フィリピン留学中の観光におすすめ!フィリピンの世界遺産6つ

アンコールワットにモンサンミシェル、世界遺産と聞けば誰もが一度は行ってみたいと思いますよね。そんな世界遺産がフィリピンにも数多くございます。

そこで今回はフィリピン留学に一度は訪れたいフィリピンの世界遺産を6つご紹介いたします。

ハミギタン山岳地域野生動物保護区

 

まず1つ目の世界遺産はハミギタン山岳地域野生動物保護区です。

ミギタン山岳地域野生動物保護区は2014年にユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録されています。

フィリピン南東部ミンダナオ島にあるハミギタン山地にある野生生物保護区。約2万6千ヘクタール、高温多湿な気候と標高差が海抜75m~1637mもあり、希少な野生生物が数多く生息しています。

低地には深い森林が広がり、高地には地衣類やコケがよく繁茂し、標高に応じて異なる陸生生物・水生生物が豊かな生態系を育んでいます。

ハミギタン山岳地域野生動物保護区の魅力!

ハミギタン山岳地域野生動物保護区の魅力はなんといっても約1380種の野生生物が生息しているところです。

その中でも341種がフィリピンの固有種で、ハミギタンでしか確認できない生物が8種類もいます。絶滅危惧種のフィリピンワシ、フィリピンオウムなどの鳥類、レッドラワン、パフィオペディルム・アッドゥクツムの植物などの希少など多様な生物が生息しています。

ここでしか見ることのできない生物は必見です!

神秘的空間!プエルト・プリンセサ地底河川国立公園

 

プエルト・プリンセサ地底河川国立公園はフィリピン・パラワン島のプエルト・プリンセサの地下にある鍾乳洞です。鍾乳洞の中を地底河川が流れており、世界的にも非常に珍しい地底河川国立公園として、世界遺産に登録されているスポットです。

プエルト・プリンセサ地底河川国立公園は航行可能な地底河川としては世界で最も長い地底河川で8.5kmにも及びます。洞窟内部はボートで見学することができます。ボートマンがガイド役も兼ねて説明してくれるので、予備知識がなくても楽しむことができるおススメスポットとなっております。

ボートツアーでは1.5kmまでですが、地底世界の壮大なツアーが楽しむことができます。

しかし、見学する際は事前の予約が必要ですのでご注意ください。

パラワン島について

プエルト・プリンセサ地底河川国立公園のあるパラワン島はフィリピンを代表する観光スポットの一つです。旅行WEBサイトトリップアドバイザーの「アジアのベストアイランドトップ10」でも第9位に選ばれています。

また、米旅行情報誌『Condé Nast Traveler』が主催する「世界最高の島」では2015年最も美しい島にパラワン島が選ばれるほどの島です。

 

ちなみにパラワン島(Palawan Island)はフィリピンの南西部にある島です。

フィリピンで5番目に大きい島で、島がそのままパラワン州を形成していることもあり、フィリピンで一番大きい面積を持つ州となります。

約1780島もの小さな島々でパラワン州は形成されていて、主な都市はプエルトプリエンサです。

他の島々はとても静かで、その中には行くことすら困難な島がいくつもあります。そこには信じられないほど豊富で美しい自然があります。

フィリピン最後の秘境と呼ばれているほど手つかずの自然が残っている。

パラワンは昔ながらの伝統的な良さと、のんびりゆったり過ごすことができるホテルも充実しています。世界一と称される美しい自然に溢れる島です。

フィリピン留学をしている学生たちが週末の旅行先として訪れる人気のスポットです。

3.スキューバダイビングの名所!トゥバタハ岩礁海中公園

ダイビング②

 

フィリピン諸島の南西、パラワン島の東約180km、スールー海にあるトゥバタハ岩礁海中公園は、2つの岩礁とその一帯の海に広がる珊瑚礁の保護を目的として設置されました。ここは1993年にフィリピン初の世界遺産(自然遺産)に登録され、2009年には、その登録範囲を拡大し、トゥバタハ岩礁自然公園となりました。

カツオドリなど多くの海鳥が生息する、北の岩礁ノース・リーフは、「バードアイランド」と呼ばれています。また、灯台がある南の岩礁サウス・リーフは「ライトハウス」とも呼ばれています。

東南アジアで最大とも言われる珊瑚礁が広がるこの海域では、300種を超えるサンゴや絶滅危惧種のタイマイなどが生息しています。美しい海に潜ると、ギンガメアジやバラクーダの群れ、マンタの名で親しまれるオニイトマキエイや、ウミガメの仲間など、さまざまな生物を観ることができます。

トゥバタハ岩礁海中公園への行き方は?

