初めてのフィリピン留学では、語学の習得や異文化体験に期待が膨らむ一方で、「体調を崩したらどうしよう?」「病院はちゃんとあるの?」といった不安の声も多く聞かれます。
特に日本と異なる気候や食文化の中で、慣れない環境が体に負担をかけることも。実際、フィリピン留学中に体調不良や病気を経験する人は少なくありません。
そこでこのページでは、フィリピン留学前に備えておきたい健康管理のポイントから、現地での予防策、体調を崩したときの対処法までを徹底解説します。
フィリピンでの親子留学や長期滞在を予定している方も安心して準備ができるよう、わかりやすくご案内します。
Contents
出発前に準備しておきたい健康管理のポイント
フィリピン留学を成功させるためには、現地での生活に備えて体調管理の準備を整えておくことが欠かせません。特に初めての海外生活では、普段とは異なる食事や気候、生活リズムに体が驚いて体調を崩すケースも少なくありません。出発前にできる備えを万全にし、安心して現地での学びに集中できるようにしておきましょう。
ワクチンや予防接種は必要?
フィリピン留学に際しては、あまりワクチンを接種して留学される方は少数です。
しかしながら心配な場合は、日本で一般的に接種されているワクチンのほかに、A型肝炎や破傷風、狂犬病などの予防接種が推奨される場合があります。
長期滞在や地方都市での滞在予定がある方は、感染症のリスクを考慮して医師に相談のうえ、出発前に必要なワクチンを受けておきましょう。
常備薬・処方薬の準備リスト
現地で手に入りにくい薬や、自分に合った薬を持参することはとても重要です。
解熱剤、胃腸薬、整腸剤、風邪薬、湿布、虫刺され薬、消毒液、絆創膏などが基本セットです。
また、持病がある場合は英文の薬剤証明書を準備しておくと、空港や現地の医療機関での対応がスムーズになります。
海外旅行保険の加入と補償範囲
万が一の病気やケガに備え、渡航前に海外旅行保険へ必ず加入しましょう。医療費の自己負担は高額になるケースがあるため、「疾病治療」「救援者費用」「携行品損害」などをカバーする補償内容かを確認し、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。
またキャッシュレスサービスに対応した保険を選ぶことで、さらに安心してご留学することができます。
フィリピンでかかりやすい病気とその予防法
初めてのフィリピン留学では、慣れない環境や食文化の違いによって体調を崩すことがあります。特に注意が必要なのが、現地特有の感染症や衛生面の違いによる体調不良です。どのような病気にかかりやすいのかを知り、事前に対策を取っておくことで、安心して学習に集中できる環境を整えることができます。
腹痛・下痢(ローカルフード/水)
フィリピンの水道水は飲用に適しておらず、必ずミネラルウォーターを使用しましょう。
また、屋台やローカルレストランでは衛生管理が不十分な場合があり、食中毒や腹痛のリスクがあります。
お腹が弱い方や慣れていない方はローカルレストランを避けることを推奨します。
デング熱・蚊対策の重要性
フィリピンではデング熱が流行することがあり、特に雨季(6~11月)は注意が必要です。
虫除けスプレーの使用、長袖長ズボンの着用、宿泊先の蚊帳や網戸のチェックが重要です。
現地で蚊に刺されたら、発熱や関節痛などの症状に注意してください。
熱中症・紫外線対策も必須
気温と湿度が高いフィリピンでは、長時間の屋外活動で熱中症になる可能性があります。
こまめな水分補給と日陰での休憩を心がけましょう。
また、日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めも必須アイテムです。
体調を崩したときの対応方法
フィリピンでの留学中に体調を崩したとき、どう対処すればよいか事前に知っておくことはとても重要です。異国の地では言語や医療制度の違いによる不安もありますが、正しい手順を知っていれば落ち着いて行動できます。ここでは、現地で体調が悪くなった際の具体的な対応方法をご紹介します。
学校スタッフへすぐに相談
体調がすぐれないときは、まず語学学校のスタッフへ相談しましょう。
多くの学校では、病院への付添いや送迎をしてくれます。
フィリピンの病院・診療所事情
都市部には設備の整った私立病院があり、日本語対応や英語対応が可能な施設もあります。
一方で、地方都市では医療水準にばらつきがあるため、可能であれば大きな病院を選びましょう。
診察時にはパスポートと保険証書が必要になります。
診察の流れとサポート体制
現地の一部病院では日本語のヘルプデスクもありますので日本語で受診ができる場合もあります。
日本語のヘルプデスクがない場合、症状を英語で伝えられるようにしておくと安心です。
心配な場合は、学校の日本人スタッフの同行を相談しましょう。
オンライン診断サービス
近年では日本語で医師に相談できるオンライン診察サービスも充実しています。
特に軽度な症状や薬の相談に便利で、保険適用もあります。
例えばセブ島で人気のコトピアクリニックでは、ZOOMを利用した診断、薬の配達もありますので、多くの留学生が利用しています。
まとめ
フィリピン留学を安心して過ごすためには、体調管理の知識と事前準備が欠かせません。
フィリピンはまだまだ発展途上の国ですので、日本ほど衛生管理がされておりませんので、現地での生活はある程度の注意が重要です。
留学前の備えと、現地での冷静な対応によって、万が一のトラブルにも落ち着いて対処できます。
ファーストイングリッシュでは、現地での生活サポートも充実しています。
留学に不安を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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