期間を冷静に比較する

一方で、フィリピン留学はネイティブ圏に比べて学費・生活費が大きく抑えられるのが強みです。一般的に、同じ期間の留学費用を比べると、フィリピンは欧米の約1/2〜1/3程度に収まるケースも多く、「同じ予算で学習時間を2〜3倍確保できる」という考え方もできます。

英語上級者ほど、「どの国が良いか」だけでなく「限られた予算と時間をどこに投下すべきか」という視点が重要になってきます。

学校紹介バナー

フィリピン留学の質問をする

ご留学に関するお問合せをご希望の方は、こちらからご連絡をお願いします。今後のお手続きや詳細をすぐに担当よりご案内いたします。

正直な話:英語上級者にはネイティブ圏留学が基本おすすめ

31949327_m
 

ここはフィリピン留学専門エージェントとしても、あえて正直にお伝えしたい部分です。

「英語上級者」「将来的にネイティブレベルを目指したい」「海外キャリアを本気で考えている」という方にとって、第一候補になるのはやはりネイティブ圏(アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなど)です。

① ネイティブ独特の言い回し・スラング・ニュアンスに触れやすい

フィリピンは英語が公用語の一つですが、多くのフィリピン人にとって英語は「第二言語」であり、アメリカやイギリスのようなネイティブとは英語の使い方や話し方が少し異なります。

ニュースや論文で使われるような標準的な英語を身につけるにはまったく問題ありませんが、

・ネイティブ特有のスラング
・映画やドラマで使われるくだけた表現
・細かいニュアンスの違い

などを「本場の空気感」と一緒に吸収したい場合は、やはりネイティブ圏のほうが有利です。

②アカデミックや専門分野の英語はネイティブ圏が有利

英語上級者の中には、「海外大学・大学院への進学」「国際機関でのキャリア」「専門職としての研究・実務」などを目指す方も多くいます。こうした方には、大学レベルのアカデミック英語や専門分野の英語を本格的に学べる環境が必要になります。

この点では、欧米の大学・大学院や専門学校のほうがカリキュラムや周囲の学生のレベルも含めて適しているため、フィリピンの語学学校よりもネイティブ圏が向いていると言えます。

③現地インターン・アルバイトなど実社会での経験を積みやすい

英語上級者にとっては、「教室の中の英語」だけでなく、現地企業やスタートアップ、研究機関などでの実務経験が大きな価値になります。

ビザの条件は国によって異なりますが、カナダやオーストラリアなど、条件を満たせばアルバイトやインターンが可能な国もあります。そうした環境で、ネイティブと一緒に働きながら英語を使う経験は、やはりネイティブ圏ならではの強みです。

それでもフィリピン留学が英語上級者に向いている3つのケース


 

ここまで読むと「じゃあ英語上級者はフィリピン留学に行く意味はないの?」と感じるかもしれません。

しかし実際には、目的と使い方をしっかり絞れば、英語上級者にとってもフィリピン留学は非常にコスパの良い選択肢になります。

ここでは、特におすすめしやすい3つのケースをご紹介します。

①IELTS7.0以上など「試験スコア」を短期間で上げたいとき

・IELTS 7.0以上で大学院出願をしたい
・IELTS Academicのスピーキング・ライティングが伸び悩んでいる
・TOEFL iBTやPTEなどのスコアをまとめて伸ばしたい

といった「試験スコアアップ」が明確なゴールであれば、フィリピン留学は上級者にとっても大きな武器になります。

フィリピンには、IELTSやTOEFL専用のカリキュラム・点数保証コース・専門トレーニングを受けた講師を揃えた学校が多数あり、1:1授業を組み合わせて短期間でスコアアップを狙える環境が整っています。

②スピーキングの「弱点つぶし」に一対一で集中したいとき

英語上級者の方でも、「スピーキングになると急に言葉が出てこない」「発音やイントネーションにコンプレックスがある」という悩みを持つ方は少なくありません。

フィリピン留学の大きな特徴は、マンツーマン授業がカリキュラムの中心になっていることです。1日4〜6コマ以上の1:1レッスンを通じて、

・自分の弱点になる発音・文法のクセを集中的に直す
・会議・面接・プレゼンなど特定の場面を想定したロールプレイを繰り返す
・講師から毎回フィードバックを受けて改善を積み重ねる

といった「弱点つぶし」に特化したトレーニングがしやすいのは、フィリピン留学ならではです。

③予算を抑えつつ、仕事や学業の合間に短期集中したいとき

社会人や大学生の方の中には、

・長期でネイティブ圏に行くのは、仕事や学費の都合で難しい
・年に1〜2回、まとまった休みに「英語漬け期間」を作りたい

というニーズをお持ちの方も多いはずです。

この場合、1〜4週間の短期フィリピン留学で英語のギアを一気に上げるという使い方が非常に効果的です。欧米に比べて総費用を抑えやすいため、「毎年1回フィリピンで集中トレーニング」という習慣を作ることも現実的です。

英語上級者がフィリピン留学を選ぶときの注意点

31949327_m
 

とはいえ、「英語上級者ならどこのフィリピン語学学校でもOK」というわけではありません。

上級者だからこそ、学校選びを間違えると「自分のレベルに合わないクラスで時間を持て余す」リスクもあります。ここでは、失敗しないためにチェックしておきたいポイントをまとめます。