トゥバタハ岩礁海中公園へ行く方法ですが、パラワン島プエルトプリンセサから船で約九時間で行くことができます。

マニラ及びプエルトプリンセサからクルーザーによるツアーが出ていますのでそれを利用します。移動にかなり時間がかかりますが、一度は行きたいおススメのスポットです。
但し、一帯は季節風が強く吹くところなので季節は3月から6月までに限られます。

16世紀の教会!バロック様式教会群

バロック様式教会群はスペイン統治下にあった16世紀フィリピンに建てられた4つの教会です。
1993年に世界文化遺産に登録されました。ヨーロッパのバロック建築の影響を受けた石造の教会で、1つ目は1571年に建てられたフィリピンで最初のキリスト教教会であるマニラのサン・アグスチン教会。2つ目は1710年に建てられた「地震のバロック」とも呼ばれるフィリピン、パオアイにあるサン・アグスチン教会。3つ目は1765年に建てられたフィリピン、サンタ・マリアにあるアスンシオン教会。4つ目は要塞の機能も兼ね備えたフィリピン、パナイ島にあるビリャヌエバ教会。これら4つの教会をバロック様式教会群と呼びます。
ちなみにフィリピンはアジアで唯一のキリスト教の国で、人口の約90%がキリスト教信者だと言われています。

マニラの教会がおすすめ

マニラにはフィリピンのバロック様式教会群のひとつサン・アグスチン教会があります。

なかでもサン・アグスチンは1587年〜1606年に建築されたフィリピンで最も古い教会になります。サン・アグスチンはイントラムロスという地区にあります。イントラムロスは16世紀にスペイン人によって建てられました。

マニラの最古の地区には、その他にもマニラ大聖堂やイントラムロス最古の歴史を誇る『サン・ディエゴ堡塁』などイントラムロスは名所がたくさんあります。マニラを観光される際はお勧めです。

スペインの街並み!ビガン歴史都市

ビガン歴史都市はマニラの北、約400kmにあるルソン島の北部16世紀のスペイン統治時代の街並みが今も残る古都です。1999年、世界文化遺産に登録されました。

ビガン歴史都市は16世紀のスペイン統治下のフィリピンで栄えました。スペイン統治下においては、商業、貿易の拠点として栄え、運良く第二次世界大戦中は戦火を逃れたことで大航海時代のスペイン風な街並みがそのまま残っています。

ビガン歴史都市はアジアに残るスペイン統治都市の中で、最も保存状態が良いと言われています。街並みもユニークで、スペインはもちろん、中国やラテンアメリカの影響も受けていると言われています。

魅力的な町並みで多くの観光客が訪れる人気スポットです。

ビガン歴史都市のおすすめポイント

ビガン歴史都市のおすすめポイントは、まずシンボル的な存在の「セント・ポール大聖堂」です。セント・ポール大聖堂は街の中心部にある美しく真っ白な大聖堂で、昼も夜も素敵な表情を見せてくれます。その他にもセント・ポール大聖堂や州庁舎に囲まれた広場である「サルセード広場」では美しい噴水ショーを見ることができます。

絶景!コルディリェーラの棚田群

コルディリェーラの棚田群はフィリピン、ルソン島北部に広がる世界最大規模の棚田地帯です。

コルディリェーラの棚田群はイルソン島北部の山脈に居住する、フガオ族の人々が2,000年にわたって造り上げてきた総延長20,000kmに及ぶ棚田です。コルディリェーラの棚田は、その美しさから天国へ昇る階段とも言われています。

1995年に世界文化遺産に登録されました。美しい棚田をトレッキングしたり、温泉に行ったりする事が出来ます。

この棚田を作り上げたイフガオ族と棚田は密接な結びつきがあり「イフガオ族のフドゥフドゥ詠歌」も無形文化遺産に登録されています。

コルディリェーラの棚田群までの行き方

コルディリェーラの棚田群はマニラの北250kmに位置します。

首都マニラからバナウェまではバスで約10時間、そこからローカルのトライシクルに乗り換えで約1時間、更に徒歩で2時間で到着します。

まとめ

フィリピンの世界遺産をご紹介しましたがいかがでしょうか。どれも一度は訪れたい場所ですよね。

留学中は祝日等で連休になることもございます。そんなときは留学先で出来たお友達とフィリピンの国内旅行に行くのも良いでしょう。勉強の息抜きにもなります。

フィリピンに留学された際はぜひ観光も楽しんでくださいね!