日本人が驚くフィリピン文化5選|フィリピン留学中に感じたカルチャーショック

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フィリピン留学は日本と異なる文化に触れ、自分自身の価値観を見つめ直す貴重な機会です。

しかし実際に現地へ渡ってみると、「こんなに違うのか!」と驚く場面が多々あります。

このページではフィリピン留学を経験した日本人が直面した代表的なカルチャーショックを5つご紹介します。

加えてなぜそのような文化が存在するのか、そして文化の違いをポジティブに受け入れるコツまでを解説。

出発前に知っておけば、より充実した留学生活が送れるはずです。

 

フィリピンに来てまず驚いた!日本人が戸惑う文化の違い5選

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文化の違いは言葉の壁以上に留学生活に影響を与える要素です。

日本では当たり前のことが、フィリピンではまったく違う。そんなギャップは最初はストレスでも、理解することで学びに変わります。

以下では、留学生からよく聞かれる5つの驚きをピックアップしてご紹介します。

①フィリピン人はとにかくフレンドリー

「Hello!」と気軽に話しかけてくる現地の人たちに、最初は驚きを隠せない日本人も多いです。

コンビニの店員やタクシーの運転手、語学学校の清掃スタッフまでまるで旧友のように親しげに接してくれることがあります。

留学生の中には「人見知りなので最初は戸惑ったけれど、だんだんそのフレンドリーさに救われた」という声もあります。

人との距離が近い文化に最初は気疲れすることもありますが、逆に“孤独になりにくい”のはフィリピンならではの魅力です。

②時間にルーズ?「フィリピンタイム」に要注意

待ち合わせの5分遅れは当たり前、待ち合わせに30分遅れてきても悪びれない。
これが“フィリピンタイム”です。日本の「5分前行動」に慣れている留学生にとっては、最初は大きなストレスとなるかもしれません。

とはいえ、これは「人との関係性を大切にする」フィリピン文化の表れでもあります。

時間よりも「相手に気持ちよく接すること」が優先される場面も多く、おおらかな気持ちで構えることが、円滑な留学生活への鍵となります。

③トイレットペーパーは流せない!?フィリピンのトイレ事情に要注意

「トイレットペーパーが流せない!」と驚く日本人留学生は少なくありません。

フィリピンでは、配管の構造上トイレットペーパーをトイレに流すことができないのが一般的です。

水圧や排水管の太さに制限があるため、使用後の紙は備え付けのゴミ箱に捨てるのがルールとなっています。

うっかり流してしまうと詰まりや故障の原因になるため、特に寮や語学学校のトイレでは注意が必要です。

最初は戸惑うかもしれませんが、現地の生活習慣に合わせることも留学の一部。
また外出時のトイレにはトイレットペーパーがないのが基本ですので、ポケットティッシュやアルコールシートを常に携帯しておくと安心です。

④ 国民の約90%がカトリック教徒!

街のいたるところに教会があり、日曜日には多くの人がミサに参加します。

道端でお祈りをする人、家にイエス像やマリア像がある家庭も多く、宗教が日常生活に深く根ざしていることに驚かされます。

また学校や会社の行事の前に「祈りの時間」が設けられることもあり、日本人にはなじみのない感覚です。

宗教行事や祝日も多く、留学生として生活する際にはそのリズムに合わせたスケジューリングが必要になるでしょう。

⑤ 食事に甘いスパゲッティ?日本と違いすぎる味付け

「これはデザート…?」と感じるほど甘いスパゲッティは、実はフィリピンの家庭料理の定番。

ケチャップに砂糖を加えたソースが主流で、子どもだけでなく大人にも大人気です。

また、フライドチキンに甘いグレイビーソースをかける、ジョリビーのようなローカルファストフードの味付けにも驚かされます。

留学生の中には「最初は無理だったけど、2週間後にはクセになっていた」という人もいます。

日本食が恋しくなったら、現地の日本食レストランや市場を利用すると良いでしょう。

なぜこのような文化があるの?フィリピンの価値観を解説

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文化の違いに直面したとき、ただ「違う」と感じるのではなくその背景にある歴史や価値観を知ることが、異文化理解への第一歩です。

ここでは、フィリピン人の行動様式や習慣を形作る基盤となる文化的背景について触れていきます。

国民性に根づく「陽気さ」と「助け合い精神」

自然災害や経済的困難を多く経験してきたフィリピン人にとって、「前向きさ」と「人と助け合う精神」は生き抜く力のひとつです。

何かトラブルが起きても、笑顔で「It’s okay!(大丈夫だよ)」と声をかけるフィリピン人の姿に励まされる留学生も多いです。

歴史・宗教が形作った家族観と暮らし方

スペイン統治時代にカトリックが根づき、今なおその教義が家族や教育、社会制度に色濃く残っています。

フィリピンでは家族との結びつきがとても強く、「ファミリーを最優先する」という意識が一般的。

3世代同居や、いとこ・叔父・叔母まで一緒に暮らすケースも珍しくありません。

カルチャーショックをポジティブに乗り越えるコツ

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文化の違いは時にストレスの原因になりますが、それを「発見」や「学び」に変えていく視点を持つことが、充実した留学生活のカギとなります。

文化を「否定しない」姿勢を持とう

「なぜこうなのか?」と疑問に思ったときこそ、相手の文化を尊重するチャンスです。

否定ではなく、「そういう考え方もあるのか」と受け止める姿勢が、自分自身の成長につながります。

相手を理解しようとする努力は、語学学習にも大きくプラスになります。

違いを理解するともっと留学が楽しくなる

カルチャーショックは、「その国に来たからこそ味わえる特別な体験」でもあります。

最初は驚きや戸惑いがあっても、それを乗り越えたときに得られる学びは教室の中では得られないかけがえのない財産になります。

まとめ|違いを楽しむことが留学の第一歩!

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フィリピン留学では、多くの「日本との違い」に出会います。

それはときに驚きや戸惑いを生むかもしれませんが、文化の違いこそが留学の醍醐味です。

違いを「おかしい」と感じるのではなく、「面白い」「なるほど」と受け入れることで、あなたの世界は確実に広がっていきます。

カルチャーショックは、グローバルマインドを育てる第一歩。

ぜひ、フィリピンならではの文化にどっぷり浸かりながら自分自身を深く見つめる体験をしてみてください。

もっとフィリピンやフィリピン留学について知りたい方は、ぜひファーストイングリッシュにお問合せください!