「フィリピン留学って、実際にいくらかかるの?」「現地で別途支払いが必要って聞いたけど、何の費用?」
そんな疑問をお持ちの方のために、このページではフィリピン現地での語学学校に必要な支払い項目を中心に、留学費用全体も含めて詳しくご紹介します。
Contents
1.フィリピン留学で必要な費用の全体像
フィリピン留学では、日本国内での事前支払いと現地到着後に必要となる支払いの2種類があります。
全体の費用を把握することで、予算の見通しを立てやすくなりトラブルなく安心して出発することができます。以下では、大きく3つに分類してご紹介します。
①学校へ支払う費用(日本から支払い)
- 入学金: 約15,000~20,000円
語学学校に登録する際に必要な初期費用で、一度のみ支払います。返金不可のケースが多いため、申し込み前にしっかり確認しておきましょう。 - 授業料: 1週間あたり2~5万円程度(学校・コースにより異なる)
マンツーマン授業の多いフィリピン留学では、1日6〜8時間の英語漬け学習が可能。ビジネス英語や試験対策、親子留学向けなど、多様なカリキュラムが揃っており、内容に応じて費用が変動します。 - 寮費: 食事込みで1週間あたり1.5~6万円程度
ほとんどの学校では寮生活となり、1~6人部屋から選択可能。1日3食の食事が付いており、日本人経営校では日本食が提供されるケースもあります。個室は高めですが、プライバシー重視の方に人気です。一部の学校ではホテル滞在プランやコンドミニアム滞在プランもございますが費用は高めです。
②渡航前に必要な費用
- 航空券代: 往復で約5~10万円(時期・発着地による)
直行便・乗継便、ハイシーズン・ローシーズンによって価格は大きく変わります。早めの予約でコストを抑えることが可能です。 - 海外保険料: 1週間あたり2,000~4,000円
病気やケガ、盗難などのトラブルに備えるため、海外旅行保険の加入は必須です。語学学校によっては加入証明書の提出が求められる場合もあります。
③フィリピン現地で支払う費用(=現地費用)
これは日本での支払いとは別に、入国後に語学学校に現地で支払う費用です。
SSP(特別就学許可証)やVISA延長費、教材費、光熱費などが該当します。主に現金(ペソ)での支払いが一般的で、入国後に日本円をペソに両替して支払います。
詳しい内訳や金額の目安は、次の項目で詳しく解説します。
2.フィリピン現地で支払う「現地費用」とは?
多くの語学学校では、入学後のオリエンテーションや初日手続き時に、現地で必要な諸費用を支払います。
この費用は、現金(ペソ)での支払いが一般的で日本での事前支払いには含まれていない点に注意が必要です。
※一部語学学校は日本での支払いぬ含まれている場合があります
現地費用の支払い方法
現地費用は原則として現金払いが多く、クレジットカードが使える学校はごくわずかです。
基本的にフィリピンペソでの支払いとなり、オリエンテーションや現地到着後に日本円をフィリピンペソに両替して支払います。
現地費用の総額目安(4週間の場合)
- 約10,000~18,000ペソ(日本円で約3~5万円)
※学校・エリア・滞在期間により異なります。
3.現地費用の内訳と内容
現地で支払う「現地費用」には、SSP申請費用、ビザ延長費用、光熱費や教材費、生活費など、留学生活を送るうえで必須の支払いが複数含まれます。
以下に主な項目とその概要をまとめます。
主要な現地費用とその目安
- SSP(Special Study Permit/特別就学許可証)およびSSP Eカード: フィリピンで合法的に語学学習を行うために必要な政府発行の許可証。
費用目安: 約10,000~11,000ペソ(約28,000~31,000円) - VISA延長費用: 滞在が30日を超える場合に必要。初回延長は4週以上の留学者に必須です。
費用目安: 約4,000~5,000ペソ - ACR I-Card(外国人登録証): 59日以上滞在する外国人に義務付けられている身分証明カード。
費用目安: 約3,500ペソ - 教材費: 教科書やプリント、電子教材などの費用で、学習内容や学校によって異なります。
費用目安: 約500~1,500ペソ/4週 - 光熱費・管理費: 寮での電気代、水道代、Wi-Fi利用料、清掃費などを含むケースが多いです。
費用目安: 約500~1,000ペソ/週 - デポジット(保証金): 学校施設や部屋備品の破損・紛失に備えた預け金で、問題がなければ退寮時に全額返金されます。
費用目安: 約3,000~5,000ペソ - 空港ピックアップ費用: 学校施設や部屋備品の破損・紛失に備えた預け金で、問題がなければ退寮時に全額返金されます。
費用目安: 約1,000~1,500ペソ
お小遣い・生活費の目安と使い道
現地費用以外に、現地で使うお小遣いや生活費を考慮して留学の計画をたてましょう。
語学学校では1日3食の食事が提供されるケースが多いため、現地での生活費は主に交友費や外食、日用品の購入、週末のアクティビティにかかる費用が中心となります。
以下に、目安となる金額と代表的な使い道を紹介します。
- 交友費・カフェ代: 1回の外出で100〜300ペソ程度。週に数回出かける場合は、月1,000〜2,000ペソ程度。
- 外食費: 学校外での外食(ファストフード〜レストラン)は1食150〜400ペソ程度。週末の息抜きや交流会などを想定して月2,000〜3,000ペソ程度。
- 日用品代: シャンプー、洗剤、ティッシュなどの消耗品。1か月あたり500〜1,000ペソ程度。
- アクティビティ費: アイランドホッピングや市内観光などのアクティビティに参加する場合は、1回あたり500〜4,500ペソ程度。
多くの方が1か月あたり8,000〜15,000ペソ(約2.3〜4.3万円)程度のお小遣いを用意しており、これで十分に快適な生活を送れます。
留学生活をより豊かにするためにも、事前に余裕を持った現金の準備をおすすめします。
4.まとめ|現地費用を事前に把握して、トラブルなく安心留学を
フィリピン留学では、日本で支払う授業料等とは別に現地で支払う「現地費用」があることを忘れないようにしましょう。
- SSPやVISA延長、教材費などはほとんどの学校で共通
- 滞在期間や学校によって費用の幅がある
- 現地では現金払い(ペソ)が主流。
語学学校ごとに詳細は異なるため、申し込み時にエージェントや学校に確認しておくことが重要です。準備不足で現地で慌てることがないよう、この記事を参考に安心して留学生活をスタートしましょう!
ファーストイングリッシュでは、各語学学校の現地費用や支払い方法を含め、出発前のご不安をしっかり解消できるようサポートしています。
費用の詳細や学校ごとの違いなど、少しでも気になる点があればお気軽にご相談ください。
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