
フィリピン長期留学を考える高校生や、その前段階で英語力を大きく伸ばしたい中学生にとって、6カ月という期間は短すぎず、しかし何となく過ごすには長すぎる時間です。
特に英検3級レベルから出発する場合は、「とにかく英語を頑張る」ではなく、どこまで伸ばすのかを最初に決めておくことが、留学の満足度を大きく左右します。
そこでこのページでは、中学生・高校生の長期フィリピン留学でどのくらい英語力が伸びるのか、目標設定の目安についてご紹介します。
なお今回の想定では、留学前の英語力は英検3級レベル、6カ月のフィリピン長期留学、平日はマンツーマン6コマとグループレッスン2コマに加えて自習1時間、土日も1日3時間ほど学ぶ形です。
※現地での学習時間、選ぶ学校等で大幅に異なりますので、参考までにお考えください
Contents
6カ月のフィリピン長期留学で最初に決めたい3つの到達ライン

中学生・高校生の長期留学で大切なのは、最終的な目標をひとつだけにしないことです。
会話は伸びているのに試験では点が出ないこともあれば、逆に文法や読解は伸びていても会話で止まってしまうこともあります。だからこそ、英会話、総合力、英検という3つの軸で考えると、6カ月後の着地点が見えやすくなります。
英会話目標は「言われたことに答える」から「自分で会話を続ける」へ
英検3級レベルから6カ月学ぶ場合、英会話の目標は、単語で返す段階を抜けて、自分のことや学校生活、好きなこと、将来の希望、留学生活で感じたこと等、日常英会話を話せるようになることです。
相手の質問に答えるだけでなく、自分から一言足す、理由を加える、聞き返す、言い換えるという動きが出てくると、会話の質は大きく変わります。
到達イメージとしては、ゆっくりめの会話であれば日常的な話題を続けられ、会話相手が変わっても話せる状態です。
完璧な文法でなくても、伝えたいことを止まらずに出せるかどうかを目標にすると、6カ月の学び方がぶれにくくなります。
もちろん選択するコースによっても伸びは違います。英会話に特化したコースであればさらに上の段階を目指すこともできます。
総合的な英語力目標は「日常生活で困らなくなり、自分の考えを英語で伝えられる」レベルを目安にする
長期留学では、話す力だけでなく、聞く、読む、書くまで含めた総合的な英語力の目標も必要です。6カ月しっかり学べるなら、目指したいのは「やさしい英語なら全体の内容をつかめる」「自分のことを数文ではなく、ある程度まとまりをもって伝えられる」という状態です。
たとえば、授業中の先生の説明をおおまかに理解できる、学校生活や将来のことについて文章を読んで意味をつかめる、自分の意見や体験を5文から10文ほどで書けるようになると、英語学習はかなり進めやすくなります。
特に中学生・高校生のフィリピン長期留学では、最初は「単語で答える」「短い一文で終わる」ことが多くても、6カ月学ぶことで、「なぜそう思うのか」「自分はどうしたいのか」まで英語で伝えられる力を目標にできます。
会話だけでなく、聞いたことを理解する力、読んだ内容をつかむ力、書いて表現する力まで伸びてくると、帰国後の英語学習や大学受験等にもつながりやすくなります。
英検目標は2級合格!
英検コースを選ぶ場合、6カ月の目標はかなり立てやすくなります。
英検3級レベルからの出発なら、まず共通の本命は2級合格です。ここをしっかり狙える学習量があるかどうかで、日々の授業の受け方も変わってきます。
もちろん全員が同じ速度では伸びませんが、6カ月しっかり走り切る前提なら、留学前の英語力・英検対策にどのくらい勉強を割いたか次第では英検準1級も視野に入れることのできる学習時間です。
また、英検だけに集中してしまうと英会話力があまり伸びなかった、ということに繋がるケースも多いので、合格だけが目的なのか、英会話力も伸ばしたいのか、事前にしっかり考えておくことをおすすめします。
目標設定は6カ月後だけでなく、途中の伸び方まで決めておく

中学生・高校生の長期留学でありがちなのは、最終ゴールだけ決めて、途中の変化を見失ってしまうことです。
6カ月は長いようで、前半の過ごし方で後半の伸びが大きく変わります。だからこそ、目標設定はゴールひとつではなく、1〜2カ月目、3〜4カ月目、5〜6カ月目という流れで考えておくのがおすすめです。
1〜2カ月目は英語を口から出す抵抗をなくす
留学前半は、英語力を急に跳ね上げる時期というより、英語を使うことに慣れる時期です。
この時期の目標は、正しさを気にしすぎて黙る状態を卒業することです。中学生でも高校生でも、まずは毎回の授業で必ず自分から話し始める、短くても理由をつける、わからない時に聞き返す、という行動を当たり前にしていくことが重要です。
ここで会話量が増えないまま後半に入ると、授業数が多くても伸びを感じにくくなります。最初の2カ月は、英語を話すことを特別なことにしないところまで持っていくのが目標設定の第一歩です。
3〜4カ月目は会話を続けながら読解と作文を引き上げる
中盤に入ったら、話せるようになってきた実感を、読む力と書く力につなげていく段階です。
ここでの目標は、会話だけで満足せず、授業内容を短く要約できること、身近なテーマなら自分の意見を英文で書けること、問題演習で見た文法や語彙を会話でも使えることです。
英検を視野に入れるなら、この時期からは「知っている表現を増やす」より、「使える表現を増やす」意識が大切です。読解で覚えた言い回しが会話に出てくるようになると、6カ月後の到達点が一段上がります。
5〜6カ月目は目標を試験や面接で出せる力に変える
終盤は、伸びた力を形にする時期です。英会話では、初対面の先生相手でも自分の考えを落ち着いて話せるか、総合力では、聞く・読む・書くのバランスが崩れていないか、英検では、制限時間の中で得点につなげられるかを確認していきます。
この時期の目標設定で大切なのは、「できるはず」で終わらせないことです。英語で1分以上話す、英作文を時間内に書く、模試で合格圏に入るなど、形に見えるゴールへ変えていくことで、6カ月の留学は結果として残りやすくなります。
まとめ

英検3級レベルから6カ月のフィリピン長期留学に臨むなら、英会話は自分から会話を続けられる状態、総合的な英語力は日常生活で困らなレベル、英検は2級合格標が現実的です。
もちろん留学先の学校や私生活でどれだけ英語を使うか、また留学前の詳細な英語力によって、どのレベルまで伸びるかは各留学生によって異なります。
あくまで目標の1つとして、お考えいただけますと幸いです。
中学生・高校生それぞれの学年や現在の得意不得意に合わせて、無理のない目標を一緒に考えたい方は、ファーストイングリッシュまでお問い合わせください。
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