「フィリピン留学=安さ最優先」で選んで後悔?注目すべき3つのポイント

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「フィリピン留学は欧米より安い」と聞いて留学を決めた方の中には、現地に到着してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔する人も少なくありません。

実際、授業内容や寮の快適さ、生活環境などを考慮せずに、価格を最優先した結果「フィリピン留学は失敗だった」になってしまうケースがあるのです。

ここでは、そうした失敗を避けるために「費用以外に注目すべき3つのポイント」をわかりやすくご紹介します。

 

ポイント①|授業数とレッスン形式は「安いコースほど要注意」

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留学費用を抑えるために、できるだけリーズナブルなプランを選びたいという方は多いでしょう。

ですが「料金が安いから」と選んだコースが、マンツーマン授業が少ない・授業時間が極端に短い構成だったというケースは少なくありません。

授業数とレッスン構成は、あなたの留学の成果を大きく左右する要素。
価格だけで判断すると、「学習時間が圧倒的に足りなかった」と後悔することにもなりかねません。

1.マンツーマンが少なく「話せる実感が持てなかった」

フィリピン留学の大きな魅力は、他国に比べてマンツーマン授業の比率が高いことです。

しかし安価なコースではグループ授業が中心となり、1日1〜2コマしかマンツーマンがない場合もあります。

英語は「話してこそ伸びる」スキルです。アウトプットの場が少ないままでは、語彙や文法の知識は増えてもそれを実際に使う力が育たないまま終わってしまうリスクがあります。

2.授業数が少なく、自由時間を持て余す

「1日3〜4コマで午後は自由」といったコースも存在します。授業数が少ないほど留学費用は安くなりますが、「学びに来たはずなのに時間を持て余してしまった」「午後はスマホや動画ばかりで、結局ほとんど勉強しなかった」という声も実際にあります。

特に短期留学の場合、限られた時間をどう使うかが成果を左右します。
遊び中心の留学が目的であれば問題がありませんが、「少ない授業」では本来の目的が果たせないこともあるのです。

3.目的に合った授業構成かをしっかり確認

大切なのは、「とにかく安いから」と価格だけで選ぶのではなく、自分の英語力・目標・学習スタイルに合った授業構成かどうかを見極めることです。

たとえば「会話力を集中的に伸ばしたい」という人はマンツーマンの比率が高いコースをを選ぶのが効果的です。

授業数・レッスン形式・1日の過ごし方は、留学生活の中心になります。

“安さ”ではなく「自分に必要な学びが得られるか」という視点でコースを選ぶことが、失敗しないフィリピン留学の第一歩です。

ポイント②|価格差のカラクリは「寮の質と部屋タイプ」にある

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「この学校は安い!」と感じたとき、見逃しやすいのが寮の設備グレードや部屋タイプによる差です。

授業料が安くても、生活環境にストレスが多ければ勉強に集中できず「フィリピン留学が失敗」になりかねません。

留学費用を比較する際は、授業以外の生活面も総合的に見る必要があります。

1.寮の建物構造や管理体制で住み心地が大きく変わる

フィリピン留学で「格安」とされる学校の多くは、コストを抑えるために築年数の古い建物を寮として流用していることがあります。

改装の程度によっては問題ない場合もありますが、設備が老朽化していたりメンテナンスが不十分なケースでは、日常生活にストレスを感じやすくなります。

例えばシャワーの水圧が極端に弱い、お湯が出ない、網戸が破れていて蚊が入る、クーラーが古くてうるさい、というようなトラブルは少なくありません。

なかには「ゴミやホコリが気になる」といった声も聞かれます。

一方でホテルをリノベーションして運営されている寮の中には、非常に快適で清潔感のある環境を整えているところもあります。

見極めのポイントは、見た目の価格だけでなく、施設のメンテナンス状況や生活設備の使いやすさです。

「安いから」と寮の質を見落とすと、滞在全体の満足度に大きな差が出る可能性があります。

2.多人数部屋はコストを抑えられるが、快適さを犠牲にすることも

部屋の人数構成は留学費用に直結する大きな要素です。

4人部屋や6人部屋は1人部屋に比べて月に5万円~10万円以上安くなることもありますが、その分生活の自由度やプライバシーが大きく制限されます。

例えばルームメイトの生活リズムと合わない、音や照明が気になる、洗面所やトイレが混雑する、などの不便を感じることがありストレスが積み重なると学習のモチベーションにも影響します。