①上級者向けカリキュラム・試験対策コースの有無を必ず確認する

フィリピン留学は「英語初心者〜中級者向け」のイメージが強く、実際にその層をメインターゲットにしている学校も少なくありません。

英語上級者の方は、

・入学時のレベルテストで細かくクラス分けされるか
・上級者専用コース(Advancedコース)があるか
・IELTSやビジネス英語など目的別コースが充実しているか

といった点を必ず確認しましょう。

エージェントを通じて、「実際に上級者がどれくらい在籍しているか」「上級クラスの人数や雰囲気」までヒアリングできると安心です。

②EOPや多国籍環境など「甘えにくい環境」かどうか

英語上級者でも、日本人同士で固まってしまうと、どうしても日本語に戻りがちです。

・キャンパス内で母国語禁止のEOP(English Only Policy)を徹底している
・韓国・台湾・ベトナム・中東など多国籍の学生が在籍している
・上級者向けキャンパスを分けて運営している

といった学校は、「英語を使わざるを得ない環境」になりやすく、上級者には特に向いています。

③講師の指導経験やIELTSスコアもチェックする

英語上級者の伸びしろは、細かな文法・語彙・ニュアンスの調整や、試験の戦略的な解き方にあることが多いです。

そのため、

・IELTSやTOEFLの専門講師が在籍しているか
・講師自身が高スコア(IELTS7.5以上など)を持っているか
・英語上級者の指導経験が豊富か

といった点も重要です。フィリピンには、IELTSを専門に教える教師と専用カリキュラムを持つ学校も多く、こうした学校を選べば、英語上級者でも手応えのある指導を受けやすくなります。

フィリピン留学とネイティブ圏留学をどう組み合わせる?

Exif_JPEG_PICTURE
 

ここまで見てきたように、英語上級者にとってのベストは「フィリピン留学」か「ネイティブ圏留学」かという二択ではなく、「どう組み合わせるか」です。

特に、試験スコア+実践経験の両方を求める方には、次のようなステップがおすすめです。

①STEP1:フィリピン留学でIELTSやTOEFLのスコアを作る

まずはフィリピン留学で、マンツーマン授業と試験対策コースを活用し、

・IELTS 6.0→7.0
・TOEFL iBT 70→90

など、ネイティブ圏の大学・大学院出願に必要なスコアを短期間で整えます。

スコアアップだけが目的であれば、コスト面や授業数の多さから、フィリピン留学は非常に合理的な選択です。

②STEP2:ネイティブ圏でアカデミック・就労経験を積む

試験スコアが整ったら、そのスコアをもとに

・大学・大学院への進学
・語学+インターンシッププログラムへの参加
・ワーキングホリデーを利用した就労経験

など、ネイティブ圏での「実践のステージ」に進むのが王道ルートです。

この二段構えにすることで、「フィリピンで効率よくスコア獲得」→「ネイティブ圏でキャリアや学びを広げる」という、予算と時間を無駄にしない留学計画が立てやすくなります。

③社会人なら「短期フィリピン+オンライン英会話」のハイブリッドも

長期留学が難しい社会人の方には、

・年1回のフィリピン留学(1〜4週間)で集中的にレベルアップ
・帰国後はオンライン英会話や自主学習で維持・強化

というハイブリッド型も効果的です。

特に英語上級者は、自分の学び方がある程度確立されていることが多いので、「フィリピンで伸びしろを明確にする → 帰国後に自走する」というサイクルが回りやすいのもメリットです。

学校紹介バナー

フィリピン留学説明会に参加する

オンライン説明会をご希望の方は、こちらからお申込みください。ZOOMを利用して、ご自宅からでも気軽にご参加いただけます。フィリピン留学の基本情報からプランにあわせたおすすめの学校をご紹介します。

まとめ|自分に合ったプランを一緒に考えたい方はファーストイングリッシュへ

CPI SSP5
 

ここまで、「フィリピン留学って英語上級者にはどうなの?」というテーマで、正直ベースのメリット・デメリット、そして上手な活用方法をご紹介してきました。

ポイントを改めて整理すると、

・英語上級者が総合的な英語力やキャリアを伸ばすなら、基本はネイティブ圏留学が第一候補
・一方で、試験スコア(IELTS7.0など)の獲得やスピーキングの弱点補強にはフィリピン留学が非常に有効
・フィリピン留学とネイティブ圏留学を「二段構え」で組み合わせることで、予算と時間を最大限に活かせる

という形になります。

とはいえ、「自分は本当に英語上級者なのか」「どこまでをフィリピンで、どこからをネイティブ圏で学ぶべきか」は、お一人お一人の英語力・年齢・キャリアプランによって最適解が変わります。

フィリピン留学専門エージェントであるファーストイングリッシュでは、

・現在の英語力や目標スコアのヒアリング
・フィリピンでの最適な学校・コースのご提案
・その後のネイティブ圏留学との組み合わせ方のご相談

まで、トータルでの留学プランニングを無料でサポートしています。

「フィリピン留学 英語上級者」で情報収集をされている方こそ、ぜひ一度、私たちファーストイングリッシュの無料カウンセリングで、あなたにとってベストな留学ルートを一緒に考えてみませんか。

お問い合わせフォーム・LINE・お電話から、いつでもお気軽にご相談ください。

 

📞 お電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)

💬 LINEで今すぐ相談する

📩 お問い合わせフォームはこちら