「フィリピン留学は寮滞在が基本」と思われがちですが、実は一部の語学学校では、自分で手配したホテルやコンドミニアムから通学する“通学プラン”も選択可能です。
この記事では、通学型留学を希望する方に向けて、滞在システムの基本や注意点、通学可能な語学学校をご紹介します。
Contents
フィリピン留学における滞在スタイルとは?
フィリピン留学においては、語学学校が提供する学生寮に滞在するのが一般的なスタイルです。
寮生活は英語学習と日常生活の両面においてサポートが充実しており、特に初めて海外に滞在する方にとっては安心感のある選択肢となっています。
しかしすべての方に寮生活が合うとは限りません。
「もっと自由に生活したい」「家族と一緒に好きな宿泊施設で生活したい」といったニーズがある場合、通学型の選択肢も選ぶことができます。
学生寮が基本だが、宿泊形態は多様化
多くの語学学校では、学生寮が基本の滞在スタイルとして提供されています。
学内または徒歩圏内に配置されていることが多く、通学の手間がなく授業と生活が一体となった環境で学べるのが特長です。
学生寮では食事付き(1日3食)、掃除・洗濯のサポートが用意されている場合も多く、生活面の不安を軽減できることから、初めて海外で生活する方や10代・20代の留学生にとっては非常に安心感のある選択肢となっています。
一方で学生寮以外にも、学校が手配するホテルやコンドミニアムに滞在することができる語学学校も数多く存在します。
こうした施設ではよりプライベートな空間や高い生活水準を求める方に支持されており、社会人・親子・カップル・リタイア層など幅広い層に利用されています。
このように語学学校が提供する宿泊スタイルは決して一様ではなく、寮・ホテル・コンドミニアムなど、目的やライフスタイルに応じて柔軟に選べるようになっています。
自由度を求める人には「通学プラン」も選択肢に
一方で寮生活には時間やルールの制約があることも事実です。
「自由な滞在先を選びたい」「家族と一緒に自分で手配したコンドミニアムで暮らしたい」といったニーズを持つ方には、より柔軟なスタイルが求められることもあります。
そのような方向けに一部の語学学校では“通学プラン”という形で、学校の滞在先以外から通学するスタイルを用意しています。
このプランでは自分自身でホテルやコンドミニアムを手配し、通学することが可能です。
通学型の魅力と適したケース
通学型プランの最大の魅力は、ライフスタイルの自由度が非常に高いことです。
たとえば家族で子どもだけ留学したい場合、現地に別宅がある方、一軒家に滞在したい方にとっては最適な選択肢となり得ます。
通学プランはホテルやコンドミニアムのグレードも自分で選べるため、滞在の快適さ・費用・立地の自由度など、個人のニーズに合わせた柔軟な留学が実現できます。
通学プランを提供している学校は限られていますが、選択肢の一つとして知っておくことで、自分にとって最適な留学スタイルを見つけることができるでしょう。
通学プランはどんな人におすすすめ
通学型の留学スタイルは、次のような方に特におすすめです。
- 家族と一緒に滞在したい方: 子どもやパートナーと一緒に現地に滞在し、家庭の拠点は自分で選びながら学びたい方。
- 住まいをすでに確保している方: 駐在員・現地勤務の家族と同居している方、もしくはリタイア後の海外長期滞在を計画している方など。
- 自由な生活スタイルを優先したい方: 寮の食事時間や門限、ルームシェアなどの制限が気になる方、自炊をしたい方、自分に合ったペースで暮らしたい方。
これまで「寮に入るしかない」と思っていた方でも、通学型を選ぶことで、より柔軟で快適な留学生活を実現することができます。
通学プランは非常に自由度が高い一方で、快適さは自分の判断に委ねられるスタイルです。
「どこに住むか」「どう通うか」までを自分で選べるからこそ、満足度の高い留学を実現できます。
また通学型プランでは、授業やカリキュラムの内容は寮滞在と同じです。
しかし、食事の提供や洗濯・掃除、緊急時の対応といった生活サポートは対象外となるため、日々の生活はすべて自分で管理する必要があります。
※学校によって詳細は異なります
その分、生活スタイルの自由度は大きく広がるため、ある程度の自己管理ができる方や、サポートがなくても困らない方には適したプランです。
通学可能なおすすめ語学学校3選
ここでは自己手配のホテルやコンドミニアムから通学できる語学学校の中でもおすすめの3校をご紹介します。
「留学しない家族と同じホテルに滞在したい」「通学スタイルで現地生活を楽しみたい」「宿泊先は自分で選びたい」など、柔軟な生活設計を重視する方にぴったりの選択肢です。
学校の雰囲気や立地、カリキュラムの特徴を参考に、自分のライフスタイルに合う留学先を見つけましょう。
First English Global College(セブ・マクタン)
First English Global Collegeはセブ・マクタン島のマクタンニュータウン内にある日本人経営の語学学校です。
通学プランに対応しており、1日4コマ~最大8コマの授業を受講することができます。
カリキュラム内容は留学前の事前カウンセリングでスタッフと相談し、それぞれの目的にあった内容にカスタマイズすることができる学校です。
親子留学がとても人気で、毎年夏休みシーズンには多くのご家族が留学している学校です。
▶ First English Global Collegeの詳細はこちら
BAI Hotel Campus Language Center(セブ市内)
BAI Hotel Campus Language Centerは、セブ島の韓国人経営の語学学校です。
セブ島のBaiホテル内にキャンパスがあり、セブ市内・マクタン島どちらにもアクセスしやすい立地で、シニア層や親子留学に人気です。
▶ BAI Hotel Campus Language Center の紹介ページを見る
Enderun Colleges(マニラ・タギッグ)
Enderun Collegesはフィリピンの首都マニラにある韓国人経営の学校です。
ビジネス英語や高度な英語力を求める方におすすめの環境です。
通学プランを選ぶ際の注意点
通学型プランは滞在先の自由度が高く、自分のライフスタイルに合わせた留学が実現できる反面、学校が提供する生活サポートを受けられないという特性があります。
とくにはじめてのフィリピン滞在や海外生活に不慣れな方にとっては、生活の中でのちょっとしたトラブルや不安がストレスにつながることも少なくありません。
現地生活にある程度の自信がある方、または現地に家族や知人がいる方に向いているプランです。
交通手段の確保と治安への配慮
通学型では自分で毎日の通学手段を用意する必要があります。
徒歩圏内であっても、地域によっては夜間の移動に不安があるケースも。
滞在先と学校の位置関係を事前に地図で確認し、安全なルートを確保しましょう。
万が一のトラブルや緊急時の備え
自己手配の宿泊施設を利用する場合、生活に関するトラブルは学校の責任範囲外になるため、トラブル発生時に学校からのサポートは原則受けられません。
海外では宿泊施設の不備等、問題が多発するケースもございますので、ご自身で解決できる、という方以外は学校の宿泊施設を利用することをおすすめします。
通学プランが向いている人・向いていない人
- 向いている人: 海外での生活経験がある/現地に家族や知人がいる/自由な滞在スタイルを希望している
- 向いていない人: はじめての海外留学/生活支援を希望している/サポートを重視したい
まとめ|滞在の自由度を重視したい方へ
通学型のフィリピン留学は、自分で宿泊施設を選びたいという方にとって、非常に魅力的な選択肢です。
今回ご紹介した3校(First English Global College/BAI Hotel Campus Language Center/Enderun Colleges)は、いずれも通学に対応しており、自由なスタイルで質の高い英語教育を受けられます。
フィリピン留学や通学プランについてもっと知りたい!という方はぜひファーストイングリッシュまでお問い合わせください。
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