フィリピン留学の学校選びで考えるべき優先事項25個|まずは留学の目的から決めよう

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「フィリピン留学には行きたいけれど、学校が多すぎて決められない」「自分は何を基準に学校を選べばいいのか分からない」――そんな悩みを持つ方は少なくありません。

特にフィリピン留学は、スパルタ校・試験対策校・社会人向け・リゾート型など、学校ごとの“色”や“得意分野”がはっきり分かれています。
だからこそ大切なのは、「自分の留学の目的にあわせて、何を優先するかを決める」ことです。

試験対策のスコアアップを最優先にしたい人もいれば、「とにかくきれいな宿泊施設がいい」「費用を最優先にしたい」「多国籍な環境で友だちを作りたい」という人もいます。
どれが正解・不正解ということではなく、人によって優先事項が違うだけです。

この記事では、フィリピン留学エージェントファーストイングリッシュの視点から、学校選びのときに留学生が実際によく考えている「優先事項のパターン」を25個に整理してご紹介します。

「全部を満たす必要はない」ことを前提に、自分にとっての優先順位を決めるヒントとしてお役立てください。

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Contents

留学の目的から決める「学び方」に関する優先事項

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最初に整理したいのは、「何のためにフィリピン留学をするのか」という学習目的です。目的が変われば、自然と優先事項も変わります。ここでは、目的ごとによくある優先順位パターンを紹介します。

1.試験対策のスコアアップを最優先にしたい人

「半年後のIELTSで◯点を取りたい」「就活までにTOEIC◯点が必要」など、試験のスコアが第一目標の人は、

・試験対策コースの有無
・公式テストセンターかどうか
・模試やレビューの頻度

といった試験対策に関する条件を優先事項にするケースが多いです。

2.日常会話・スピーキング力アップを最優先にしたい人

「とにかく話せるようになりたい」「外国人の友だちと自然に会話できるようになりたい」という人は、

・マンツーマンのコマ数
・会話重視のカリキュラムかどうか
・授業外でも英語を使える場面の多さ

など、アウトプット量を増やせるかどうかを優先事項にしやすくなります。

3.ビジネス英語・仕事で使える英語を優先したい人

「海外とのやり取りが増えた」「将来は海外駐在も視野に入れている」といった社会人の方は、

・ビジネス英語コースの有無
・メール・プレゼン・会議など、仕事で使う場面に即した内容か
・同じ社会人が多いかどうか

といったビジネスシーンを想定した学び方を優先事項にすることが多いです。

4.海外進学・ワーホリ準備を最優先にしたい人

「将来はカナダやオーストラリアに長期留学したい」「ワーホリ前の準備としてフィリピン留学をしたい」という人は、

・英語圏の進学やワーホリに詳しいスタッフがいるか
・留学後の進路相談ができるか
・ワーホリ対策コースがあるか

などを優先事項として確認するパターンが多いです。

5.「初めての海外体験」として安心感を最優先にしたい人

「海外が初めて」「一人で海外に出るのが不安」という人は、

・日本人スタッフがいるか
・サポート体制が手厚いか
・学校や寮の雰囲気が自分に合いそうか

など、安心して海外生活をスタートできるかどうかを優先事項にすることが多くなります。

勉強スタイル・生活リズムに関する優先事項

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同じ目的でも、「どんなペースで勉強したいか」によって選ぶ学校は変わります。ここでは、学習スタイルや生活リズムに関する優先事項の例を紹介します。