「どうしても費用を抑えたいから6人部屋で…」と妥協した結果、勉強に集中できず後悔するケースも少なくありません。

もちろん他の人との交流を楽しめる方や、ある程度の騒音や共有を気にしない方にはメリットもありますが、他人との生活が少しでも気になるのであれば、自分に合った部屋タイプかを慎重に判断する必要があります

特に一番安い6人部屋を選ぶ際には注意が必要です。

3.食事のクオリティも生活満足度に直結する

寮費が安い学校では、食事の質やバリエーションも削られがちです。

メニューが単調だったり、味付けが濃すぎる・油っこいなど、日本人の口に合わない食事が毎日続くことで、食欲が湧かず体調を崩す方もいます。

現地での“食の環境”は、学習の継続や健康管理にも大きく影響するので見落とせない比較ポイントです。

結果的に外食が増えたりすることで追加費用が発生し、「最終的には高くついた」という声も。

料金表に記載されている食事付きの内容も、事前に具体的に確認することが大切です。

ポイント③|学習環境や周囲のモチベーションも見逃せない

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「安いから」という理由だけで学校を選んだ結果、学習に集中できない環境だったという後悔は珍しくありません。

特に格安の学校では、費用の安さを求めて集まってくる生徒の中に、「英語学習が主目的ではなく、安く海外生活を体験したい」という人が一定数いるのも現実です。

そのような環境では、真剣に勉強に取り組みたい人にとっては大きなストレスになりかねません。
英語力を伸ばすためには、自分のモチベーションだけでなく周囲の雰囲気も重要な要素になります。

1.周囲の雰囲気が学習意欲に影響する

ルームメイトやクラスメイトの行動は、想像以上に自分の学習姿勢に影響します。

例えば、「夜遅くまで部屋で動画を見ている」「連日観光やパーティーに出かけている」など、学習への意識が低い生徒に囲まれていると、ついペースを崩してしまうこともあります。

「みんな遊んでるし、まあいっか…」と学習から離れてしまうのは、誰にでも起こりうること。
周囲の環境が意欲を支えてくれるか、それとも引っ張られてしまうかは留学の成果を大きく左右します。

2.「校風の違い」で後悔するケースも

フィリピンの語学学校にはさまざまな校風があります。

「自由な校風」を掲げている学校では、授業出席の義務がゆるく自習や夜間の過ごし方も完全に任されているケースが多くあります。

その自由さが「留学っぽくて楽しそう」と感じられる反面、学習習慣が身につかず、気づけば語学力も思ったほど伸びなかったという結果になってしまうことも。自由=自律が求められるという点を理解しておくことが必要です。

格安校でもセミスパルタやスパルタタイプを採用している学校は、真面目に勉強したい生徒が集まる傾向がありますので、重要視するポイントです。

3.真剣に学びたい人は「雰囲気重視」で学校を選ぶべき

英語力をしっかり伸ばしたい人にとっては、周囲の学習モチベーションが高いことは極めて重要です。

「自分だけ頑張っている」という環境では、続ける気持ちを維持するのが難しくなります。

逆に同じような目的を持った仲間と切磋琢磨できる環境では、自然と自分のモチベーションも高まり成果にもつながります。“誰と学ぶか” “どんな雰囲気の中で生活するか”は、授業内容と同じくらい重視すべきポイントです。

見学動画や口コミ、カウンセリングなどを通じて事前にその学校の雰囲気をしっかり確認し、自分の目的とズレのない場所を選ぶようにしましょう。

まとめ|安さより「結果が出るか」で選ぶのが後悔しない留学の第一歩

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「できるだけ費用を抑えたい」という思いは当然のことです。

しかし留学は単なる出費ではなく、自分自身への“投資”です。
目先の安さだけで選んでしまうと、授業数が足りなかったり寮環境が合わずストレスを感じたりと、結果として満足できないケースも少なくありません。

大切なのは「この留学で何を得たいか」「快適に学び続けられる環境か」をしっかり見極めること。

私たちファーストイングリッシュは、授業数・講師の質・寮の快適さ・コース設計・生活スタイルとの相性まで含めたご提案を行っています。

「費用を抑えつつ、しっかり成果も出したい」「安いけど失敗したくない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

経験豊富な留学カウンセラーが、あなたの目的や学習スタイルに合った最適な学校・プランをご紹介します。

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