6.1日中みっちり授業を受けたい人

「せっかく行くなら、毎日とことん勉強したい」という人は、

・1日の授業コマ数
・自習時間を含めた学習時間の総量
・スパルタ校か、門限や宿題量などのルール

を優先事項として考えるパターンが多いです。

7.自習時間や自由時間をしっかり確保したい人

「授業だけでなく、自分のペースで復習する時間もほしい」「オンラインで仕事や大学の課題も続けたい」という人は、

・1日のスケジュールに余裕があるか
・自習スペースやカフェスペースの有無
・夜の時間帯の過ごし方の自由度
・門限や出席義務はあるかどうか

など、“詰め込みすぎない時間割”を優先事項にするケースが多くなります。

8.スパルタではなく、マイペースに学びたい人

「追い込まれすぎると続かない」「自分でペースを決めたい」という人は、

・出欠や門限のルールが厳しすぎないか
・宿題量やテスト頻度
・校風や雰囲気がのびのびしているか

といった学校の“空気感”を優先事項にすることが多いです。

9.日本語サポートや日本人スタッフの安心感を優先する人

英語だけでトラブル対応をするのが不安な場合、

・日本人スタッフや日本語が話せるスタッフの有無
・入学から帰国までのサポート範囲
・困ったときにすぐ相談できる窓口

など、どれだけ日本語で頼れるかを優先事項として重視する人も多くいます。

10.多国籍な環境で世界中の友だちを作りたい人

「いろんな国の人と話してみたい」「多国籍な雰囲気を楽しみたい」という人は、

・日本人比率や他国の留学生の数
・アクティビティやイベントの内容
・授業以外で交流する機会の多さ

など、国籍バランスや交流のしやすさを優先事項として見るようになります。

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生活環境・ロケーションに関する優先事項

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勉強するのは自分の心と体です。生活環境の満足度をどれくらい重視するかも、人によって大きく違います。ここでは、生活面に関する優先事項の例を紹介します。

11.綺麗な宿泊施設・設備の快適さを最優先にする人

「水回りがきれいなところがいい」「部屋は絶対にきれいじゃないと無理」という人にとっては、

・部屋や寮のグレード
・築年数やリノベーションの有無
・掃除やメンテナンスの頻度

などが、他の条件よりも優先されることがあります

12.食事のクオリティや日本食の有無を重視する人

「食事が合わないとストレスになる」「できれば日本食も食べたい」という人は、

・寮食の評判
・日本食や和風メニューの有無
・近くにスーパーやレストランがあるか

など、食のストレスを減らせるかどうかを優先事項とするケースが多いです。

13.治安の良さ・安全性を最優先にする人

特に留学が初めての方や、女性一人での留学では、

・エリアの治安
・学校や寮のセキュリティ体制
・夜間の外出ルールやガードマンの有無

など、安全面を最優先に考える人も少なくありません。

14.リゾート型かシティ型か、ロケーションで選びたい人

「海の近くで過ごしたい」「カフェやショッピングモールが多い街がいい」など、

・リゾートエリアか都市部か
・周辺に何があるか(海・山・ショッピングモールなど)
・週末の過ごし方のイメージ

といった“どこで生活したいか”の好みを優先事項にする人も多いです。

15.週末のアクティビティや観光の充実度を重視する人

「勉強だけでなく、週末も楽しみたい」「せっかくのフィリピンだから観光もしたい」という人は、

・学校主催のアクティビティ
・観光地へのアクセスのしやすさ
・一緒に出かけられる仲間ができやすい雰囲気かどうか

など、オフの時間の充実度を優先事項として考えるようになります。

費用・期間・将来へのつながりに関する優先事項

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お金・時間・将来のキャリアという現実的な側面から見た優先事項です。ここは人によって考え方が大きく分かれるところです。

16.費用をとにかく抑えることが最優先の人

「できるだけ安く行きたい」「とりあえず一度フィリピン留学を経験してみたい」という人は、

・授業料と寮費の合計
・部屋タイプ(相部屋など)
・現地での生活費の目安

など、総額をどこまで下げられるかを最優先に考えることが多いです。

17.多少高くてもコストパフォーマンスを重視する人

「安さだけでなく、時間や質も大事にしたい」という人は、

・1日の授業時間数
・講師の質やカリキュラムの充実度
・サポート内容

を総合的に見て、“同じお金でどれだけの価値が得られるか”を優先事項にします。

18.留学期間の柔軟さや延長のしやすさを重視する人

「まずは4週間行ってみて、良ければ延長したい」「仕事や学校の都合で期間の調整が必要」といった人は、

・入学日や期間の自由度
・延長手続きのしやすさ
・途中でコース変更ができるか

など、スケジュールの柔軟性を優先事項として考えるようになります。

19.帰国後のキャリア・進学サポートを重視する人

「留学をキャリアアップにつなげたい」「海外進学やワーホリも視野に入れている」という人は、

・卒業生の進路実績
・キャリア相談や進学カウンセリング
・提携校やネットワークの有無

など、“その先”につながるサポートを優先事項にすることが多いです。

親子留学向けに考えたい優先事項

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小さなお子さま連れのフィリピン親子留学では、大人単身の留学とはまったく違うポイントが優先事項になってきます。

ここでは、実際に親子留学を検討されるご家庭からよく挙がる「優先事項」のパターンを3つご紹介します。

20.1〜3歳でも安心して預けられるベビーシッタープランを最優先にする人

「子どもがまだ1〜3歳なので、きちんと見てもらえる環境が大事」というご家庭では、

・1〜3歳のお子さまを対象にしたベビーシッタープランやナーサリークラスがあるか
・保育担当スタッフの人数や経験、施設環境
・預かり時間や、日本語での連絡体制

といった点を、他の条件よりも優先事項として考えるケースが多いです。

親が授業に集中できるかどうかは、子どもを安心して預けられるかどうかに直結するため、ベビーシッター体制は親子留学ならではの重要ポイントです。

21.保護者は授業を受けず、子どものサポートやリフレッシュを優先したい人

「親は必ずしも授業を受けなくてよく、子どものサポートやリフレッシュを重視したい」という場合、

保護者が授業を受けない前提でも受け入れ可能か
・子どもが授業を受けている間、親が過ごせるラウンジやカフェ、ワークスペースの有無
・親子で一緒に参加できるアクティビティや週末の過ごし方

などが優先事項になります。

「親もフルで受講する親子留学」だけでなく、お子さま中心で、保護者はサポート役+リフレッシュを兼ねるスタイルを選びたいご家庭も増えています。

22.自炊ができるキッチン付きの寮・コンドミニアムを重視する人

小さなお子さま連れの場合、

・離乳食や子どもに合った料理を作りたい
・アレルギーや食の好みに合わせて食事を調整したい

という理由から、キッチン付きの寮やコンドミニアムを優先事項にするご家庭も多いです。

自炊ができる環境であれば、

・日本から持ってきた食材を活用できる
・外食続きの負担を減らせる

といったメリットもあり、親子留学のストレスを大きく減らす要素になります。

中学生・高校生のフィリピン留学で考えたい優先事項

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中学生・高校生のフィリピン留学では、英語力アップだけでなく、安全面や生活面のサポート、同年代との出会いが重要なテーマになります。

ここでは、ジュニア世代の留学でよく挙がる優先事項のパターンを3つ紹介します。

23.現地スタッフと生活を共にするガーディアン制度を重視する人

「子どもだけで海外生活をするのが心配」「生活面をしっかり見てもらいたい」というご家庭では、

・フィリピン人スタッフや専任ガーディアンと一緒に生活するガーディアン制度の有無
・起床・就寝・食事・門限など、生活リズムのサポート体制
・生活面で困ったときに、すぐ相談できる大人がそばにいるかどうか

を優先事項にすることが多いです。

勉強だけでなく、生活全体を見守ってくれる大人がいるかどうかは、中高生のフィリピン留学では重要な判断材料になります。

24.同年代(中高生)の在籍数が多い学校を優先する人

「同じくらいの年齢の友だちがいたほうが安心」「同年代と刺激し合える環境がいい」という場合、

・中学生・高校生の留学生がどのくらい在籍しているか
・ジュニア専用エリアやクラス編成の有無
・放課後や週末に同年代と過ごせる仕組みがあるか

など、同世代との出会いの多さを優先事項にするご家庭が多くなります。

「同じ目標を持つ仲間と出会えるか」は、英語力だけでなく、その後のモチベーションや進路にも大きな影響を与えます。

25.子ども向けジュニアキャンプ実績のある学校を優先する人

「短期間で安全に留学体験をさせたい」「まずはキャンプ形式で試してみたい」という場合、

・夏休みや春休みに子ども向けジュニアキャンプを開催しているか
・過去の実績やプログラム内容(学習・アクティビティ・安全管理)
・団体行動や引率体制がどの程度整っているか

といった点を優先事項として見るケースが多いです。

ジュニアキャンプの実績が豊富な学校は、子どもの受け入れノウハウや安全管理体制が整っていることが多く、初めての海外でも安心しやすいというメリットがあります。

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まとめ:自分の優先事項を整理してから、フィリピン留学の学校選びをしよう

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ここまで見てきたように、フィリピン留学の学校選びで考えるべき「優先事項」は、人によって本当にさまざまです。

試験対策を最優先にする人もいれば、きれいな宿泊施設や安全性、多国籍な環境、費用、サポート体制を最優先にする人もいます。
大切なのは、他人の正解ではなく、「自分にとって何が一番大事か」をはっきりさせることです。

この記事で紹介した25のパターンは、すべてを満たすためのチェックリストではなく、自分の優先順位を整理するためのヒントです。

「これは自分にはいらない」「これは絶対に譲れない」と仕分けしていくと、自然と選ぶべきフィリピン留学の学校の候補が絞れてきます。

フィリピン留学エージェントファーストイングリッシュでは、お一人おひとりの目的・予算・英語レベル・性格にあわせた学校選びを無料でお手伝いしています。
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